本当に
この人は
転んでもただでは起きない、
というか。
一部からは
狙って、この時期に発表したのでは無いか。
とまで
噂される始末で。
アメリカの医学界から
猛烈なバッシングが起きています。
今回の
アメリカで起きた新型コロナ肺炎の感染拡大、
防疫の失敗、について、
その原因の一つ、元凶を、
トランプ大統領の存在にある、と。
名指しで批判している、とか。
これ、
200年以上の歴史を誇る中、
医学界が
このような政治指導者のあり方について、
直接的な批判声明を出すのは
初めての事らしいです。
・
・
・
とはいえ、
トランプ大統領の存在は、
やはり
彼のような人物をリーダー像として求めている、
アメリカ国民の存在を抜きにしては、
有り得ないわけで。
トランプ大統領の態度、行動についても、
すべてが
彼の個性による、
個人の性格的な物、
ではなく。
ショーマンとして、
『強いアメリカ』を求める
アメリカ国民が望むような
『マッチョ』を
演じている面があります。
その姿が
間違っている、
変えるべきだ、
というのなら。
トランプ大統領を支持して
彼の行動に共感する、
『マッチョなアメリカ』を求めている
アメリカ国民の価値観、
そこへ働きかけて、
変えていかないと。
これを
改善するのは無理です。
・
・
・
今回の
アメリカ医学界からの苦言、警告メッセージは、
そういう
『マッチョなアメリカ』を求めている人たちへ、
専門家が送った
メッセージ、ですね。
ただ、
このメッセージを受けて。
果たして、
トランプ大統領を支持しているようなアメリカ国民、
『マッチョなアメリカ』を求めている人が
彼ら自身の価値観、行動を変えるのか……
というと。
今回ブックマークをつけた記事の中では
そこまで踏み込んだ言及は
ありませんでした。
・
・
・
今度のアメリカ大統領選挙、
来月の投票で、
果たして
トランプ大統領が再選するのかどうか。
それは
私には予想もつかないのですけど。
ただ、
どういう結果になったしろ、
アメリカの知識層というか
エスタブリッシュが
一方的に情報を垂れ流して。
『マッチョなアメリカ』を求めている国民の存在に
寄り添うこと無く、
『常識知らずの破廉恥者』的な
視線を向け続けている限り。
アメリカ国内の分断は
トランプ大統領が落選しても変らないでしょう。
彼らが担ぎ上げる対象が無くなったことで
さらなる熱量が鬱積し。
次の次の
大統領選で爆発するだけですね。
・
・
・
そろそろ
綺麗事だけで丸く収めて、
その裏で
容赦なく切り捨てていく、
という
見かけだけの政策論はやめて。
腹を割って
本音でぶつかってボロボロに砕けてみるべきではないですかね。
トランプ大統領の出現は、
その好機だったように思いますが。
アメリカのエスタブリッシュは、
そろって
彼の言動・全否定へと動いちゃったからなぁ。
トランプ氏、ホワイトハウスのバルコニーから演説 感染リスクなしと主治医
ドナルド・トランプ米大統領は10日、ホワイトハウスのバルコニーでマスクを外し、庭に集まった支持者に向かって演説した。ホワイトハウスは同日、トランプ氏が他人に新型コロナウイルスを感染させる危険はなくなったという主治医の診断を発表した。
新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」を発症し、入退院したトランプ氏は、集まった支持者たちに「気分は最高だ」と述べた。
トランプ氏は、自分はすでにCOVID-19に対する投薬治療を終えていると話している。
ホワイトハウスは同日、主治医ショーン・コンリー医師の診断を発表。それによると、「大統領は自主隔離を安全に終了するための疾病対策センター(CDC)基準を満たしただけでなく、今朝のPCR検査の結果、現行の基準では、すでに他人へ感染させるリスクがなくなった」ほか、発症から10日目の現在、24時間以上にわたり発熱がなく、全ての症状は改善し、高度な診断検査の様々な結果から、ウイルスが複製されているという証拠はもはやないと明らかになった」という。
ホワイトハウスの庭には、黒人やラティーノの有権者の支持を共和党に集めようとする団体「BLEXIT」が集まった。ホワイトハウスはこれは選挙活動の一環ではないと主張しているが、再選を目指すトランプ氏は経済や国境の壁、郵便投票など、自分の選挙集会の演説で触れる主要論点を展開した。
バルコニーでマスクを外した大統領は、野党・民主党の大統領候補、ジョー・バイデン前大統領が掲げる政策を「社会主義を超えている。もはや共産主義だ」と批判した。民主党内でバイデン氏は、穏健中道派とみられている。
トランプ氏はさらに、自分ほど黒人のために尽力した大統領はエイブラハム・リンカーン以来いないという持説を繰り返した。
さらにトランプ氏は、メキシコとの国境に建設を約束した壁はもうすぐ完成すると主張。これは事実とは異なる。メキシコ国境は全長3000キロ以上で、以前からあったフェンスの代わりに約400キロ分の壁が造られたが、新しい壁は約50キロに満たない。
トランプ氏はこの日、新型コロナウイルスは「消えつつある」と述べた。この演説の少し前に、米CDCは過去24時間で新たに5万8302人の感染が確認されたと発表している。
米ジョンズ・ホプキンス大学の集計によると(日本時間10日午前現在)、新型ウイルスによるアメリカの死者は21万4300人以上。
ホワイトハウスで選挙集会を開くのは、長年の慣例に反するだけでなく、連邦法に違反する可能性も指摘されている。
1939年制定のハッチ法は、連邦職員が職務中に選挙活動に関わることを禁止する。大統領と副大統領は除外されるが、ほとんどのホワイトハウス職員は処罰の対象となる。
トランプ氏は8月の共和党全国党大会でも、ホワイトハウスで撮影した様々な映像を中継したほか、指名受諾演説もホワイトハウスで行い、たとえ現職でも党大会はホワイトハウスから切り離すという長年の慣例を破っている。ホワイトハウスはこの日のイベントに先駆け、参加者にマスク着用と検温を義務づけたほか、社会的距離を保つよう要請したと説明していた。
しかし、実際には数百人が密集し、「もう4年! もう4年!」などと叫んでいた。
9月下旬にホワイトハウスで開かれた最高裁判事指名式典の出席者の内、少なくとも11人がウイルス陽性となったため、これが「スーパースプレッダー・イベント」だった可能性が高いと言われている。また米報道によると、ホワイトハウス職員や政権関係者の感染は30人以上になるとされている。
そうした中で再びホワイトハウスで大勢を集めた式典を開いたことについて、民主党幹部のアダム・シフ上院院内総務は、ホワイトハウスで「またしてもスーパースプレッダー集会」を大統領が開くことは、「同義的に破綻している」と批判した。
バイデン氏は9日、遊説先のラスヴェガスで、トランプ氏による支援者集会の開催や、集会における緩やかな感染対策を非難。「マスクをしていて距離を保てるのでなければ、自分なら行かない」と述べた。
米科学誌、トランプ氏「不支持」異例の表明相次ぐ…コロナ対策「危機を悲劇に変えてしまった」
【ワシントン=船越翔】世界的に著名な米国の科学誌が、共和党のトランプ大統領の新型コロナウイルス対策を理由に、11月の大統領選での不支持を相次いで表明した。米国内で感染拡大が続く中、政治とは一定の距離を保ってきた科学誌が、現職大統領を強く非難するのは異例だ。
「ほぼすべての段階で失敗し、危機を悲劇に変えてしまった」。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」は8日付論説で、トランプ氏のコロナ対策についてそう指摘した。
同誌は米国の医学団体が1812年に創刊した。投稿された論文の内容を専門家が査定する「査読」付きの医学誌として世界で最も権威があると評され、米メディアによると、特定の政治家批判は初めてという。
論説では、▽ワクチン開発を政治利用し、信用低下を招いた▽専門家を無視し、規制当局に圧力をかけた――などと問題点を列挙。その上で「リベラルや保守に関係なく、現政権は公衆衛生の危機に無能であることを示した。さらに多くの命を奪うことに加担してはならない」と主張し、トランプ氏へ投票しないよう呼びかけた。
1845年創刊の一般向け科学誌「サイエンティフィック・アメリカン」も先月15日、「我々は175年の歴史の中で、特定の大統領候補を支持したことはなかったが、今年はそうせざるを得ない。トランプ氏は科学を無視し、人々を傷つけた」とする声明を公表。民主党のジョー・バイデン前副大統領を支持する方針を明らかにした。
両誌がこれまで政治的な主張を控えてきた背景には、「科学は公平・中立であるべきだ」との考えがある。米メディアから「公平性が損われる恐れがある」との指摘も出ているが、医療政策に詳しい米ハーバード大のトーマス・リー教授は米ニューヨーク・タイムズ紙の取材に、「歴史的な問題が起きている中、口を閉ざすことは恥にもつながる」と肯定的な見解を示した。
トランプ氏はコロナ感染後も「恐れるな」「インフルエンザほど致命的ではない」と述べるなど、ウイルス軽視の姿勢を見せている。これに対し、バイデン氏は科学重視の姿勢を強調しており、今後もコロナ対策を巡る両者の言動が注目を集めそうだ。