いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
100人でした。
そのうちわけは
市中感染者が71人、
海外からの流入組が29人。
という具合です。
・
・
・
この数字、
前日の126人(市中99人)と比べますと、
それなりに
減ったように見えるのですが。
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比1.33倍(先週75人
市中感染で前週比1.54倍(先週46人
という結果。
どちらも1倍超え。
どころで済まず、
市中感染においては50%増し、ですよ。
激増です。
昨日の報告では、
前週比で、
韓国全体で前週比1.30倍
市中感染で前週比1.25倍
でしたから。
感染拡大の勢いは全く衰えていません。
むしろ
この数字だけを見ると、
加速気味ですよねぇ。
・
・
・
記事によると、
感染者の内訳は、
依然として、
療養施設など病院関連での集団感染、
家族や知人との集まり、
職場、地下鉄駅など日常生活のさまざまな場で発生した小規模なクラスター
そこからの感染者などで。
これらが
昨日に続いて掲載されていますので。
どうやら、
ここらから発生した
集団感染クラスター関連の感染者報告が
依然として続いている。
感染者掘り尽くしに至っていない。
感染連鎖が
かなりの広い範囲に広がっていて。
ウィルス検査での捕捉が追いついていない。
そういう状況みたいですね。
・
・
・
となると、
市中に感染者が浸透し、
拡大が始まっている。
これが、
一定の割合を超えると、
爆発的な感染拡大へと転じる、という傾向が、
これまでのデータから
明らかになっていますので。
今は、
その直前、
前段階という
評価になりそうですねぇ。
韓国のコロナ新規感染者 やや減少も3日連続3桁台=市中感染71人
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から100人増え、累計2万7653人になったと発表した。市中感染が71人、海外からの入国者の感染が29人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(126人)に比べると26人減少したものの、3日連続で100人以上となっている。
今月の10日間のうち、新規感染者が100人以上の日はこれで7回。
検査数の影響で週の初めは比較的少ない傾向があるが、今週は高水準で推移している。重症化しやすい高齢者や基礎疾患のある人が多い療養施設や療養型病院に加え、家族や知人との集まり、職場、地下鉄駅など日常生活のさまざまな場で小規模なクラスター(感染者集団)が相次ぎ発生しているため。また、海外からの入国者の感染数もこのところ増加している。
新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルは現在、ほとんどの地域で最も低い第1段階だが、新規感染者数の高止まりが続けばいつでも第1.5段階に引き上げられる可能性がある。
新規の市中感染者は71人で、前日(99人)より28人少なかった。地域別にみると、ソウル市が32人、京畿道が18人、仁川市が3人と、首都圏で53人。首都圏以外では光州市と忠清南道がそれぞれ4人、江原道が3人、全羅南道と慶尚南道がそれぞれ2人、釜山市と大邱市、忠清北道が1人ずつだった。最近は首都圏以外で感染者が増加している。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは29人で、前日(27人)を上回った。今月に入り20人台の日は7回目。8人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの21人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から5人増えて計485人となった。韓国国内の平均致死率は1.75%。
9日の検査件数は1万4761件で、前日から8442件増えた。平日の1日当たり検査数は週末の2倍程度に上ることが多い。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。