日本人だと
この方の選手時代は知らない、見たことも無い、
けれども、
名前は知っている。
という人は
多いのではないでしょうか。
かく言う
私が、その一人です。
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長嶋が引退した後の、
王・巨人で
ホームラン記録への注目がどんどん高まる中。
たびたび出てきたのが、
この方の持つ
世界記録でした。
私みたいな、
アラフィー以上のオッサン世代には、
とても馴染みのある、
名前ですよ。
最近だと、
ソーサとマグワイアのホームラン競争時代、
その後の、
ボンズの記録更新の時にも、
出てきましたねぇ。
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でも、
日本の野球少年、
かつて野球少年だった私にとっては。
やはり、
王選手との交流、
それも選手引退後の交流に関する印象が
一番強く残っています。
なんというか、
メジャー・リーグの選手、関係者で
これだけフランクに接してくれた人、というのは。
今でこそ、
日本からのメジャー移籍が当たり前のようになって。
メジャーリーグ選手が
日本についてあれこれ語ったり、接する機会が増えていますけど。
今から、
20~30年前は、
そんな人は滅多にいませんでしたから。
この人も
日本での露出が多かったわけではないのですけど。
他に、
日本との接点を持って話題を提供してくれる人、
メジャー・リーグ関係者なんて一人もいない。
当時はそんなご時世でしたから。
お高くとまらないイイ人だなぁ。
と。
素朴な憧れを抱いていました。
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お悔やみ申し上げます。
なんというか、
アラフィーみたいな、
この年になると
憧れの人がどんどん世の中から去ってしまって。
本当に
悲しい、というか。寂しい、というか。
凹みますねぇ……
米大リーグ歴代2位の755本塁打、ハンク・アーロンさん死去…86歳
【ロサンゼルス=佐野司】米大リーグ歴代2位の755本塁打を放ったハンク・アーロンさんが22日、死去した。複数の米メディアが伝えた。86歳だった。
米アラバマ州出身のアーロンさんはアフリカ系米国人のリーグを経て1954年からミルウォーキー(現アトランタ)・ブレーブスなどでプレー。俊足強打の外野手として活躍した。
74年にはベーブ・ルースの714本塁打の大リーグ記録を更新。自身の本塁打記録は、77年に日本で王貞治さん(巨人=現ソフトバンク球団会長)に破られたが、大リーグでは2007年にバリー・ボンズ(ジャイアンツ)に更新されるまで30年以上、歴代1位だった。
1982年に米野球殿堂入り。王さんとは、世界少年野球推進財団を共同で主宰するなど、親交が深いことでも知られていた。