いつもの、
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
1699人でした。
東京都内だと、
298人。
という具合で。
先週と比較すると、
日本全国で前週比1.32倍(1284人
東京都内では前週比1.02倍(293人
さらに、
東京周辺の
群馬で 3人(前週比2倍、 先週 5人
埼玉で 88人(前週比1.96倍、先週67人
千葉で 79人(前週比1.52倍、先週48人
神奈川で133人(前週比1.63倍、先週99人
東京圏で601人(前週比1.19倍、先週507人
そこから離れると
北海道で197人(前週比1.19倍、先週166人
宮城県で 32人(前週比1.6倍、 先週20人
愛知県で138人(前週比1.07倍、先週129人
大阪府で269人(前週比1.19倍、先週226人
福岡県で 11人(前週比0.48倍、先週23人
沖縄県で 24人(前週比0.96倍、先週25人
という結果。
昨日よりは、
まだ救いのある数字が並んでいますけど
ほとんど地域で
前週比1倍超え、
という。
有り体に言って、
予断を許さない状況が
続いています。
・
・
・
この現状に対して、
東京都は
自治体独自の
感染対策警戒レベルを
最高レベルのレベル4に引き上げるそうで。
さっそくニュースになっていますけど。
私的な評価では、
ちょっと動きが遅いかなぁ……
と。
・
・
・
新型コロナのコレまでの治験データ、
感染状況の聞き取りから
明らかになってきた事実として。
感染者数が一定水準を超える……
密度が一定水準を超えて、集中すると。
途端に、
集団クラスターと言われる、
集団感染が多発し始めて。
これまで緩やかな感染拡大だったものが、
指数関数的に激増、
感染拡大を始める。
爆発的なという特徴が判っています。
この辺は、
自動車の『ギアチェンジ』的な結果になる、
と考えるとわかりやすいです。
実際、専門家がそういう説明をしてますし。
なので防疫対策としては、
今の
警戒レベル4のような、
かなり数まで感染者が増えて市中感染が蔓延した状態になった後で、
そこまで感染拡大が進んでしまった状態から
抑え込むには。
かなり強烈な人的接触機会の削減、
もしくは長期にわたる人的接触機会の削減、
を実施しないと効果が出ない、
という。
これも、
これまでの対策とその結果から明らかです。
以前の
緊急事態宣言発出時は
危険水準から脱するのに2ヶ月程度かかりました。
それでも、
東京都など
当時、感染激化していた一部地域では
十分な感染抑止効果に至っていません。
・
・
・
理想的な形を言えば、
警戒レベル2くらいの状況で、
2週間くらいの感染機会削減対策強化に努めて。
拡大傾向を抑え込んだら解除する。
という具合、とか。
そんな風に
こまめに対策をとって
抑え込む方が、
病院などの医療分野への負担も少なく、
ベストなんですけどねぇ。
今回はどう見ても手遅れ。
経済活動に重点を置いて
防疫を後回しにしてきた結果、
下手をすると、
再び、
緊急事態宣言発出まで
突き抜けるかも知れませんねぇ。
国内で1699人を確認…新潟市の老人施設でクラスター、30人感染
国内の新型コロナウイルス感染者は17日、43都道府県と空港検疫で、新たに計1699人確認された。兵庫や京都、新潟など6府県では1日あたりの新規感染者が過去最多となった。死者は、東京や北海道など9都道府県で14人だった。
東京都では、新たに298人の感染が確認され、1日あたりの感染者は2日ぶりに200人を上回った。重症患者は前日から2人増の42人となり、緊急事態宣言解除以降で最多だった今月14日(41人)を上回った。
都によると、感染経路別では家庭内が最多の38人で、職場内が26人、施設内が16人などと続いた。全体の6割強の185人は感染経路が特定できていないという。
東京都港区の虎の門病院は、職員や患者ら計11人が感染したと発表した。同病院によると、13日に職員1人の感染が判明。16日現在、このほかに患者7人、職員3人の感染が確認された。
新潟市の介護老人保健施設では、70~90歳代の入所者29人と、30歳代の職員1人の計30人の感染が判明。同市はクラスター(感染集団)が発生したと認定した。
東京都、感染状況警戒度を最高レベルへ引き上げ検討
東京都が新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることを踏まえ、感染状況に関する警戒度を1段階引き上げて最高レベルの「感染が拡大していると思われる」にすることを検討していることが18日、都関係者への取材で分かった。19日に専門家を交えたモニタリング会議で感染状況を分析し、判断する。引き上げられれば、約2カ月ぶりとなる。
今月に入って増加傾向が顕著になり、7日間平均の新規感染者数は8日に200人を超えた。12日のモニタリング会議では、感染状況の警戒度を上から2番目に維持する一方、表現を「感染の再拡大に警戒が必要であると思われる」から「感染が拡大しつつあると思われる」に切り替えて感染対策の徹底を呼び掛けた。
しかし、その後も増加傾向は続き、17日の時点で7日間平均の新規感染者数は309・9人。重症者数は5月の緊急事態宣言解除後では最多となる42人に上った。
都は9月10日に警戒度を最高レベルから1段階引き下げていた。