さてさて、
未だに混迷中の米国大統領選挙ですが。
いちおう、
大方の選挙結果は確定していて。
バイデン氏の大統領当選がほぼ確実視される中、
トランプ大統領が選挙結果に疑義を……選挙不正を申し立てて。
徹底交戦中の中、
トランプ大統領の側近である司法長官が、
『捜査の結果、結果を覆すような選挙不正は見つからなかった』
と発表してニュースになっていましたので。
ブックマークを付けました。
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さて、
公表された内容、
『結果を覆すような選挙不正は無かった』
という
かなり回りくどい言い方。
これは
もう少しかみ砕いて表現すると。
『選挙不正はあったけど。
どれも大した内容では無くて
選挙結果には影響しなかった』
となります。
さらに
意訳しますと……
『トランプ大統領が主張した通り、
選挙不正は存在したが。
トランプ大統領が望んだような
結果は見つからなかった』
という
説明になりますね。
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さて、
日本のメディアは
やたらと
『トランプ大統領が苦境』と、
煽っていますけど。
うーん……
そうじゃないでしょう。
トランプ大統領も結果を承知の上で、
公表させているのですから。
トランプ大統領としては
これまで主張してきた内容と、
現実の両立、
折衷を目指して。
今回の情報を出してきた、
と。
そういう状況じゃないですかね。
彼の主張がすべて否定されたわけではなくて。
主張は正しかったのだけど、
結果が
望む物では無かった、というストーリーです。
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問題は、
この先、
トランプ大統領がどういうストーリーを予定しているのか。
その点で、
いまの混乱した状態がどうなるのか、
落着するのか。
混乱にさらに拍車がかかるのか、
それが決まるわけですが……
この点については、
日米のメディアは、
頭から
『トランプ大統領悪者』説で決めつけて。
偏った情報しか出てこないので、
トランプ大領の真意が
かなり、
分かりにくいんですですよねぇ。
ツィッターのコメントも、
たまに拾ってみてはいるのですけど。
これまでの
スタンスと大きな変化は見えませんし。
うーむ……
米司法長官、大統領選の「不正見つかってない」…トランプ氏さらに苦境へ
【ワシントン=海谷道隆】米国のウィリアム・バー司法長官は1日、AP通信のインタビューで、ジョー・バイデン前副大統領が勝利を確実にした大統領選に関し「現時点で選挙結果を左右するような規模の不正は見つかっていない」と述べた。不正があったとして選挙結果を覆そうとする試みを続けるトランプ大統領の主張を否定する見解で、トランプ氏がさらに苦境に追い込まれるのは必至だ。
バー氏はトランプ氏に近く、選挙前は、郵便投票が不正の温床になるとのトランプ氏の訴えに同調することが多かった。AP通信に対し、不正にプログラムされた集計機で集計が操作されたといった主張などについて司法省と国土安全保障省が調査したと説明し、「裏付けるものは何ら確認できなかった」と明言した。