kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

順調に独裁化進行中……? ―― 大統領府が法務部長官の捜査指揮権行使に支持、与党に疑問の声も

以前に
ちょっと気になって記事にブックマークをつけてみた。
韓国政界、
現・政権幹部が深く関わっているかもしれない、
一大贈収賄事件、投資詐欺案件の捜査に
突然
法務長官が指揮権を発動。
介入した案件で。
この件に関して、
世論の感触がどうも芳しくない、
というか。
大ブーイング、批判一色とは言えないまでも、
かなり批判的な声が多い。
ということで、
どうやら、
法務長官である政権与党の面々は
早くも
今回の指揮権発動に関して、
『トカゲの尻尾切り』する事を決めたらしく。
すべての責任を
法務長官独りに押しつけて。
『法務長官の暴走』ということで
ヤリ過ごす腹づもりのようです。



とはいえ、
狂気の文オジサンは、
今回の
法務長官の指揮権発動について、
いちおう
支持を表明しているのですけども。
これも、
積極的支持というよりは『消極的』な態度で。
砕けた表現を用いれば、
『詳細は知らない』『発動は避けられない』という
かなり含みを持たせた言い方をしています。
それ、
どう読んでみても『逃げてる』よね。
これが
政権お仲間の与党幹部の発言になると
さらに露骨で。
『どうして指揮権を発動したのか理解出来ない』
とか、
『政権、与党に何も相談がなかった。法務長官の独断』
とか、
『次の大統領選出馬を目的としたスタンドプレー』
とか
言い出す始末です。
いまにも
『悪いのは俺たちじゃない。法務長官ただ独りだ』
言いたい本音をグッとこらえて。
きれいな言葉のオブラートに包んでみました。
みたいな(笑



こういった周辺情報に関して。
いまのところ
法務長官のコメントは出ていないようですが、
これ、
どう見ても
責任を押しつけられて
孤立無援の状況です。
まあね、
表に立って決断を下した、
というか、
『ババを引いた』のは法務長官ですから。
当然の帰結なのですけど。
政権与党の発言や
狂気の文オジサンの態度からして、
この状態では、
今回の指揮権発動後の捜査について
この先、
政治的な支援を受けるのは無理ですよね。
どう見ても。
この人ひとりで火だるまになって、
放逐される、
って展開なのかなぁ……



ただ、
これだけの情報から言えることは。
狂気の文オジサン政権、
すでにダッチロール状態ですねw
新型コロナの防疫を理由に、
集会禁止令を出して。
大規模な
『政治集会』『政権打倒デモ』を封じているから
反政府の声が
表から見えないだけで。
大統領府の動向、
政策の動向を見ていると。
まったく進展がありません。
今年
統一選挙に大勝してるのですから。
本来なら、
一気呵成に進んでいくはず、なのに。
まったく
進んでいませんからねぇ(笑
かわりに、
政権与党関係者のスキャンダルが
出てくる出てくる止まりませんw
その
火消しで右往左往w ってダッチロールじゃんw


 

 

 

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大統領府が法務部長官の捜査指揮権行使に支持、与党に疑問の声も

大統領府は20日、秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の捜査指揮権の発動と関連して、「大統領府は秋氏から捜査指揮権行使について報告を受けなかった」と明らかにした。その一方で、「現状況で捜査指揮は避けられないと見ている」と強調した。事実上の暗黙の幇助の中、秋氏が再び尹錫悦(ユン・ソクヨル)検事総長を狙ったことを大統領府も容認したのだ。与党「共に民主党」は、秋氏の相次ぐ行動が年末の定期国会と来年の再・補欠選挙を控え、ややもすると逆風を招くのではないか懸念するムードだ。

●大統領府、捜査指揮権について分からないとしながら「捜査指揮は避けられない」
大統領府は、秋氏の捜査指揮権発動の事前調整がなかったという点を明確にし、その必要性を認めた。姜珉碩(カン・ミンソク)大統領府報道官は同日、記者会見で、「迅速で聖域のない厳重な捜査が必要なため」と説明した。
与党内ではこのような大統領府の態度に対して、「事実上、『借刀之計(他人の刃物を借りてことを解決する)』ではないのか」という解釈が出ている。文在寅ムン・ジェイン)大統領が任命した尹氏を大統領府が直接攻撃できないため、秋氏の手を借りて代わりに攻撃するということだ。
捜査指揮権発動を受け、与党内では前例のない秋氏の「オーバーペース」がいつまで続くか様子を見るムードだ。同党のある重鎮議員は、「私たちにとって最上のシナリオは、秋氏と尹氏が年末の内閣改造前後に同時に退くことだ」とし、「大統領府は、秋氏に特別な負い目があるのではないか」と話した。捜査指揮権発動の影響が出ても、法務部長官を交代して収拾できるという意味だ。
このような認識は、秋氏が親文(親文在寅)陣営と特に政治的接点がないという点も影響を及ぼした。むしろ秋氏は2017年、党代表だった時、文氏の大統領選陣営の構成をめぐって親文陣営と激しく対立した。ある親文関係者は、「秋氏が自分に近い人々の陣営入りを執拗に要求し、楊正哲(ヤン・ジョンチョル)前民主研究院長、任鍾晳(イム・ジョンソク)前大統領秘書室長らと対立した」とし、「あの時のことを考えれば秋氏の入閣は不可能な話だが、曺国(チョ・グク)前法務部長官の辞任が状況を180度変えた」と述べた。

●政府与党・大統領府間会議で「秋氏がどうしてああするのか分からない」
与党は、ひとまず表向きは秋氏を擁護しているが、このまま統制不可の状況に突き進む場合、中道・保守陣営は結集することになり、来年4月の再・補選に悪影響を及ぼさないか懸念する声も出ている。
実際に18日午後、ソウル鍾路三清洞(チョンロク・サムチョンドン)の首相公館で開かれた党・政府・大統領府会議では、秋氏について、「どうしてああするのか分からない」という嘆きの声が出た。秋氏が、韓東勲(ハン・ドンフン)検事長など尹氏の側近を再び除去する過程で、党と大統領府間の調整もなかったためだ。ある出席者は、「首相室だけでなく党と大統領府いずれも秋氏をコントロールできなくなっている」とし、「戦うにしても戦略的に戦う必要があるが、秋氏はむやみに刃を振り回すスタイルではないのか」と話した。秋氏が息子の休暇をめぐる疑惑と関連して、国会で「小説を書いている」などと発言して論議を煽ったことが代表的だ。
そのため一部では、秋氏の「よどみない進撃」が法務部長官後を念頭に置いた戦略的な動きという見方まで出ている。また別の与党関係者は、「秋氏は法務部長官を受諾した際、次期大統領選への夢を見ていた」とし、「尹氏を叩き、『検察改革』を成果として、過去に盧武鉉ノ・ムヒョン)大統領への弾劾を主導したという政治的烙印を消し、民主党の支持層にアピールする布石」と主張した。秋氏は来年4月に行われるソウル市長選候補にも名前が挙がっている。