いつもの
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
４５３５人でした。
東京都内だと、
９７０人。
という具合で。
先週と比較すると、
日本全国で前週比０．９２倍（４９１５人
東京都内では前週比０．７６倍（１２７８人
さらに、
東京周辺の
群馬で ４０人（前週比０．９３倍、先週４３人
埼玉で ２６１人（前週比０．９３倍、先週３６９人
千葉で ４１５人（前週比０．７１倍、先週２６１人
神奈川で９０６人（前週比１．４６倍、先週６２２人
東京圏で２５９２人（前週比１．０１倍、先週２５７３人
そこから離れると
北海道で１４５人（前週比１．８４倍、先週７９人
宮城県で ２０人（前週比０．５４倍、先週３７人
愛知県で１３２人（前週比０．４８倍、先週２７３人
大阪府で３７４人（前週比０．９４倍、先週３９４人
広島県で ３５人（前週比０．４５倍、先週７７人
福岡県で１９９人（前週比１．０６倍、先週１８７人
沖縄県で ２７人（前週比０．５１倍、先週５３人
という結果。
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あと
入院者とかに目を向けてみると
入院者６１５９８人（先週３９９０５人
うち
重症者８８１人（先週７７１人、
という数字が報告されています。
１週間前と比較を計算してみると、
入院者は前週比１．４７倍。
重症者が前週比１．１２倍。
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とまあ、
入院者を抜いて
感染者報告数だけをみると
１週間前と比べて、
かなり数字が減っていますので。
『これは、
緊急事態宣言発出の効果がでて
感染拡大の勢いが落ちてきたのか』
と期待したくなってしまうのですけど。
これ、
単なる
数字のマジックなんです。
昨日は、
ちょうど連休明け、
一昨日は祝日で医療機関が休診、検査報告も出てこない。
なので、
それを集計した昨日は、
検査報告数が集まらず数字が減りました、
という結果です。
日曜日の翌日の月曜日に、
検査報告数がガクンと減少するのと同じ理屈で。
祝日連休あけの昨日の感染者報告数が言々しました。
という。
なので、
今回の報告数を比較検討するのなら、
先週月曜日あたりとの比較が適当です。
ということで、
実際並べてみると、
先週月曜日と比較した場合
日本全国で前週比１．３７倍
東京都内では前週比１．１０倍
さらに、
東京周辺の
群馬県で前週比１．０８倍
埼玉県で前週比１．０７倍
千葉県で前週比２．１３倍
神奈川県で前週比２．２０倍
東京圏で前週比１．４６倍
北海道で前週比１．５６倍
宮城県で前週比１．１１倍
愛知県で前週比０．８７倍
大阪府で前週比１．３１倍
広島県で前週比０．７１倍
福岡県で前週比１．５５倍
沖縄県で前週比０．７５倍
という結果。
まあ、
ほとんどの地域において前週超え。
場合によっては
倍加している、という。
惨憺たる数字が並んでいますよ。
その分、
現在の日本国内における
新型コロナの感染拡大が手の付けようがないほどの惨状だという
現実を
見事に示している。
とも言えますけど。
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では、
これを解消、改善にするにはどうしたらいいのか……
って話ですけど。
本当に、
どうしたらいいのでしょうねぇ（泣
もう
行けるところまで行って。
一度、
焼け野原になってしまうしか、
どうにも
手は無いんじゃないかなぁ。
一つ残らず焼き尽くして、
燃えるモノが無くなれば。
炎上は止まる道理ですから。
それまでは、
阿鼻叫喚の地獄絵図になりますけど。
患者が溢れる所の話ですまず、
社会基盤そのものの崩壊まで行きますけどね。
それが、
日本国民の選んだ総意なら。
それも
致し方なし。
国内の新規感染４５４１人、都内は９７０人…重症者９日連続最多の８８１人
国内の新型コロナウイルスの新規感染者は１２日、４５都道府県と空港検疫で計４５４１人が確認された。厚生労働省によると、全国の重症者は同日午前０時現在で前日より１７人多い計８８１人となり、９日連続で過去最多を更新した。死者は、６４人だった。
東京都内では新たに９７０人の感染が確認された。１日当たりの感染者数は今月４日（８８４人）以来、８日ぶりに１０００人を下回った。一方、重症者は前日から１３人増の１４４人となり、過去最多を更新した。
大阪府では新たに３７４人の感染が判明。４００人を下回るのは１週間ぶりだが、死者は１０人に上った。
徳島県は３５人で、８月４日に確認された１３人を上回り、過去最多となった。
悲観的なことばかり書いているなぁ。
と、
自分でも自覚しますけど。
たかが、
感染者報告数が数千人、まだ１万人にも達していない。
そういう状況で、
そこまで悲観的になる必要があるのか。
と思いますけどね。
日本の場合、
アメリカや中国と違って、
国土が狭いですから。
感染拡大が『爆発』になった場合に、
特定地域を切り離して、どうにかやり過ごす。
ってのは
無理です。
切り離せるのは、
北海道と、東北仙台以北の地域、
それと、
山陰地方の一部くらいで。
関東-東海-近畿-関西-中国・四国-九州、
これ全部、
社会インフラ的に何かしら連動しています。
しかも
距離が密接、連続しているため。
緩衝地帯を設けて断絶することも出来ません。
なので
厳密、厳格に見れば、
『地域封じ込め』は成り立ちません。
可能なのは、
唯一、北海道くらいじゃないですかね。
あそこは
自給自足が可能なので、
切り離しても
独立して稼働できますから。
それ以外の
日本国内では、
いったんどこかが感染爆発を起こした場合、
その地域だけを封鎖というのは不可能、というか。
人口が密集しすぎていて、
同時に、
経済の連動性が強すぎて断ち切れないので。
効果薄。
全体を止める、事でしか効果を見込めません。
たとえるのなら去年のイタリアみたいな、
最初は
特定地域だけをロックダウンしたけど。
それでは全然効果がなくて、
感染拡大のスピードに対処が追いつけず
結局
全土まるごと封鎖に追い込まれた。
あんな具合ですよ。
地理的な特性を考えれば、
そうならざる得ません。
しかも、
今の状況から、
そういう選択を決断する、
ということは。
さらに状況が悪化して追い込まれてしまった、
場合ですから。
そこへ、
全土ロックダウンで経済大打撃（泣
