先週辺りから、
急に
露出が多くなってきた感がある、
このネタ。
新型コロナ・ワクチン関連の情報。
今週いよいよ
国会論戦が始まるにあたって。
それ用に
政府与党側がネタを提供して
誘導している、
って裏事情があるのかなぁ。
と思って見ています。
……というのも今、
新型コロナ関連で、喫緊の問題としては。
>1:急激な感染拡大に対する有効な防疫措置の策定
と
>2:逼迫する医療体制の改善策
と
>3:ワクチン接種実施に伴う諸問題
と。
大きく挙げて
この三つがあるわけですけど。
このうちの、
前二つ、
『防疫措置』と『医療体制の改善』については。
これは
極めて専門的な知識を前提に論じられる内容になるので。
私みたいに
趣味で毎日好んで関連情報を集めている人間ならともかく。
普通一般の
日本国民が、
答弁回答の専門的な説明を聞かされても。
内容がチンプンカンプンで
さっぱり頭に入ってこないでしょうし。
頭に入ってこない以上、
答弁の内容が
正しいのか、適切なのか、
間違っているのか、ごまかしているのか。
その判断も付かないでしょう。
そうなると、
政府を追及できているのかいないのか、
それすら不明になってしまって。
それなら、
もっと分かりやすいネタで
国会論戦をやるぞ、と。
政治と金の問題追及一辺倒に
なってしまいますから。
そうなると、
当然、
国会開催中にメディアが取り上げるのは、
政治と金の問題追及ばかり。
となってしまって。
政府与党としては
大変困った事態になってしまいます。
なので、
そうならないように、
素人で
専門的な知識がなくても。
ある程度、
話の内容が理解出来るネタとして
新型コロナ・ワクチン接種の話題を、
強力にプッシュして。
国民の興味関心がそちらに向くように、
仕向けているのでしょう。
実際、
『前向き』な夢、希望が詰まったネタですから、
それゆえ、
国民の興味関心も高いですし。
感染予防対策の強化措置の内容について、
とか。
逼迫した医療体制の改善措置、
とか。
こちらは
『誰がババを引くのか』という。
ある意味、
国民にとっては聞きたくないような耳を覆いたくなる内容になるのが、
確定していますから。
政府与党としては、
ひょっとすると野党も含めて。かもしれませんが、
出来るだけ、
新型コロナ・ワクチンの話題に注目を集めたいですよね。
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というわけで、
今週になって、
やたらとワクチン関連の情報が
メディアに露出するようになったのは。
そんな政治家たちの意向を反映しているのだろうなぁ。
と、
生温い目で見ている毎日です(笑
政府、ファイザー製ワクチンを2月中旬に特例承認へ…6月までに6000万人分
政府は、米製薬大手ファイザーなどが承認申請している新型コロナウイルスワクチンの製造販売について、2月中旬にも承認する方向で調整に入った。医薬品の審査期間を短縮する「特例承認」を適用する方針だ。先行して審査している海外治験データに、同社から1月中に届く国内治験データを加え、最終的に判断する。
ファイザーなどは昨年12月に厚生労働省に承認申請した。政府は、ファイザーのワクチンについて、今年6月までに6000万人分(1億2000万回分)の供給を受けることで、同社と基本合意している。
米ワクチン、来月15日承認へ 厚労省専門部会
米製薬大手ファイザー社の新型コロナウイルス感染症のワクチンについて、厚生労働省が早ければ2月15日に専門部会を開いて「特例承認」の可否を決める方針であることが20日、分かった。既に海外で接種が進んでいる実績があり、承認される見通し。同じ週内の2月中旬に同意を得た医療従事者への先行接種を始める可能性がある。
同社のワクチンは既に欧米各国で接種が進み、世界保健機関(WHO)も緊急使用を承認した。日本では昨年12月に承認申請されており、厚労省は審査と接種体制の整備を同時に進めている。接種は1人当たり2回で、21日間空けて打つ。
ワクチン政策司令塔に河野行革相、2月下旬の接種へ調整役…首相「安全で有効に全力」
菅首相は18日、河野行政・規制改革相に新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた調整を担当させることを決めた。ワクチンの運搬や保管、自治体との協議など関係省庁にまたがる調整を円滑に進め、2月下旬にも始まる接種を混乱なく実施する狙いがある。
首相は、首相官邸で記者団に「全体の調整を河野氏に指示した。安全で有効なワクチンがお届けできるよう全力で取り組みたい」と述べた。河野氏は取材に対し、「なるべく早く、一人でも多くの国民に接種できるようにしなければいけない」と語った。
厚生労働省は20日、米製薬大手ファイザーと年内に新型コロナウイルスのワクチン7200万人分(1億4400万回分)の供給を受ける契約を結んだと発表した。6月末までに6000万人分(1億2000万回分)の供給を受けるとしていた基本合意の内容を見直した。
ファイザーは昨年12月、日本国内でのワクチンの製造・販売の承認を厚労省に申請した。政府は通常より審査期間を短縮し、2月中旬にも特例承認する方向だ。