これ、
以前に、
看護士のボーナスカットで大騒ぎになった、
東京女子医大ですねぇ。
あの時、
突如、資金繰りがなんとか目処が付いた、とか言い出して。
看護士に例年通りの賞与支給が決定したので。
いったい、
何が起きたのだ、と思っていましたけど。
こういう事だったのですねぇ。
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施設設備については、
去年からもっぱら学生が使う教育棟を立て替えして、
新しく立て直していましたので。
それの立て替え費用分が新年度から値上がりする、
ってことなんでしょう。
本来だと、
患者が病院を利用した時に支払う医療費でまかなう予定だったのだろうけど、
今年の新型コロナ肺炎騒動で、
感染防止のための費用がかさむ上、
来院する患者が激減して、
さらに、
これが来年も続くだろう、という見込みで。
収益が大幅に悪化。
学生に直接、負担がかかる形になってしまったのでしょうね。
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それでも、
東京女子医大は値上げできる部門を抱えているだけ、
まだマシな部類で。
地方の基幹病院だと、
患者激減と感染予防費用増で、
収益悪化して、
億単位で収入減となり、
この先の資金繰りの目処が付かないところが、
あるそうで。
それなら、
資金援助してどうにかすればいい、
というほど簡単でもない。とか。
先が見えないので、
『底なし沼』状態なんだとか。
このまま
年越ししたらどうなるんだろう……
東京女子医大、学費1200万円値上げ コロナで経営難:朝日新聞デジタル
ここなぁ……教育棟立て替えた直後にコロナ直撃で、資金計画が完全に狂ったんだろ。それでも値上げできる部門があっただけマシ。地方の基幹病院は外来半減で潰れそうなところあるからなぁ。
2020/09/28 02:36
東京女子医大、学費1200万円値上げ コロナで経営難
私立大学の医学部で学費を値上げする動きが出ている。東京女子医科大は2021年度の入学生について6年間で計1200万円上げる。コロナ禍による大学病院の経営悪化の影響などが指摘されている。
東京女子医大がホームページで公開している入学案内によると、6年間の学費は4621万4千円。広報担当者によると年間200万円の施設設備費の項目が新たに加わったという。値上げの詳しい理由はホームページでは示しておらず、取材にも回答していない。
河合塾が私立大医学部の20年度の募集要項などをまとめたところ、主な選抜方式で総額が最も高いのは川崎医科大(岡山県)の4736万5千円。今回の値上げで東京女子医大は21年度から、金沢医科大(石川県)を上回り2番目に高いところになりそうだ。