kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

インフルエンザではこうはならない(涙 ―― 新型コロナ陰性後も発熱・息切れ・倦怠感

新型コロナ肺炎が世界中に広まってから。
もう半年以上が経ちました。
パンデミック宣言が発せられたのが、
今年の3月11日ですから。



なんというか、
もうそんなに経ったのですねぇ。
2月に
ダイヤモンドプリンセス号の船内艦船で
日本国内が大騒ぎになってから。
始まった
日本国内の新型コロナ肺炎騒動を
振り返ってみて、
ここまであっと言う前だった気がする一方で。
アメリカで
1日の死者が1000人を越えるとか。
イタリアから始まった
新型コロナの感染拡大で、
ヨーロッパが封鎖された、とか。
今でも信じられことばかりが起きていて。
隔世の感があったり。



その中で、
当初は知られていなかった
新型コロナ肺炎に関する事実、知見も
かなり増えました。
たとえば
『後遺症』の存在。
激しい炎症によって、
内臓などの各種臓器、器官がダメージを受けることは
早くから知られていましたけど。
それは
通常の病気と同じで
時間の経過とともに回復するものが大概で。
長く影響が残る物は、
例外的に考えられていたのですけど。
私も、
そう思ってましたし。
でも、
現在では、
それなりの感染者が
新型コロナから回復した後でも。
種々の症状に悩まされている事実が
多数報告されて
明らかになっています。



うーん……
こういうニュースを聞くと、
やはり楽観視は出来ないんですよねぇ。
ちなみに、
記事中に書いてある『線維化』というのは、
肺だけではなくて。
どこの臓器でも起きる可能性のある疾患で。
ストレスを受け続けた細胞が
再生するときに
カチカチに固まって本来の機能を果たさなくなってしまう病気です。
一度硬くなってしまった細胞は、
回復の見込みはほとんどなくて。
治療するには、
患部を切除するしか無い。
という。
よく知られている病気は『肝硬変』ですね。
新型コロナでは、
そういう病変が、
いろいろな臓器で見られるのが、
この半年の間に、判ってきました。
『肺炎』というイメージも、
どちらかと言えば適切では無くて。
最新の知見では、
もっぱら、
『血管に酷い炎症を引き起こす病気』という捉え方が
主流になっています。
実際、
治療においても、
重症者以上に対しては、
これらの血管の炎症(サイトカインストーム)を
如何にして軽減するか、抑え込むか、に
着目した治療法に重点が置かれていますし。



ただ、
こういう最新の情報は、
あまり
日本国民の間には浸透していない、というか。
広められていないようで。
いまだに
当初の『風邪』的なイメージが定着したままなのが。
なんとか……
この辺は、
メディアの責任大なんですけど。
日本国内の
大手メディアは
まったく気にしてないんですよねぇ(泣

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

大学生「持病ないのに…これほど苦しむとは」陰性後も発熱・息切れ・倦怠感

 「持病もない20代の自分が、これほど苦しむとは思わなかった」。約半年にわたり、発熱や息切れ、倦怠感などに苦しんできた千葉県内の男子大学生(21)はこう振り返る。
 大学生は4月上旬にコロナの感染が判明。40度以上の高熱や激しい胸の痛みがあり、保健所に相談したが、PCR検査を受けるまでに約1週間、入院までさらに約3週間かかった。
 検査で陰性となり退院したものの、不調が続き、5月に再び約1週間入院した。8月までは毎日のように37・5度程度の発熱や寝込むほどの倦怠感が続き、大学を休学して自宅療養を余儀なくされた。今月に入り、ようやく症状が治まり、大学でオンライン授業を受け始めている。大学生は「痛み止めの薬だけで自然に回復するのを待つしかなかった。今も苦しむ人のためにも長期化の原因を解明し、治療方法を確立してほしい」と訴える。
■線維化か
 感染者を治療してきた神奈川県立循環器呼吸器病センターでも息切れや胸、のどの違和感などが残った患者が少なくない。診察した北村英也医師(呼吸器内科)は息切れや胸の違和感について「炎症で傷ついた肺の細胞が正常に修復できず、肺が硬くなる『線維化』が起きた可能性がある」と指摘する。ただ、線維化だけでは説明がつかない症状もあり、「回復までの道筋が見えないことへの不安やストレスなど心理面も含めて調査が必要だ」と話す。

■早期のリハビリ
 後遺症を軽減するため入院中からリハビリを行う病院もある。
 神戸市立医療センター中央市民病院は3月下旬から集中治療室(ICU)に入る重症コロナ患者を対象にリハビリを始めた。重度の肺炎や敗血症となった感染患者は、肺機能障害や手足の筋力低下などの合併症が起こりやすい。病院では理学療法士が2人がかりで患者の体位を変えたり、可能な限り座る姿勢や立つ練習を行ったりしている。6月以降は、軽症者も含めてリハビリが必要な全患者に対象を広げた。同病院の幸原伸夫医師は「早期からリハビリを始めることで、合併症を防ぎ、回復が早い傾向が見られる」と話す。