kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

時代の節目に来たのかも ―― ツイッター社 トランプ大統領のアカウント 永久に停止と発表

これ、
メディアはトランプ大統領の暴走的な切り取り方で
取り上げていますけど。
実は、
SNSが抱えている根源的な問題なんですよねぇ。



今回、
歴史的な暴動にまで発展してしまったしまった、
アメリカ議会占拠事件。
死亡者まで出てしまって、
あらゆる方面から
トランプ大統領が批難されている中で。
トランプ大統領
SNSを提供していた、ツィッター社が。
トランプ大統領
サービス利用停止を発表しました。
問題は、
この判断が正しいのかどうか。
また、
このような状況が適正であるのかどうか。
そのような議論、解説は
今のところ
どこからも出ていません。



今回のアメリカ議会占拠事件。
これは、
現象だけ見るならば、
アラブの春』や『香港での民主派の活動』と、
行動、起きた事実などは。
まったく同じで。
ただ、
それが
受け入れられるかどうか、
それが
見ている人の立場、立ち位置で、
異なった評価になっている。
というだけの話です。
私は、
今回のトランプ大統領の行動を支持しません。
けど、
彼がツィッターを利用したことが間違いなのか、
というと。
それは、
違うと考えます。
間違いがあった部分を指摘するのなら、
ツィッターフェイスブックのような
単一の独占的なサービス市場が存在している。この状況。
これが大きな誤りで。
このような単一巨大サービスが情報を独占した結果、
カウンターパートが有効に働かず、
一方通行的な情報が拡散して。
今回の悲惨な事件が起きた、
と。
今回の事件と、
SNSの問題性を論じるのなら。
単一独占市場に近い、
現状のSNSの在り方の弊害が、
もっとも分かりやすい形で噴出してしまった。
そう見るべきものです。
この問題は、
以前からたびたび指摘されて
アメリカ議会でも何度も取り上げられていた内容ですけど。
結局、
経済的な効率と利益、権益を優先して。
弊害に目をつむってきた結果が、
今回の
議会暴動に至った、と。
起きた結果が
派手なだったために目立っているだけで。
SNSのトラブルとしては
よくある内容です。
日本でも、
ホリエモンが餃子店を休業に追い込んだ事例とか。
ありましたけど、
原理はそっくり同じですよ。
なので、
単に
トランプ大統領個人のアカウントを停止したから、
この手の問題が解決するのか。
というと、
その場しのぎで、
問題の根本は放置されたままなので
何も解決しませんよ。
それで
この先どうするつもりなんだよ、って話です。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

 

ツイッタートランプ大統領のアカウント 永久に停止と発表

アメリカのツイッター社は8日、トランプ大統領のアカウントを永久に停止したと発表しました。トランプ大統領による最新の投稿内容を詳しく検討した結果、さらなる暴力をあおる危険があると判断したとしています。
ツイッター社は、トランプ大統領のアカウントについて、今月6日にアメリカの連邦議会に大統領の支持者らが乱入して議事堂を占拠し死者が出た事態を巡り、大統領の投稿に重大な規定違反があったとして一時停止していました。
その後停止は解除され、大統領は8日、2件投稿し、自身に投票した有権者に「7500万人の愛国者よ」と呼びかけたほか、今月20日のバイデン次期大統領の就任式に出席しない考えを明らかにしていました。
ツイッター社の声明によりますと、アメリカ国内で緊張が続いていることを踏まえて投稿を詳しく検討した結果、「愛国者」という呼びかけは議事堂の占拠への支持を表明しているとも解釈されるほか、就任式の欠席は「トランプ氏の不在は就任式での暴力行為を企てている者を後押ししかねない」と結論づけました。
また、ツイッターなどでは、連邦議会の襲撃を含む新たな武装したデモの計画が拡散していることにも触れたうえで、声明は、大統領の投稿は犯罪行為を助長するおそれがあり暴力の美化を防ぐための会社の規定に反すると判断したとしています。