今回は、恙なく……と言ってしまうと、
言い過ぎですね。
ギリギリ達成できた、
と
いうべきでしょう。
・
・
・
問題は、この後、この次、次代をどうするのか。
このままでは、
なし崩しで『女性』の皇位継承を認めることに
なりそうです。
それはマズい、というより
アカンでしょ。
大きな混乱を、
それこそ日本という国を分断してしまうような、
そういう混乱と対立を招く結果に
なりかねません。
・
・
・
そういう実例を、
今回
『アメリカ大統領選』で嫌というほど
見せられてきました。
『郵便投票』という穴だらけの制度を、
よく言えば
臨機応変に。
悪く言えば、
行き当たりばったり、
その場のご都合主義で
拡大解釈して。
状況に間に合わせた結果。
にっちもさっちも行かない、というか。
『細かい所には目をつぶれ』ってゴリ押しで、
収拾がつかない泥沼を招きました。
・
・
・
これは、
そのまま
今の日本における
『皇位継承問題』にもあてはまります。
法制度上では、
現実問題として、穴だらけで。
実際問題、これどうするんだ。
という問題山積み。
このまま進めば破綻するリスクについて。
誰もが認識しているのに。
新しい制度を決めるために
起きる混乱と手間を恐れて。
放置されたまま、です。
アメリカ大統領選挙では、
放置された問題が最後まで解決されず。
大きな混乱を生み出し、
それが、
いまだに収拾がつかない原因になっています。
日本もそれにならうのか。
【立皇嗣の礼】「責務に深く思いを致し、務めを果たす」「宣明の儀」で秋篠宮さま決意ご表明
秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」となられたことを天皇陛下が内外に示される「立皇嗣宣明(りっこうしせんめい)の儀」が8日午前、皇居・宮殿「松の間」で行われた。宣明の儀は「立皇嗣の礼」の中心儀式。陛下は「本日ここに、立皇嗣宣明の儀を行い、皇室典範の定めるところにより文仁親王が皇嗣であることを、広く内外に宣明します」とお言葉を述べられた。
午前11時、新型コロナウイルスの感染防止対策のため、間隔を空けて立つ参列者が待つ中、両陛下が松の間に入られ、宣明の儀が始まった。
陛下のお言葉の後、秋篠宮さまが「立皇嗣宣明の儀をあげていただき、誠に畏れ多いことでございます。皇嗣としての責務に深く思いを致し、務めを果たしてまいりたく存じます」と決意を表明された。
続いて、菅義偉(すが・よしひで)首相は「ここに改めて皇室の一層の御繁栄をお祈り申し上げます」と祝辞である「寿詞(よごと)」を述べた。
午後には、宣明の儀の後で陛下が初めて秋篠宮さまに会われる「朝見(ちょうけん)の儀」なども執り行われる。
【立皇嗣の礼】「国民は敬愛の念 こぞって喜び」…宣明の儀、菅首相の寿詞(よごと)全文
謹んで申し上げます。
天皇陛下には、本日ここに立皇嗣宣明の儀を挙行され、文仁親王殿下が皇嗣であることを内外に宣明されました。
一同心からお祝い申し上げます。
皇嗣殿下は、妃殿下とともに、天皇皇后両陛下や上皇上皇后両陛下をお支えになられ、被災地御(ご)訪問や国際親善をはじめ、皇室の御活動に真摯(しんし)に取り組まれてこられました。
国民は、こうした御活動を通じて、両殿下が人々に親しく接せられるお姿に敬愛の念を抱いており、こうして立皇嗣の礼が挙行されますことは、こぞって喜びとするところであります。
ここに改めて皇室の一層の御繁栄をお祈り申し上げます。