なにやら、
フランスに続いて
イギリスでも『ロックダウン』を始めるそうで。
ニュース記事になっていたので。
ブックマーク付けてみました。
マジで
シャレにならない事態になってきました。
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今回の『ロックダウン』は、
実施期間1ヶ月、
と。
数ヶ月に及んで長々と続いた
前回に比べると、
かなり緩めではあります。
けども、
仕事や食料の買い出し以外は外出禁止。
飲食店の営業も規制、店内での飲食禁止、テイクアウト、配送のみ。
という。
緩め、とは言っても。
そこは
やはり『ロックダウン』です。
日本人の感覚からすると、
かなり厳しい移動制限を課す、
と発表されています。
しかも、
適用範囲が
特定地域、都市、自治体のみ。
ではなくて。
イングランド全土、
ということですから。
日本で置き換えると、
本州全体に外出禁止令が出た、
という状況になるでしょうか。
段階的に地域を拡大していく。
とかではなくて、
いきなり
全土で
一括外出禁止ですから。
強烈な内容ですねぇ。
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裏を返せば、
新型コロナの感染拡大が進行していて
手の施しようがない、
他に手段がない、
それだけ状況が切羽詰まっている。
抜き差しならない。
って事なんでしょうけど。
経済への打撃を考えたら、
生半可な影響では済みません。
全土で外出禁止ですから。
サービス業と、
運輸業は、
ほぼ1ヶ月無収入になります、って。
客が
通勤者だけでは、
商売になりませんよねぇ。
これ。
地域格差が広がるのが不公平だ、
という声が強かったので、
横並びにした、
って事らしいのですけど。
それって、
みんな仲良く沈んでいく、
ってことですよね。
それは
状況をさらに悪化させている『悪平等』って
ヤツではないのかなぁ。
どこもかしこも痩せ細ってしまったら、
支える余力が失われてしまう、
と思うのですが。
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こうなると
生き残りをかけた
暴動が起きてもおかしくない、
というか。
明日にも反対デモからの衝突沙汰とか起きそうで
かなり心配です。
どうなんだろう……
アメリカだったら、
間違いなく
死人が出る大騒ぎになるよねぇ。
イギリスは
大丈夫なのかなぁ。
ジョンソン英首相 外出制限の再実施を発表 11月5日から約1カ月間
【ロンドン=板東和正】ジョンソン英首相は10月31日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、11月5日から人口の大半を占めるイングランド地方で外出制限を再び実施すると発表した。12月2日までの約1カ月間、生活必需品を扱う店舗以外の飲食店などの営業を停止する。
英政府は新たな外出制限で、イングランド全土のパブやレストランなどの営業を宅配や持ち帰りを除き禁止。ジムや娯楽施設も閉鎖する。また、医薬品や食料品といった生活必需品の購入や運動、自宅ではできない必要な仕事などを除いて市民に外出を控えるよう求める。ただ、大学などの教育機関は休校せず授業を続けられるという。
英政府は新型コロナの感染拡大の深刻化を受け、3月23日から外出制限を実施。新型コロナの流行が小康状態になったのを受け、5月以降、段階的に緩和していた。
しかし、8月初旬に1千人未満だった1日当たりの新規感染者が9月上旬から増加。現在は2万人超となっている。米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、英国の累計の感染者は10月31日時点で100万人を超えた。死者は約4万6千人に上る。
英政府は10月14日、感染状況に応じて規制を地域ごとに定める対策を導入。景気悪化を和らげるため、イングランド全土の外出制限を回避する狙いだったが、自治体からは地域間の経済格差が広がることへの不満が続出。感染者数の増加も抑制できなかった。
ジョンソン氏は10月31日の会見で、イングランド全土の外出制限に踏み切ったことで経済に悪影響が生じる恐れがあることについて「本当に申し訳ない」と謝罪。外出制限を実施しなければ医療機関が逼迫(ひっぱく)する恐れがあるとした上で、「(感染者数の)増加を抑えるために行動しなければならない」と理解を求めた。
欧州 新型コロナ感染急拡大 WHO「猛烈な増加」と警告
新型コロナウイルスの「第2波」に見舞われる欧州で感染者が急増している。イタリア政府は10月30日、1日当たりの新規感染者が初めて3万人を超えて3万1084人に上ったと発表、4日連続で最多を更新した。感染者が多い英仏などでは病院への負担も高まり、政府は新たな外出禁止措置を導入するなど対応に追われる。世界保健機関(WHO)の報道官は「欧州全体で感染者数と死者数の猛烈な増加が見られる」と警告している。
英国では、8月初旬に1千人未満だった1日当たりの新規感染者が9月上旬から増加。現在は2万人超となっている。累計の感染者は約100万人、死者は約4万6千人に上る。
英政府は10月14日、感染状況に応じて規制を地域ごとに定める対策を導入した。景気悪化を和らげるため、全土の外出制限を回避したが、自治体からは地域間の経済格差が広がることへの不満が続出。一部の英メディアは全土の外出制限が発表される可能性も報じている。病院では急増する感染者に対応するため、通常行っている他の治療を取りやめる決断をしたところも出始めた。
フランスとスペインでは累計の感染者数が100万人を大きく超えた。フランスのカステックス首相は29日、国会で「集中治療室(ICU)病床の60%はコロナ患者で占められている。15日間で倍増の勢いだ」と述べ、医療崩壊への危機感を示した。
カステックス氏は「第1波」が広がった今春、国内のICU病床は5千床だったが、現在は「1万床に倍増させる体制にある」とし、備えを進めていることも説明した。30日の仏政府発表で、1日当たりの新規感染者は約4万9千人、死者は540人に達した。
スペインでは30日に1日当たりの新規感染者が2万5595人で最多となった。同政府は25日に全国で非常事態を宣言している。
一方、ロシアは5月上旬に新規感染者が1万1千人台となったピーク後、8月末には4千人台まで減少したが、再び増加に転じ10月30日には過去最高の1万8283人を記録した。要因は、夏のバカンス期の人の移動や、一時的な感染状況の改善による国民の油断などが指摘される。
医療現場では、医師の過重労働や病床数の不足などが問題化している。しかし、プーチン露大統領は29日、「治療システムは改善している。ロックダウン(都市封鎖)は計画していない。経済が完全にストップするためだ」と表明した。支持率が過去最低の水準まで落ち込んでいるプーチン政権は、厳格な制限措置で経済をさらに悪化させ、国民の反発を招くことを警戒している。
WHOは30日、新型コロナについて、最高度の警戒を呼びかける「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」の宣言を継続することを決めた。WHOはインフルエンザを含めた他の病気への対応が不十分になることへの懸念も示していて、欧州の状況に警戒を強めている。(ロンドン 板東和正、パリ 三井美奈、モスクワ 小野田雄一)