これ、
テレビのニュースでも大きく取り上げていましたねぇ。
NASA提供の
探査機が小惑星表面から採取した時の
中継映像を放映したりして。
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そういう映像を国外にまで配布する、
というか
公表するというのは。
それだけ
アメリカが国家の威信をかけて
今回の調査に取り組んでいる、
という意気込みの表れなんでしょう。
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最近では、
かつての
ソ連からの技術を引き継ぐロシアに加えて、
中国、
EU、
イスラエル、サウジアラビアなどの中東諸国、
南米諸国、
などなど。
競争相手が盛りだくさんで。
超大国アメリカといえど、
立ち止まっていたら
確実に追い抜かれてしまいます。
気を抜けば
後塵を拝する結果に転落しますからねぇ。
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しかし、
一説によると100グラム越える単位で、
試料を採取した、とか。
それが本当なら、
なんとも豪快な話、というか。
日本の『はやぶさ』とは桁が違いますね。
『はやぶさ』の時は、
入っているかどうか危ぶまれる結果でしたから。
アメリカは、
かつての宇宙開発熱狂時代に
『月の石』を持ち帰った実績もありますし。
やっぱ、
本気出したら凄いワ。この国は。
「米国版はやぶさ」試料採取を確認…NASA「数百グラム超える可能性」
【ワシントン=船越翔】米航空宇宙局(NASA)は23日、小惑星ベンヌへの着地に成功した探査機「オシリス・レックス」が、小惑星から砂や石などを採取できたことを確認したと発表した。NASAは目標としていた60グラムを大きく超える試料を確保できたとみている。
日本の探査機はやぶさの「米国版」とも呼ばれるオシリス・レックスは20日、地球から3億キロ・メートル以上離れたベンヌの地表に着地。窒素ガスを地表に噴射し、舞い上がった砂や石の採取に挑んでいた。
NASAがこの日公開した機体の映像では、試料を回収する円盤状の専用装置の周辺に、石や砂が漂う様子が確認された。NASAの研究チームはオンライン記者会見で、「採取できた試料は数百グラムを超える可能性があり、装置の内部からあふれた石や砂が外に出ているかもしれない」と説明した。
NASAは今後、機体の内部に試料を密閉する作業を進める。2023年9月に地球に持ち帰る計画だ。