kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

気休め程度の内容なんだけど火種になるなぁ ―― グーグル 新型コロナ感染者数など独自の予測データ公開開始

このニュース、
発表直後から
ネット界隈でアレコレと話題になっています。
けど、
ちょっとどうも……
データの扱いについて、
正しく理解している人が多くないようで。
なんというか、
この手の予測値は……けっこう扱いが面倒くさいんですよねぇ。
日本国内でも、
過去に何度か公表してきた経緯があるのですけど。
数値だけが独り歩きしてしまって、
メディアが専門性を排除して
面白くおかしく取り上げた結果。
データ公表の真意とは
かけ離れたしまったところで。
クレームの嵐になったので。
それ以上の発展、
というか。
後に続く人が誰も居なくなった、
という。



今回この点について、
システムを公表したグーグルと
開発に携わった日本人教授が、
わざわざエクスキューズを付けています。
公表している数値はあくまで、
指標の一つであって。
複数の視点から
日本国内における感染拡大の現状を確認するための
データの一つとして
活用してほしい。
と。
つまり、
これは、
1ヶ月に何人感染者が発生するのか、
その予測値が正確なのか、間違っているのか。
それを見るためのシステムではありません。
現状、
感染拡大の勢いがどの程度なのか、
昨日と比べてプラスなのかマイナスなのか。
グラフの傾きがどのくらい傾斜しているのか、
それを1ヶ月後の感染者数として表示することで
把握を容易にする、
そういうシステムです。
もっと
乱暴な言い方をすれば、
実行再生算数が1を超えているのか、切っているのか。
その大きさを、
1ヶ月後の感染者数として表したモノ。
という評価が
もっとも適切でしょうか。
私が、
このブログで、
毎日『前週比×倍』とか書いている数字を
もう少し詳細にした程度……
かなり乱暴な表現ですけど。
今回グーグルが発表した予測システムは、
そういう内容です。



ただ、
ネット上で飛び交っているコメントを見ると。
どうも
その点を適切に理解出来ていない人が
多いようで。
なんとなく漠然と感覚的に判っているようで、
やはり
目の前の個別の数字が示す大きさに
目を奪われて。
数字だけを切り取って論じてしまう。
という具合。



怖いのは、
メディアが
このシステムの内容を理解せず
数字だけ切り取って拡散してしまう事態ですねぇ。
日本の
大手メディアは阿呆が揃いも揃っていますから。
あと、
それと並んで阿呆の代表格である野党議員w
これらが、
数字の内容について国会で質問する、とかね(笑
それを国会で聞いて、
どうするんだ。
グーグルが公表しているのだから、
グーグルに説明してもらえよ。
という、
クレーマーまがいの的外れな質問を
得意満面のドヤ顔で
国会に持ち込んで来ますからねぇ。
この先、
注意が必要でしょうか。

 

www3.nhk.or.jp

 

グーグル 新型コロナ感染者数など独自の予測データ公開開始

アメリカの大手IT企業、グーグルはAI=人工知能を使って予測したこの先、およそ1か月間の日本の新型コロナウイルスの感染者数や死者数などの予測データの公開を17日から日本向けに始めました。
グーグルは、ハーバード大学と共同でAIを活用して新型コロナウイルスの感染者数などを予測する技術を開発し、アメリカでは、ことし8月から予測情報をウェブサイトで公開しています。
グーグルは、この技術を活用し、日本でこの先4週間に新たに検査で陽性となる人の数や死亡者数、それに入院者数などを都道府県ごとに予測したデータの公開を17日からウェブサイトで始めました。
17日時点の予測では今月15日から来月12日までの4週間に検査で陽性となる人の数は全国で合わせて5万3321人とし、都道府県別では北海道が最も多い1万6877人、次いで東京都が1万164人、大阪府が7756人などと予測しました。
グーグルによりますと予測には厚生労働省が公表している感染者数などの数値やグーグルが独自に集めた人の移動に関するデータなどを使っていて、過去の実際のデータを使って予測精度を確認したということです。
日本向けの予測データの公開についてグーグルは、医療機関自治体などの公的機関が感染拡大の兆候に早く気付き、準備をするため情報の1つとしてほかの情報と合わせて活用してもらうためだとしています。

 

ところで、
今回のグーグルのシステムが
『気休め』程度と評価した点について。
私なりの評価は
また、
後日、どこかで書く予定。