このニュース、
テレビとかでも
取り上げられて以降。
いろいろな場面で、
何度も取り上げられていますね。
ただ、
発表された内容については、
これまで
漠然と理解されていた結果が、
数字によって裏付けられた、だけ。
という、
言ってしまうと、
『新発見』は一切存在せず。
従来、
『常識』として周知されていた事実が、
科学的な実験データで裏付けられました。
というだけの物なのですけど。
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この、
『科学的データで証明された』
という点。
これが重要ですよねぇ、やっぱり。
誰が見ても間違いようがない数字が出てきた、
ってことですから。
これまで、
飛沫を抑える効果があることは
実験で明らかにされて。
広く知られていましたけど。
飛沫を浴びる側がウィルスを吸い込む量を抑える効果もあるとか。
一般的なサージカルマスク=不織布マスクで47%減って、
ほぼ半減です。
乱暴な言い方をすると、
マスクをつけていない人に比べて、
2倍の時間、曝露に耐えられる計算になります。
まあ、
実際には
感染経路は
口、鼻以外でもあり得るので。
そんな単純な結果にはならないのですけど。
でも、
リスクが大きく減るのは間違いありません。
それが
具体的な数字で示された。
こういう具合に、
これまで
漠然としか見えていなかったリスクが、
ハッキリと数字として表示され可視化された。
これは
大きな進展ですよ。
目に見えない物、認識できない物、理解出来ない物は、
判断のしようがなく。
判断できないから、対処のしようがない。
対処できないから不安だけが膨らんでいく。
という悪循環に陥る一方。
それに対して、
明確な利益、報酬が示されれば。
それは、
行動の動機、意欲を喚起します。
動機付けにつながります。
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ニュース報道とかでは、
そういう
今回の発表内容が持つ『価値』『意義』についての
説明が
もっともっとなされるべきだと、
私は思うのですけどねぇ。
なんだかよく判らない一言ばかり付け足されて。
価値あるコメントは
付かないんですよねぇ。
マスクでウイルス拡散抑え吸い込み減らす効果 東京大など確認
新型コロナウイルス対策としてマスクを着用すると、ウイルスの拡散を抑える効果と吸い込むウイルスを減らす効果の両方の効果があることを、東京大学医科学研究所などのグループが実際のウイルスを使った実験で確認したと発表しました。
これは東京大学医科学研究所の河岡義裕教授と植木紘史特任助教らのグループが発表しました。
グループでは、ウイルスが漏れ出さない特殊な実験室に、新型コロナウイルスを含んだ飛まつを出すマネキンと呼吸を再現して空気を吸い込むマネキンを向かい合わせに設置し、マスクの効果を調べました。
その結果、吸い込む側にだけマスクを着けた場合、吸い込んだウイルスの量は布マスクでは17%減り、一般的なサージカルマスクでは47%減ったということです。
「N95」と呼ばれる医療用マスクを隙間無く着けた場合は79%減っていました。
飛まつを出す側にだけマスクを着けた場合は、向かいのマネキンが吸い込んだウイルスの量は布マスクとサージカルマスクのいずれでも70%以上減っていました。
一方で、両方がマスクを着けた場合も効果はみられましたが、ウイルスの吸い込みを完全に防ぐことはできなかったということです。
河岡教授は「これまで実際のウイルスを使ってマスクの効果が検証されたことはない。マスクをきちんと着用することが重要だと分かった。ただ、マスクをしても完全にウイルスを防ぐわけではないので、マスクを過信しないことも大切だ」と話しています。加藤官房長官「症状なくても着用推奨」
加藤官房長官は午後の記者会見で「政府としても、マスクはせきやくしゃみに含まれるウイルスなどの病原体の飛まつを防ぐうえで高い効果が期待できると考えており、症状がなくても着用を推奨している」と述べました。
そのうえで、マスクの供給体制について「メーカーに増産要請などを行い、市場でのマスクの供給量は月10億枚程度となった。現時点では市中で十分購入できる状況になっていると思うが、引き続きサプライチェーンの強じん化に努め、需給量の情報を把握しながら適切に対応したい」と述べました。