さて、
海外では
これまで、
開発中・臨床段階だった新型コロナのワクチンが
ついに政府から正式な承認を得て実用化。
今週から
新型コロナのワクチン接種が始まっています。
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自由主義先進国の中で
その先陣を切っているのが
イギリスなのですが……
ワクチンを接種した人たちから、
さっそく
副作用らしき反応が出た、とか。
大変
喜ばしいニュースが出ています。
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この件について、
日本のメディアは総じて
ワクチン接種に否定的な見解、
というか。
今回の
望ましくない事態について、
批判的に報じていますけど。
私的には、
接種直後に
こういった事例が出るのは。
むしろ
望むところ、と捉えるべき。
だと見ています。
そもそも
副作用がない薬は、
世の中に存在しませんから。
問題は、
その程度がどれほどなのか。
生命の危機、
もしくは
重篤な後遺症を残してしまう、
とか。
そこまで激しい物なのか。
それとも、
注意しなくても問題ない程度の軽微な内容なのか。
その点で。
今回は、
治療が必要だったものの、
それで対応できる程度だとのことで。
この後、
重篤な後遺症を発生するかもしれない事例を
前もって
未然に防ぐことができた。
そのための
重要な手がかりとなる情報が得られた、
と考えると。
まさに
ラッキーとしか言いようがありません。
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というわけで。
今後の
詳細な調査、原因究明に期待大です。
副作用が起きた仕組みさえ分かれば、
色々と対処方法も明らかになって
リスクが回避できますからねぇ。
今回
起きたアレルギーみたいな反応についても。
1回で接種する量を変えて、
その分、
接種回数を増やして対処するとか。
点滴みたいに、
他の溶剤に混ぜて投与するとか。
何かしらの方法で
回避して、
接種が可能になるかもしれませんし。
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何にせよ、
日本での接種を始める前に
重要な治験データが収集された。
この事実は
非常に
喜ばしい結果です。
とはいえ、
さすがにそれを
メディアの前で
おおっぴらに公言はできないか(苦笑
人の生死が
かかっていますからねぇ……
伝える言葉の選び方を間違えただけで、
『なんじゃそりゃ!?』って発言に聞こえてしまいますから。
今、
日本国内のメディア人で。
そこまで
細心の配慮をして
正しい言葉を選べる人って。
いないものなぁ……
英 ワクチン接種の2人に激しいアレルギー反応のような症状
アメリカの製薬大手、ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が始まったイギリスで8日、接種した人のうち2人が、激しいアレルギー反応のような症状を示していたことがわかりました。規制当局は、過去に同じような症状が出たことのある人は接種しないよう、予防的な措置としての勧告を出しました。
イギリスでは、アメリカの製薬大手、ファイザーとドイツの企業、ビオンテックが開発した新型コロナウイルスのワクチンの接種が8日、始まりました。
接種を実施しているNHS=国民保健サービスによりますと、高齢者などとともに接種したNHSのスタッフ2人が接種の直後、激しいアレルギー反応である「アナフィラキシー」のような症状を示したということです。
2人は過去にも強いアレルギー反応が出たことがあり、急な症状を抑えるために自分で使う注射薬も持っていたということで、その後、手当てを受けて回復したということです。
今回の報告を受けて、イギリスの規制当局は医療関係者に対し、これまでワクチンや薬、それに食物で「アナフィラキシー」のような症状が出たことがある人には、このワクチンを接種しないよう予防的な措置としての勧告を出しました。
規制当局のレイン長官は9日、議会の委員会で「広範な臨床試験ではこうしたことはワクチンの特徴にはなかった。勧告を強化する必要があればすぐに実行する」と強調しました。ファイザー「規制当局の原因究明に協力」
今回の発表について、ワクチンを開発した製薬大手ファイザーは「規制当局の原因究明に協力していく。4万4000人を対象とした第3段階の臨床試験のデータを検証した外部の委員会からは、これまでのところ深刻な健康への懸念は報告されていない」とコメントしています。