kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

よくやるなw ―― 「ディープフェイク職人」逮捕AVの顔すり替えた容疑

変なニュースが出てきたなぁ、
と。
思ったので
ブックマークを付けてみました。
これも時代の流れなのかなぁ(笑



私も、
仕事柄そっち系には多少の繋がりがあるので。
といっても、
AI学習、機械学習とかの方で、
ディープフェイクAVは
さっぱり知りませんでした。
そこで、
ちょっとネット検索してみましたが……
結構な
数が出回っているのですね(笑
なんというか、
『よくやるなぁw』ってのが
正直、
率直な、
嘘偽り無い感想です。
たぶん、
掛けた手間と結果が見合わないでしょ。
完全に『自己マン』の世界だよねw
まあ、
オタク同士で共感してくれる、
シンパシーを感じて、
惹かれ合って、
それで
話題が盛り上がる、とか。
ウケる、とか。
そういうネタにはなるでしょうけど。
商売として
手がけるのは……
割に合わないですねぇ。



結局、
合成画像を作るために、
計算学習させるための『正解』データ、
つまり、
アイドル当人の生身のデータ、
は手に入らないから。
写真とか映像とかの『素材』データが、
あらゆるパターン、
喜怒哀楽の表情から、
あいうえおの発音とか、
長音とか吃音とか濁音とか、の発音、会話に関する物から、
特殊な感情のパターンまで。
表情画像とそれに符合した音声データと、
とりあえず、
演出上必要となる演技をさせるための
アイドルの演技データ、が一通り必要なわけですよ。
これ、
ゲーム会社とかでCG作るときは、
実際に
俳優とかを雇って、必要なシーンの演技をさせて、
それを撮影して、
そこから、
CGモデルに落とし込みます。
今回の場合、
この俳優に演技させている演技モデルデータに、
AVなどの動画を使用していて。
その動きのデータつかって、
CGで精巧に作り出したアイドルCGを動かす、
ってことをやっているのでしょう。
で、
アイドルがどのように動くのか、
ってCGモデルデータを作るのに。
ディープラーニングで、
AIにアイドルの動きを学習させて、
CGモデルを作りあげた、
と。
作業の流れ的に、
順序を逆転して書いてしまいましたけど。
こういう作業の流れじゃないかな。



で、
こういうのって。
最初に
AI機械学習で作成したアイドルのCGモデル粗体が
どれだけ精巧緻密に出来ているか。
そこに全てかかってきます。
手間と時間と費用も、かかってきます。
ざっと
ネット上に拡散している
偽アイドルAV動画をみると……
顔の部分のデータを張り替えただけ、の物がほとんどで。
顔の部分だけ、
アイドル画像を貼り付けたような、
奇妙な映像になっています。
これ、
趣味の作品として
個人で見て満足するレベルの出来ですよねぇ。
音声については、
動画に掲載されていたアイドルの事を
そもそも知らないので
当人の音声に改変されていたのか、
AVで使用していた音声そのままなのか、
判別がつかなかったのですけど。
これを
『商品』として購入するのは、
よっぽどの物好き、かな。



今の技術レベルでは、
まだまだ
アイドル一人の粗体データを作るだけでも、
大量の時間と手間と金が必要になる……
それなりに破綻無く動かせる粗体データを
作成しようと思えば
それこそ数ヶ月作業になりますから。
これを商売にしようとしたら、
そうやって作ったモデルデータを使って
1タイトル1000本程度の売り上げで、
100タイトルくらいか、
そのくらい販売実績が見込める商品として。
データを使い倒していかないと、
割に合わないですよ。
アイドルCGデータの制作費が回収できないでしょうね。
AVメーカー0が、
CG使ってAV作らないのは、
デジタルデータで『人間』を作るよりも、
生身の人間に演技させた方が
はるかに安上がりで、短期間で効率よく
AV制作できるからです。



手間賃の収支を考えず、
『趣味の世界』で楽しむ分には。
どこまでも
手間をかけて作り込むことが出来るので。
楽しいのですけどねぇ(笑

 

 

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「ディープフェイク職人」逮捕AVの顔すり替えた容疑

 アダルトビデオ(AV)の出演者の顔を芸能人とすり替えた動画をインターネット上にアップしたなどとして、警視庁と千葉県警は、男2人を名誉毀損(きそん)と著作権法違反の疑いで逮捕し、2日発表した。こうした動画は「ディープフェイク」といわれ、ネット上にあふれているが、未然に防ぐ手立てがないのが実情だ。立件は全国初という。
 同庁によると、逮捕されたのは熊本市中央区の大学2年生林田拓海(21)と、兵庫県三田市システムエンジニア大槻隆信(47)の両容疑者。ネット上で「ディープフェイク職人」と呼ばれ、人工知能(AI)を使って精巧な偽動画を作製していた。林田容疑者は「金をもうけたかった」、大槻容疑者は「ネット上で評価を得るために作製した」などと供述しているという。
 警視庁保安課によると、林田容疑者は2019年12月~今年7月、AV出演者の顔を2人の女性芸能人とすり替えた動画を自身が運営する有料サイトに掲載し、不特定多数の人に2人が出演しているように印象づけて名誉を傷つけたほか、制作会社の著作権を侵害した疑いがある。大槻容疑者は今年4~7月、同様の動画を海外のサイトに載せ、別の2人の女性芸能人の名誉を毀損するなどした疑いがある。
 被害者がAVに出演しているかのように見せかけたことから、警視庁などは名誉毀損に当たると判断した。
 ネット上では、同庁が確認しただけで、女性芸能人約200人分、3500本以上のディープフェイクが公開されているという。