kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これも『鬼滅の刃』ネタ!? ―― エヴァの聖地・箱根、鬼滅でも注目…作中の「秘密箱」は特産の寄木細工

昨日、
他のニュースサイトで取り上げられてた、
鬼滅の刃』便乗商品、コピー品問題記事にブックマークを付けたのに関連して。
別の記事が出ていたので、
そちらにも
ブックマークを付けてみました。



といっても、
今回の記事は。
鬼滅の刃』作品中に登場する和柄や、工芸品が、
日本の伝統的な意匠に基づくことを取材した記事なのですけど。
これも、
実は
言い方一つで大問題になる、
なかなかクリティカルなネタなんですよねぇ。
いま、
世間では
鬼滅の刃』フィーバーに便乗した商品、
コピー品が巷にあふれて大問題となっているのは。
昨日、
ブックマークを付けた記事に書かれているとおりなのですけど。
この、
便乗商品を生むもとになっている、
鬼滅の刃』で用いられている
日本の伝統的な和模様意匠。
これについての
正しい、的確な見解を解説すると、
千代紙などに良く見られる、
日本の伝統的な和模様、
これを『鬼滅の刃』が作中で使用している、となるのですけど。
その和模様を
『あの鬼滅の刃と同じデザイン』とか言ってしまうと。
法的にアウトとなる可能性が高いです。
作品のデザインを真似ました……と読み取れますから。
実際には、
すでに作品よりも先行してデザインが一般に流通していて。
作品固有のものではないため、
混同させないように説明書きを変更する措置にとどまる、とは思いますけどね。
この手の
売り文句を使う場合には、
『あの鬼滅の刃でも用いられている和模様デザイン』
とか。
もともと
和模様が意匠として、
鬼滅の刃』作品よりも先に存在している事実。
その、
和模様を用いている事をきちんと伝える必要があります。



ちょっとした
『言葉遣いの違い』、
ただそれだけの事なのですけど。
それだけの事で、
鬼滅の刃』作品著作権を侵害する『コピー品』か
作品とは無関係の『オリジナル』と見なされるか。
明確に
差が付くのですよねぇ。
創作に無頓着な
一般人は、
そんな細かい言葉尻にこだわらなくても……
とか
思ってしまうのですけど。
言い方が違うだけで、
目の前にあるデザインは何も変わらないわけですから
でも、
そういう細かい事にこだわるのが、
法律なんです(笑



鬼滅の刃』フィーバーで、
一躍、
日本の伝統的な意匠、工芸、和模様などが
脚光を浴びています。
その中で、
要らぬ騒動は起こしてほしくないなぁ。
と、
業界の場末につらなる一人として、
上手いこと
日本の伝統工芸を盛り上げてほしい、
と願うばかりです。

 

 

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エヴァの聖地・箱根、鬼滅でも注目…作中の「秘密箱」は特産の寄木細工

 神奈川県箱根町の伝統工芸品「箱根寄木(よせぎ)細工」の関係者が、人気漫画「鬼滅刃(きめつのやいば)」に熱視線を送っている。主要キャラクター3人の着衣の柄は市松模様と麻の葉、鱗(うろこ)で、箱根寄木細工の模様と重なるためだ。地元の専門店などは関連情報のネット発信を始めている。
 「『鬼滅の刃』を読んで、すぐに羽織の柄が寄木細工と同じだと気づきました。劇場版公開の昨年10月、その話を職場ですると、社長の目が鬼と戦う主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)のように変わりました」
 そう振り返るのは、箱根寄木細工の専門店「箱根丸山物産」の涌井崇至さん(33)だ。涌井さんの話を聞いた丸山一郎社長(55)が、アニメ版を確認した後の11月半ば、店のホームページ(HP)に「鬼滅の刃と寄木細工」と題したコーナーを開設。模様の意味や、作中に登場する、仕掛けを解く操作をしないと開かない寄木細工「秘密箱」の話などを紹介した。
 HPが効果を発揮し、「映画を見た子供が秘密箱をほしがっている」などと買い求める客が出てきたという。職人でもある丸山社長は「寄木細工に縁遠かった子供や若者が、鬼滅をきっかけに興味を持ってくれるのはうれしいこと」と喜ぶ。
 箱根寄木細工は江戸時代、樹種の豊富な箱根山中の畑宿地区で発展した。伝統工芸士の金指勝悦(かなざしかつひろ)さん(80)によると、途切れることなく柄の続く市松は繁栄、麻の葉と鱗は魔よけを表し、よく育つ麻の葉は子供の成長を願って産着にも使われてきた。
 作中で躍動する炭治郎は市松模様、妹の禰豆子(ねずこ)は麻の葉、仲間の我妻善逸(ぜんいつ)は鱗柄の羽織を着ている。「職人の間でも同じ柄だと話題になっていた」と話す金指さんは、自ら制作し、箱根駅伝の往路優勝校に贈る恒例の寄木細工トロフィーのデザインに、今年は“鬼滅柄”を採用した。「寄木細工と箱根の追い風になってほしい」と話す。
 町観光課も、「柄だけではなく、物語には秘密箱や温泉も登場する。舞台の一つ刀鍛冶の里は、地元では『畑宿では?』と言われ、箱根と関係は深いように思える」と注目。「箱根は人気アニメのエヴァンゲリオンの聖地としても知られるが、寄木細工で鬼滅ファンの注目も集めてほしい」としている。