このニュース、
調布市の道路が突然陥没した直後から、
マスコミが
連日取り上げて工事業者を叩きまくっていますけど。
果たして、
今の段階で工事が原因だ、と
断定してしまっていいのかどうか。
なかなか微妙なところです。
・
・
・
というのも、
事件が起きた当時は、
すでに
現場の地下での掘削工事は終了して
遙か先へ進んでいる状態で。
陥没地点の地下を通過してから1ヶ月は経過している、
という。
テレビで工事業者を叩きまくっている人たちの論調は、
トンネル工事が掘削した後、
1ヶ月の間に、
工事が原因で地下の土砂が、というか砂礫が流出してしまい、
そのせいで空洞が出来て、
道路が陥没した。
との主張ですが。
現時点で、
工事と、
道路下の砂礫の流出、
道路を陥没を
直接結びつける『何か』は見つかっていません。
そもそも、
地下数メートルの深い場所に
もともと穴が存在していたのかどうかすら
確認されていない。
『工事前、地下に穴は存在していなかった』と
断言できる証拠すらない状況ですよ。
地域住民が、
工事の影響らしい『振動』に悩まされていた。
という証言があるだけです。
・
・
・
私は、
工事業者の肩を持つつもりは
毛頭無いのですけど。
ただ、
不明な内容を、
さも事実であるように拡げていく
日本国内の大手メディアの手法は、
これまでも
様々な『風評被害』をもたらし、
多くの日本国民を苦しめてきました。
その都度、
激しい抗議を受けて、
また
誤りを指摘されて、
メディアが何度も謝罪しているのですが。
いまだに、
一部のメディアでは、
この
『~だろう』的な見込み情報の拡散、
一種の
フェイクニュース報道を続けています。
まったく
改めようとしません。
というよりも、
最近では、
スポンサーが
この手のフェイクニュース報道での
自社イメージダウンを嫌い、
どんどん離れている状況で。
収益を上げようと、
ショッキングな見出しと内容で、
視聴者を引っかけようと、
以前にもまして
フェイクの度合いが過激化している、という。
悪循環にも近い状況になりつつあります。
・
・
・
これ、
本当に
なんとかならんかね。
こういった
嘘情報を基に
庶民の味方のフリして
誰彼構わず叩きまくる手法。
今じゃ、
ほとんどの国民は
その手の嘘主張にウンザリしているのですけど。
それは、
この前の
『日本学術会議』の一件でも明らかじゃないですか。
マスコミが
やたらとテレビとか新聞を使って、
日本学術会議を持ち上げて、
政権批判を煽ってましたけど。
日本国民は
是々非々で。
政府の批判に納得しないと同時に、
日本学術会議の言い分にも懐疑的で。
日本学術会議の存在そのものに疑問を深めたのに。
メディアは、
こういう日本国民の疑問にはほとんど答えず。
日本学術会議の話題を取り上げること自体の機会を
減らして。
何事もなかったのように蓋をする、とか。
・
・
・
これ、
メディアのこの手の
『発信した内容について一切責任取りません主義』
マジでそろそろなんとかならんですか。
道路陥没で外環道トンネル工事中止 東日本高速
東京都調布市の東京外郭環状道路(外環道)のトンネル工事現場上で18日発生した住宅街の道路陥没について、東日本高速道路は19日、原因究明に向けた学識経験者による検討委員会を開催した。
地盤状況の確認や地下水の成分を分析して原因を調査する方針を確認。同社は現時点で工事との因果関係は不明としつつ、調査で原因が判明するまでは工事を中断する。
東日本高速道路によると、陥没は地表部分で発生し、縦約5メートル、横約3メートル、深さ約5メートルに及んだ。空洞の大きさは約140立方メートルと推定している。
工事はシールドマシンを使って地下40メートルより深い地点で実施。陥没があった地点は9月14日に通過しており、その後に近隣住民からひび割れなどの苦情が数件あったとしている。陥没箇所を砂で埋め戻す応急処置は完了し、24時間態勢の巡回監視を続けている。
同社は18日午前9時半ごろ、付近の地表面の沈下を発見。ひび割れなどが起き、同日午後0時半ごろに陥没を確認した。
早期開通を国に要望してきた東京都は事業者に事故原因の究明と住民への説明を求める観点から情報収集を始めた。都議会では自民、公明、共産の各会派が工事の安全確保や再発防止策を求める要望書を小池百合子知事宛てに提出した。
外環道は東京都心から約15キロの距離を環状に通る。延長約85キロで、都心の慢性的な渋滞を緩和する効果が期待されている。大泉ジャンクション(JCT、東京都練馬区)と高谷JCT(千葉県市川市)の約49キロが開通済み。現在は関越道と東名高速を結ぶ約16キロを建設している。住宅密集地を通るため、大部分は地下40メートルより深い「大深度」と呼ばれる地下空間を利用する。〔共同〕