といっても、
見つかって『ありがたい』『嬉しい』物では無くて。
どちらかと言えば、
『負』の遺産と呼ばれる類いものですが。
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旧日本軍の砲弾らしきものが、
姫路市の工事現場、
来年開館が予定されている
「アクリエひめじ」の敷地内で、
現在工事を進めている場所からみつかったそうで。
もう、
戦後70年以上、そろそろ80年にもなろうか。
という
この時期に。
まだ残っていたのですね。
しかも、
今回砲弾が見つかった場所は、
過去にも
平成6年から12年にかけて
合計100発ほどの砲弾が発見されてきた
記録がある、とかで。
旧日本軍の保管記録が現存していないため、
詳細は不明ながら。
まだまだ
多数の砲弾が埋没している可能性が高いのだとか。
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しかしまあ、
『毒ガス弾』とか証拠隠蔽のために投棄された類いの物では
なかったようなので。
良かったですねぇ。
ごくマレにですけど。
旧日本軍が
終戦時、
処分に困って
山野や海中、湖底に投棄した
特殊兵装などが、
今の時代に見つかって。
大騒ぎになる、
って事件が
起きますから。
そんな物が
姫路のど真ん中ともいえる場所から
掘り出されたら。
それこそ
安全確保のために、
周辺数キロに渡って緊急待避とか、
一大事になりますからねぇ。
兵庫の工事現場に砲弾9発 爆発の危険なし
兵庫県姫路市は11日、来年9月に開館予定の市文化コンベンションセンター「アクリエひめじ」(同市神屋町)の新築工事現場から、旧日本軍のものとみられる75ミリ砲弾9発が見つかったと発表した。いずれも直径約7・5センチ、長さ約30センチで、信管はなく、爆発の危険性はない。陸上自衛隊が10日に回収した。
市によると、10日午後1時ごろ、作業員が掘削工事中に地中約1メートルで発見。9発とも発射した痕跡はなく、旧日本軍が埋設したものとみている。周辺では平成6~12年にも計約100発の砲弾が見つかっており、市が注意を呼び掛けていた。「今後も工事に慎重を期す」としている。