なんでも、
日本国内における新型コロナ肺炎の感染者は、
昨日分の報告で、
累計数が9万人を越えたそうです。
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日本国内で、
新型コロナの感染者が目立ってきたのは、
今年の2月、
あのダイヤモンドプリセンス号船内感染爆発の
バカ騒ぎが一段落した頃からで。
そこから、
ざっと
半年と少々経過して、
それで
とうとう感染者が9万人に達した、
というわけですね。
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この数が多いのか少ないのか、
それは人によって判断が分かれるところでしょう。
ただ、
それだけのデータがある分、
新型コロナの感染状況について、
いろいろな事実が明らかになってきました。
つい昨日、
会食の場合、
着席する場所で、
ウィルスに暴露する量に大きな違いがあることが、
スーパーコンピュータのシミュレーションによって
明らかにされた内容が公表されています。
また、
政府は、
これまでいわゆる『夜の街』対策として実施してきた、
各種の防疫策、
ウィルススクリーニングともいえる事前検査の集中的な投下運用、
営業時間の短縮、
店内での消毒の励行、シールドの設置等、
これら
各種対策の効果について、
検証して。
評価書を今月中に作成し、
今後の指針とする旨を言及しています。
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どうやら、
ここ最近頻発している、
会食が原因となった
新型コロナの感染拡大、クラスターの発生に焦点を当てて。
それらの解消、
感染予防を最重点課題として取り組むようですね。
感染状況報告の中では、
常に筆頭として挙げられてきたシチュエーションですし。
妥当な判断だと思う一方で、
それが出来るのなら、
もっと早く動いてほしかった、という思いもあります。
けど、
これまでも
無為無策だったわけではなくて。
一つ一つ解明してきて、
ようやく
ここまでたどり着けた、ともいえるわけで。
今までの標語『3密』の先へ、
その先へ掘り下げられるだけの知見が、
たまるまでに
これだけの時間がかかった。
と。
9万人の感染者を出して、
それで判ったことがある。
やっと
これだけ判ってきた、
と。
そういう結果なのかなぁ。
国内のコロナ感染者、累計9万人突破
国内では13日、新型コロナウイルスの感染者が新たに501人確認された。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除く累計は9万人を超え、9万256人となった。死者は東京、千葉、長野の3都県で計4人だった。
東京都内では新たに166人の感染者が確認され、2日ぶりに1日当たり100人を超えた。入院中だった60歳代と70歳代の男性2人の死亡が判明した。
都によると、重症患者は前日から2人増えて27人。直近1週間の平均陽性率は3・6%だった。感染経路別では家庭内が25人、施設内が12人など。全体の6割超の102人は感染経路が特定できなかった。
4人テーブルの飛沫拡散、座る位置で大違い…斜め前は4分の1・隣席は5倍
新型コロナウイルスの感染対策を研究する理化学研究所や神戸大などのチームは13日、計算速度世界一を誇るスーパーコンピューター「富岳(ふがく)」を使い、飲食店での会話による唾液の飛沫(ひまつ)の拡散状況などを予測した結果を公表した。4人がけのテーブルでは、斜め前に座った人にかかる飛沫が最も少なかった。
チームは、マスクを着けずに1分ほど会話した場面を想定。顔を向けた相手にかかる飛沫の数を、正面を1として計算したところ、隣席に向けた場合は5倍で、斜め前は4分の1だった。換気しながら、仕切りなどを使う対策が有効という。
一方、オフィス内の湿度の影響も調べた。マスクを着けずにせきをした場合、湿度30%では飛沫の粒子が小さくなり、机の向かい側に多量に届いたのに対し、湿度60%では半数程度に減った。理研の坪倉誠チームリーダーは「空気が乾燥する冬は加湿し、換気も強化してほしい」とした。