kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これ、きちんと実証実験をやれば良いよ ―― GoToイートの人数制限「4人まで」その根拠とは?

これ、
居酒屋勤め経験、
もしくは
それに近い街中の食堂、食事処の現場経験がある人だと。
それなりに
経験則で4人/5人~が境界線になる、っていう理由、
判る部分があるんですよねぇ。
実際、
街中の食事現場にテレビカメラを設置して、
長時間録画して分析したら。
ある程度、
4人と5人が、どうして分水嶺になっているのか。
その原因がハッキリすると思います。



以下、
私の経験則から理由を挙げていくと。
4人だとテーブル席一つに対して、
5人以上だとテーブル席2つ以上、
もしくはそれと同等の長テーブルになります。
すると、
5人以上のグループでは、
やたらとうるさく、やかましくなるんですよ。
これは、
きちんと理由があって。
まず
5人以上の場合、
客の間が
テーブル席2つ分以上の距離が出来ますので。
会話の距離感が、長く大きくなります。
距離が離れる分だけで、
声量が大きくなります。
しかも、
真ん中の席の人は、
両隣が会話している中で、
会話を成立させなければならないので。
他の会話に負けないくらい、
声を張り上げます。
それに対抗して
両隣の人の声も大きくなります。
なので、
やっぱり全体の声が大きくなります。
さらに
人数が多くなった分だけ、
会話機会も増えて。
会話時間が増えます。
5人以上の場合だと、
だいたい
会話主体が
2グループ以上に分かれて。
2箇所以上で会話が同時進行する場合が多いのです。
ところが、
4人以下だと、
会話は4人が一つの話題を順繰り話していく。
一人ずつ順番に話していくという
スタイルになる事が多く。
2人ずつ2組に分かれる、ということは
滅多にありません。
その分、
4人以下だと
発言機会は少なくなります。
次に、
4人以下と5人以上になると、
料理の提供の仕方にも大きな違いが出てきて。
4人コースの場合、
だいたい
1人前ずつ個分けで盛り付けて提供します。
4人前を、
大皿にドンとまとめて提供したりすることは、
めったにありません。
まあ、
鍋物とか寿司とか、
メインディッシュを最期にドカンと出す場合はありますけど。
前菜とか揚げ物とか煮物とか炒め物とか、
そういうのは個別で出します。
これは
テーブル席一つだと大皿を置くスペースが足りないためと。
盛り込み用の大皿は、
たいてい2~3人用、5~6人用くらいを目処にそろえているので。
4人盛り、って盛り込みするには中途半端な分量なんです。
あと、
量的にも、
4人コースの場合、
4人全員で食べるにはこぢんまりした分量になるので。
見栄えが悪いので。
わざわざ大皿提供、ということはしません。
そもそも
コースの組み立てからして、
そういう風になっていません。
客が一品料理を注文した場合は別ですけど。
これが
5人以上になると……
テーブル席2つ以上の広さになると。
大皿で提供した方が、
テーブルを広く使えるし。
料理を早く提供できるし。
人数分盛り込み回数が増えると、時間がかかりますから。
サラダとか揚げ物とか炒め物とかは
大皿で提供した方が、盛り込みから配膳までの作業時間を短縮して
かなり早く提供できるようになります。
なので、
5人以上とかの団体客になると、
大皿提供の機会が増えます。
その分、
客同士が接触する機会が格段に増えます。
とくに、
4人までの場合と
5人以上になった場合で、
大きな違いが出てくるのが。
5人以上だと、
客が皿の上げ下げ、給仕、片付けを手がける機会が増えてくる点です。
4人の場合だと、
給仕、配膳するのは、
ほぼ店側の人間に限られます。
けど、
5人以上のテーブル席2つ以上の広さになる状況ですと、
料理を客が取り分けたり、
テーブルの上を客が片付けて、
食器を集めたりする、
という行動が目立つようになってくるんですよ。
あと、
客間の席の移動も増えます。



とまあ、
私の経験則で言えば。
4人までと、
5人以上では、
料理の提供の仕方とか店側の対応から、
客側の態度、行動まで。
まったく
異なってきます。
なので、
4人以下と5人以上で
大きな差が付くのは当然かなぁ。
と思うのです。
これ、
大衆食堂なり居酒屋なりの店内を撮影して。
店と客の動向を分析したら
ハッキリすると思うのですけど……
とくに
大人数を個分けで提供するのは、
店にとって死活問題になる場合がありますから。
『感染予防に注意してください』と言われただけで。
ほいほいと変えられるものではないです。

 

 

 

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GoToイートの人数制限「4人まで」その根拠とは?

 新型コロナウィルスの感染が拡大傾向にあることを受け、政府は「GoToイート」について、5人以上での飲食を対象外とする方針を明らかにしました。

 政府は16日、対策本部会議を開きました。
 ここで、菅総理大臣は「エリア・業種を限定した効果的な営業時間短縮要請などを行い、協力金の支払いなどを行う場合には新たに500億円の枠を活用して、地方創生臨時交付金の追加配布を行って支援することとします」と話し、新たな支援策を決めました。
 また、GoToイートについて菅総理は「感染拡大がみられる地域では、一定人数以上、例えば5人以上の単位で飲食を行う際には、GoToイートの食事券やポイントの対象外とすることとします」と話し、食事券やポイントの使用制限を設ける考えを示しました。
 大阪の吉村知事が「GoToイートは4人まで」と、西村経済再生担当大臣に要望していたことを政府が追認する形となりました。
 政府は3連休の初日である21日から制限を実施したい考えです。

 しかし、なぜ「4人以下」なのでしょうか。
 西村大臣は「クラスターについて、7月以降のものについて分析したが、分っているだけ、人数が判明しているだけのものだけだが、44件中『5人以上』が3分の2。7割近くが5人以上」と説明しています。

 東京都では20日からプレミアム付き食事券が発売されます。

 その矢先の突然のGoToイートの人数制限に、町の人たちからは「きょうは最初6人で飲んでいたので、それがダメになるとつらい」「忘年会とか新年会が近いから、だったらGoToイートをやめたらいいんじゃないか」「5人以上だろうが4人以上だろうが、マスクを外して話す機会はあまり変らないと思う」「感染対策になっていない」などの声が聞かれました。