これさ、
まさにこういう事件が起こりえるだろう、
というのは、
以前から判りきっていたわけで。
でも、
それを隣国の大統領『文在寅』は判っていたくせに
放置し続けてきた、
その結果、
起きるべくして起きた事件なんですよね。
だから、
狂気の文オジサンにとっては、
『だから何? 今更何が問題だと言っているの?』
程度の認識しかなくて。
それでも韓国世論が大騒ぎするので、
何か適当なコメントを出しました。
という体裁。
韓国メディアと、
韓国政治家は、
その点を一切指摘していませんけど。
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要は
休戦中の国境警備の警備要員を減らしてきたツケ。
警備手薄にすれば、
当然、
北朝鮮側からの入国と同時に、
韓国側から北朝鮮側への出国も容易になるわけで。
すでに、
数ヶ月前に、
韓国内で犯罪を犯した人間が、
北朝鮮側に脱出した事例があるわけですよ。
この時点で、
再発の可能性は容易に想像できたわけで。
再発防止のために、
警備体制を抜本的に改め強化するべき、
だったのに。
それをせずに放置してきた結果、
今回の事件に至っているわけです。
これは、
北朝鮮の蛮行ではなく、
ひとえに
韓国政府の杜撰な対応の結果、
起きるべくして起きた事件なんですよねぇ。
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その点は、
北朝鮮側から韓国政府に送ってきたメッセージにも書かれていて。
このメッセージをして、
韓国側と日本メディアは、
『北朝鮮の謝罪』と取り上げていますけど。
メッセージの内容を読めば判りますが、
北朝鮮・金委員長は、
大きな騒ぎになってしまった点については
騒ぎを起こしてしまった責任について謝っていますけども。
国境
(そういう表現が適当か議論の余地がありますけど、
(北朝鮮の文面に合わせて、ここではそう表現します
警備について、
北朝鮮は正当な権利を行使しただけで、
非難されるような謂われは一切無い。
今後は、
無用な誤解を起こすような行為は慎み、
情報公開を徹底する
と。
そう書かれていて。
国境を越えてきた不法侵入者に対する措置が間違っていた、
とは。
一切書かれていないどころか、
北朝鮮国境警備隊措置を非難する韓国側の主張を
何の権利があって北朝鮮を批判しているのか、
と
逆に非難しています。
加えて、
韓国側の杜撰な警備が問題の原因だ、とも暗に指摘していますし。
これ
文面を読み込めば明らかですが。
その点について、
メッセージを受け取った
狂気の文オジサン、韓国政府は、
これに対して、
いつもの『黙り』を貫き。
どういう対応をするのか、態度を一切表明していません。
『対応が難しい』とか
意味不明なコメントを出しているだけです。
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今回の事件ではハッキリと伝わってくるのは、
朝鮮半島の南北関係において、
主導権を握っているのは北朝鮮で。
韓国側は、
北朝鮮の意向に忖度するだけの、
両者の格付けが
ほぼ終了しているのだな、
という。
北朝鮮と
韓国というか狂気の文オジサンの力関係が、
はっきりと露呈した、
点ですかね。
これは、
韓国民にとって屈辱的な事実なので。
韓国メディアは一切触れていませんけど。
北朝鮮が送ったメッセージと、
それに対する韓国政府、狂気の文オジサンの対応を見る限り。
両者の力関係、
というより『序列』は決定的で。
これは、
今回の一事は、
ひょっとすると
今後の朝鮮半島情勢に関して、
大きな転換点となるかもしれません。
<失踪韓国公務員銃撃>「北朝鮮、漂流経緯を質問後に銃撃…その場でガソリンをまいて焼いた」
北朝鮮が軍の指揮系統により、海上で40代の韓国人公務員A氏を襲撃し、その場でガソリンをまいて焼いたという情況が明らかになった。
韓国軍の関係者が「(北朝鮮関係者が)射撃後に防護服とガスマスク着用した状態で遺体に接近し、ガソリンをまいて焼いた」とし、最低限の葬儀を行ってから火葬したわけではないと24日、明らかにした。
A氏を発見した北朝鮮は船で接近してガスマスクを着用した状態で一定の距離を取り、A氏の漂流経緯を確認して越北に関する陳述を聴取したものとみられる。また、軍関係者は「22日午後9時40分頃、銃撃が起きたとみられる」とし「何発撃ったかは推定も困難」と述べた。
続けて、軍の監視装置で観測された炎で、遺体が焼かれたことを確認したと発表した。軍関係者は「22日午後10時11分頃、延坪(ヨンピョン)島の軍監視装置が炎を観測したが、北朝鮮軍が遺体に接近して燃やした情況とみられる」とし「遺体の残骸が海上に残っているかはNLL(北方限界線)以北のため確認できない」と付け加えた。
韓国軍はまた、銃撃について北朝鮮に事実関係の確認を求めたが、回答がなかったと述べた。また、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)防疫措置により境界の内側に入れば無条件に射撃するものと判断されると明らかにした。
韓国政府は21日、西海(ソヘ)NLL近くの海上で漁業指導船に乗船中、行方不明になったA氏が北朝鮮軍の銃撃を受けて死亡したことが確認されたと23日、明らかにした。
韓国軍がA氏の自主的に北朝鮮に渡った可能性が高いと判断した中、同僚の公務員はその可能性は低いと口をそろえた。野党も政府の発表に疑問を提起している。A氏は、2人の子供を持つ平凡な40代の家長で、日ごろから特に変わった点はなかったという。
文大統領「国民を脅かす行為に断固対応」…公務員銃撃事件には言及せず
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国軍の日記念式に出席し、軍に警戒および対応態勢の強化を注文する一方、国民の生命と安全を脅かす行為に断固対応する方針を明らかにした。ただ、仁川(インチョン)延坪島(ヨンピョンド)沖で行方不明となった公務員が殺害された事件には言及しなかった。北朝鮮にも一度も触れなかった。
文大統領は25日、第72回国軍の日記念式に出席し、「今年は鳳梧洞(ボンオドン)・青山里(チョサンリ)戦闘勝利100年となる年」とし「我々の力で誰も見下げられない強い安全保障体制を整えてこそ、平和を築き、守り、育てることができる。政府と軍は警戒態勢をさらに強化する一方、国民の生命と安全を脅かすいかなる行為にも断固対応することを国民に約束する」と述べた。
文大統領はこの日、軍の新型コロナウイルス感染症防疫および集中豪雨被害復旧支援を称えた。第4次産業革命時代を迎え、新型偵察衛星・長距離ミサイル・戦闘機の開発などスマート国防の実現も強調した。
国会に提出された2021年度国防予算が今年度比5.5%増の52兆9000億ウォン(約4兆7670億円)という点にも言及した。文大統領は国産先端武器システムの確保して国内防衛産業の育成するほか、義務服務兵士の給料を増やして団体保険制度を導入する予定だと強調した。
<北朝鮮通知文全文>「起きてはいけないことが発生、安全対策講じる…非常に申し訳なく思う」
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は25日、韓国海洋水産部公務員のイさん(47)射殺・遺体き損に関連し「文在寅(ムン・ジェイン)大統領と南側同胞に大きな失望感を与えたことに対して非常に申し訳なく思う」と伝えた。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の徐薫(ソ・フン)国家安保室長はこの日、通知文を公開した。
次は通知文の全文。
『青瓦台宛
貴側が報道した通り、22日夕方、康リョン郡金洞里(カンリョングン・クムドンニ)沿岸水域で正体不明人員1人がこちら側の領海深く不法侵入し、わが軍人によって射殺(推定)される事件発生した。
事件経緯を調査したところによると、こちら側の該当水域警備担当軍部隊が漁労作業中の水産事業所副業船から正体不明の男1人を発見したという申告を受けて出動し、康リョン半島前のこちら側の沿岸に浮遊物に乗って不法侵入した者に80メートルまで接近して身分確認を要求したが、最初は1~2回大韓民国の誰それだとごまかしてずっと返事をしなかったとのことです。
こちら側の軍人の取締命令に口を閉じて応じないため、さらに接近して2発空砲を撃つと、すぐに驚いてうつ伏せになり、正体不明対象が逃走するような状況になったとのことです。
一部軍人の陳述によると、うつ伏せになって何か体にかぶろうとする行動したようだとも話しています。
わが軍人は艇長の決心の下で海上警戒勤務規定が承認した行動準則により、10余発の銃弾で不法侵入者に対して射撃し、この時の距離は40~50メートルだったとのことです。
射撃後は何の動きも音もなく、10余メートル接近して確認の捜索をしたが、正体不明侵入者は浮遊物の上におらず多量の血痕が確認されたとのことです。
わが軍人は不法侵入者が射殺されたと判断し、侵入者が乗っていた浮遊物は国家非常防疫規定により海上現地で焼却したとのことです。現在までわが指導部に報告された事件転末に対する調査結果は以上です。
われわれは貴側軍部が何の証拠を基にわれわれに不法侵入者取締と取締過程の説明に対する要求もなく、一方的な憶測で蛮行、応分の対価のような失礼かつ対決的色彩の強い語彙選んで使うのか、大きな残念を表さざるを得ない。
わが指導部は起きてはいけないことが発生したと評し、このような不祥事が再発しないように海上警戒監視勤務を強化し、取締過程のささいな失敗や大きい誤解を呼びかねないようなことがないよう、海上での取締の取り扱い全過程を収録する体系を整えるよう指示しました。
われわれは南北の間の関係に面白くない作用がある事件がこちらの水域で発生したことに対して貴側に申し訳なく思う気持ちを伝えます。
わが指導部はこのような残念な事件により、最近少なくはあるが積み重ねてきた南北間の信頼と尊重の関係が崩れないように、さらに緊張して覚醒し、必要な安全対策を講じることに対して繰り返し強調しました。
国務委員長金正恩同志は、そうでなくても悪性ウイルスの病魔の脅威に処した南側の同胞に助けの手どころかわれわれの水域でかんばしくないことが思いがけなく発生して、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と南側同胞に大きな失望感を与えたことに対して非常に申し訳なく思う気持ちを伝えるよう話しました。
起きた事件に対する貴側の正確な理解を望む。
韓国外交長官「北のような閉鎖的な国は対応難しい…忍耐が必要」
韓国の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が25日、北朝鮮への対応について「忍耐が必要だ」という立場を明らかにした。
康長官はこの日、アジアソサエティーが第75回国連総会をきっかけに開催したテレビ会議で、韓半島(朝鮮半島)非核化と平和プロセスが後退したのではという司会者の質問に対し、「後退や前進は長期的な観点で判断しなければならない」とし、このように述べた。
司会者が韓国公務員銃撃事件に言及すると、康長官は「数日前のような事件が発生するたびに私たちの(対話)用意と好意、忍耐心が弱まるが、私たちは長期的に平和的接近方式を維持しなければいけない」と話した。
康長官は「この非常に閉鎖的で孤立した国を相手(engage)にするのは非常に難しく挫折が多い」とし「多くの忍耐が必要だ」と述べた。