一昨日分の報告で、
再び感染者数が跳ね上がった
韓国ですが。
昨日の報告ではどうだった、
かと見てみると。
昨日、
新たに確認された感染者は125人。
そのうち
市中感染者が110人(前週比0.75倍
海外流入組が15人(前週比0.53倍
という具合で。
先週分の報告と比較すると、
一昨日の報告が0.94倍だったのに比べて。
いくらか数字が下がったように見えます。
ただこれ、
先週17日分の報告では、
市中感染者が145人。
と
かなり増えていたので。
それと比較して、
感染傾向が鈍化している、と判断できるか、
というと……
先週の平均値が、
1日あたり市中感染者114人ですから。
ここと比べると、
だいたい1倍。
感染鈍化傾向が継続している、
とは
言いがたい数字ですかねぇ……
・
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・
韓国では、
今月末から来月頭、初旬に掛けて。
ざっと1週間近くの連休になるそうで。
韓国政府防疫当局は、
そこでの人的移動、接触機会の増加、感染の拡大、
を警戒して、
いまだに、
社会的距離の要請レベルを緩めていないのですけど。
どうも、
連休に入る前に、
早ければ
今週末にも、
何か
大きな動きがありそうな。
そういう状況になってきましたねぇ……
うーん……
韓国内で
人的接触機会が増大するような、
何か特別なイベントがあった、とか。
そういう情報は聞いていないのだけど。
どうして、
感染状況に変化が起きたのかなぁ。
原因が、
さっぱりわからん。
この前、
今月の20日に首都圏での
社会的距離の規制を緩和してから。
まだ
1週間経過していませんよ。
なので、
今の感染拡大兆候は、
社会的距離の緩和措置が執られる前に、
すでに始まっていた。
と
見なせる結果なんですよねぇ。
緩和した影響は、
この後、
今月末くらいから出てくる、見込みです。
そうなると、
先行きの見通しは、
さらに暗くなりますねぇ……
韓国の新規コロナ感染者125人 2日連続で100人超え
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から125人増え、計2万3341人になったと発表した。市中感染が110人、海外からの入国者の感染が15人だった。
今月に入って感染拡大の勢いはやや収まり、1日当たりの新規感染者数は20日から22日まで3日続けて2桁台を維持していたが、23日(110人)に続き2日連続で再び3桁台となった。人の移動が多い秋夕(中秋節)の連休(9月30日~10月4日)を控え感染拡大の抑制が緊要となっている中での感染者増加傾向に、防疫当局は緊張を強めている。
新たに確認された市中感染者110人を地域別にみると、京畿道が43人、ソウル市が39人、仁川市が10人と、首都圏が92人を占めた。首都圏以外では釜山市が7人、江原道と慶尚北道がそれぞれ2人、大邱市、大田市、忠清北道、忠清南道、全羅北道、慶尚南道、済州道がそれぞれ1人。
主な感染事例をみると、ソウル市では永登浦区のスーパーマーケット(23日正午までに感染者計6人)と証券会社(同5人)に関連した感染者が新たに確認された。江南区の住宅・商業複合施設に関係した感染者はこれまでに41人確認されている。
また、ソウル近郊の京畿道高陽市では精神障害者の生活施設で起きた集団感染が広がっている。同市などによると、23日に入居者10人が新たに陽性と判明し、感染者の累計は38人に増えた。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認された15人のうち、5人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの10人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から5人増え、計393人。韓国国内の平均致死率は1.68%となっている。23日の検査件数は1万2100件だった。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
中央災害安全対策本部「秋夕連休まで1週間…
距離措置緩和は利益よりも流行拡散リスクの方が大きい」新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡散遮断のための非首都圏の社会的距離措置(ソーシャル・ディスタンシング)レベル2が、27日まで延長される。約1カ月で1日の新規感染者数が二桁台にまで減るなど、拡散傾向が多少落ち着いてきてはいるものの、秋夕(チュソク。旧暦8月15日の節句)連休を過ぎて再び大きな流行に広がりうる火種が、全国各地で依然として残っているためだ。
20日、中央災害安全対策本部(中対本)は、同日までとなっていた非首都圏の距離措置レベル2を、首都圏と同様に1週間延長すると明らかにした。中対本のパク・ヌンフ第1次長はこの日のブリーフィングで「感染経路『調査中』の割合と防疫網内で管理できている割合を考慮すると、地域社会での潜伏感染がなお存在する可能性が高い」とし「秋夕特別防疫期間(28日~10月11日)を前に距離措置を1週間緩和することは、利益より混乱と流行拡散のリスクだけを高める可能性が高い」と説明した。これにより屋内50人以上、屋外100人以上の対面会合、クラブ・カラオケボックス・ビュッフェなどの11種の高危険施設の営業禁止が継続される。
中央防疫対策本部(防対本)の集計によると、20日午前0時現在、過去24時間で新たに確認された感染者は82人で、先月13日(56人)以来38日ぶりに二桁台へと下がった。この2週間(6~19日)の非首都圏の1日平均の新規感染者数は29.7人で、その前の2週間(66.7人)に比べ半分以下に減少した。首都圏(91.3人)に比べれば、比較的安定的な発生規模だ。しかし、新たな集団感染が雨後の筍のように続いており、感染経路の不明な患者の割合も27.4%(6~20日)にまで増えている。
加えて秋夕連休までわずか1週間しか残されていないため、少しの間でも防疫レベルを下げれば、COVID-19再拡散抑制の手綱が緩むのではないかと懸念されてきた。全羅北道や釜山(プサン)、大邱(テグ)などでは、自主的にレベル2を27日まで延長すると発表している。その後、来月11日までは秋夕特別防疫期間だ。パク・ヌンフ第1次長は「秋夕は、この秋の再流行かレベル1への引き下げかを決定付ける重大な分水嶺」だとし「同期間はソーシャル・ディスタンシングをもう少し強化する予定で、今週中に詳細な内容を発表する」と述べた。
一方、これまで全面遠隔授業を実施してきた首都圏の学校は、21日から2学期初となる登校授業を開始する。ただし、来月11日までは「強化された学校密集度最小化原則」が適用されるため、全生徒の3分の1(高校は3分の2)のみが隔日または隔週で登校する。全面的な遠隔授業期間中も毎日登校していた高校3年生も、これからは登校授業と遠隔授業を並行する。
非首都圏の学校も、来月11日までは「3分の1登校」原則が適用されるが、地域によっては学校密集度を3分の2にまで緩和できる。原州市(ウォンジュシ)を除く江原道、大邱、慶尚北道、済州道などは、教育部との協議を経て、3分の2の密集度を適用する方針だ。教育部はリアルタイム朝・終礼の実施、双方向授業の拡大などの代案を提示しているが、遠隔授業の長期化による影響を防ぐには不十分という懸念が出ている。秋夕連休後、感染症の状況に伴って登校授業をさらに増やせるかがカギとなる。