いつもの、
日本政府というか厚労省公式発表の
日本国内感染状況報告。
昨日、
国内で新たに確認された感染者は
3987人でした。
東京都内だと、
986人。
という具合で。
先週と比較すると、
日本全国で前週比0.69倍(5752人
東京都内では前週比0.61倍(1592人
という数字になって。
さらに、
その他の地域も
見てみると、
東京周辺の
群馬で 23人(前週比0.43倍、先週54人
埼玉で 285人(前週比0.66倍、先週433人
千葉で 328人(前週比0.77倍、先週428人
神奈川で554人(前週比0.70倍、先週795人
東京圏で2176人(前週比0.66倍、先週3302人
そこから離れると
北海道で 94人(前週比0.76倍、先週124人
宮城県で 24人(前週比0.6倍、 先週40人
愛知県で164人(前週比0.75倍、先週218人
大阪府で421人(前週比0.90倍、先週464人
広島県で 23人(前週比0.60倍、先週38人
福岡県で224人(前週比0.75倍、先週300人
沖縄県で 76人(前週比0.85倍、先週89人
という結果。
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あと
入院者とかに目を向けてみると
入院者64662人(先週68447人
うち
重症者1007人(先週972人、
という数字が報告されています。
これを
1週間前と比較を計算してみると、
入院者は前週比0.94倍。
重症者が前週比1.04倍。
という具合。
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数字を見る限り、
報告数は減っています。
前週と比べると、ハッキリと差が出来ています。
ただ、
横で比べた場合、
つまり、
昨日とか、一昨日とか、
近々の数字と比較すると。
そこまで大きく減ってはいません。
いや、
日本全体で見ると、
近々の報告数との比較でも
それなりに減っているのですが。
関東圏以外は、
かなり大きな差が見られる地域が多い。
でも
関東圏が……
なんというか、
これ、
『下げ止まり』というか、
『底打ち』というか、
つまり、
先週とか先々週とかの
感染拡大ピーク時だった状況に比べると、
1日の
感染者報告数が目に見えて減ってきて。
感染拡大の勢いが大きく鈍化して、
急激に減ったように見えるのですが。
それは
比較対象が
ピーク時の数字だからであって。
これがたとえば
1ヶ月前、
去年12月24日の報告と比べたらどうか、
というと
2020年12月24日の報告では、
日本国内の1日の感染者報告数3742人、
東京都内で888人、
入院者数27224人、
重症者数644人。
という具合で。
感染者報告数も
患者数も、
1ヶ月前の方が少ないのですよねぇ。
とくに
患者数では2倍近い開きがあります(泣
現状は、
そういう、
まだまだリスク大の数字なのです。
なのに、
関東圏では、
この数字の減り方が緩やかになってきて。
直近では
横這いに近い下がり方に、
変化してきている。
という。
このまま
横這い=現状維持、となってしまうと。
関東圏は警戒ステージ4のまま、
医療体制の逼迫が
いつまで経っても改善される見込みが立たない。
という
最悪の結果になってしまいますよ。
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今週この先の動きを見てみないと、
評価を下すのは難しいのですけど……
どうも
関東圏については
現状の
感染予防、拡大抑止対策、
行動規制では不足しているように見えます。
そして、
関東圏が高止まりしたまま、
他の地域だけ
緊急事態宣言を解除した場合には。
関東圏との人的交流を完全にゼロとする事は出来ず。
解除後、
1~2ヶ月程度の期間で、
再び
高止まりしている関東圏から飛び火した感染拡大が激化する結果となるのが、
火を見るより明らかです。
日本政府は
こういう現状に対して。
どういった対策を
打つつもりなのでしょうか。
国内で新たに3990人感染確認…都内は12日ぶり1000人下回る
国内の新型コロナウイルスの感染者は24日、44都道府県と空港検疫で新たに3990人確認された。全国の死者は56人だった。厚生労働省によると、重症者は前日より2人減って1007人となった。
東京都では、986人の感染を確認。1日あたりの新規感染者が1000人を下回るのは12日ぶりだ。重症者は前日と同じ156人だった。感染経路が判明している人のうち、最も多かったのは家庭内感染の220人。一方、病院や高齢者施設などでの「施設内感染」は過去最多の160人に上った。
大阪府では、新たに421人の感染が判明した。死者は10人で、累計は836人となった。