なんか、
最近は有名人、
各界で活躍した著名人の訃報ばかり
目にしているような気がします。
単なる
思い過ごしかとも思ったのですけど。
実際、
ネットで検索してみると。
毎週のように
誰かしらの訃報が出ていたりするのですよねぇ。
やっぱり
これ今の『時世』を象徴しているのですかねぇ。
いやだなぁ……
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学生時代、
この方のブランド『KENZO』の服は
憧れの品でした。
なんというか
ざっくりバッサリしたデザインで、
飾り気というものがほとんどないのに。
野暮ったくなく、
どこか柔和な品がある。
というのが
私の受けた印象で。
変に
気取っていないので着回しやすく。
何着もお世話になりました。
年齢を重ねてメタボ体型になってしまった後、
体型に合うものがなくて。
最近は、
ほとんど手にすることがなくなって
しまいましたけど……
それがまさか、
こんな形で。
その名を再び目にする日が来ようとは。
なんとも……
『祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり』
じゃないですけど。
つくづく感じ入ってしまいます。
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男も女も。
老いも若いも。
富める者も貧しき者も。
新型コロナは
容赦なく傷つけ命を奪っていきますねぇ。
高田賢三さん、新型コロナ感染で死去 世界的デザイナー、81歳
【パリ=三井美奈】世界的デザイナーの高田賢三さんが4日、パリ郊外の病院で死去した。AFP通信を通じて、広報担当者が発表した。新型コロナウイルスに感染し、入院していたという。81歳だった。
兵庫県姫路市生まれ。神戸市外大を中退後、文化服装学院で学んだ。1960年、新人デザイナーの登竜門「装苑賞」を受賞。65年に渡仏し「KENZO」ブランドを設立、パリコレクションで注目を集めた。
多様な文化や民族衣装などを学び、デザイナーとしてのオリジナリティーを磨き、時代の寵児(ちょうじ)となった。
93年にブランドを売却。いったん現役を退いた後、独立デザイナーとして日仏で活躍していた。今年1月にパリでインテリアの新ブランド「K三」を立ち上げていた。
紫綬褒章、フランス政府の芸術文化勲章などを受章。2004年のアテネ五輪の日本代表ユニホームのデザインを担当し、「この服を選手が着ることがパワーになってくれることを期待しています」などとコメントしていた。