いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
354人でした。
そのうちわけは
市中感染者が338人、
海外からの流入組が16人。
でした。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが196人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
58%でした。
この数字、
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比0.92倍(先週386人
市中感染で前週比0.96倍(先週351人
首都圏で前週比0.81倍(先週241人
という結果です。
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あらたに出てきた、
宗教団体運営の学園施設関連での集団感染クラスター
から感染者掘り起こしが
とりあえず
一段落したため
昨日と比べると
報告数がかなり減少しました。
集団感染が報告される前の水準に戻った感じです。
ただ、
ブックマークを付けたニュース記事によると、
どうも
集団感染関連の感染者、
濃厚接触者の追跡が、すべて完了した
というわけではなさそうで。
今後、
周辺関係者から、
もう少し範囲を広げた部分とか。
さらに
同系列団体の別施設からの
集団感染が見つかる可能性があるのだとか。
この先、
1週間ほどは
気が抜けない状況が続きそうですねぇ。
今日報告された数字の上でも、
市中感染の重点が
首都圏から地方へと移ったまま。
まだ、
首都圏へ戻りきっていない結果が出ていますし。
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あと
気になるのが。
従来から
集団感染リスクが高いと見られてきた、
宗教関連、学校施設で
予測されていたとおりに
集団感染が発生したという、
この結果です。
こうなると、
他にも
同様のリスクを抱えている
病院、療養施設やら。
大規模事業所やら作業所やら。
拘置所やら。
そういう場所でも
今後は
警戒レベルの緩い
地方において
集団感染クラスターが発生する、
その可能性を
今回の事態が示した。
と
評価できます。
この状況に対して、
韓国政府防疫当局はどういう対策を打ち出すのか。
今のところ、
静観していますが……
この先
動くのかなぁ。
どうなんだろう……(謎
韓国の新規コロナ感染者 300人台に減少も宗教施設での拡大懸念
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は26日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から354人増え、累計7万5875人になったと発表した。市中感染が338人、海外からの入国者の感染が16人だった。1日当たりの新規感染者数は25日(437人)に比べ83人減ったが、宗教団体が運営する中部・大田の非認可教育施設「IEM国際学校」で集団感染が発生したのに続き、南部・光州や京畿道竜仁市の同団体関連施設でも陽性者が出るなど新たな感染拡大の可能性が高く、油断できない状況だ。
韓国政府は新型コロナウイルスの感染状況を見極め、今月末に強化された防疫対策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は上から2番目の第2.5段階、首都圏以外は第2段階)を引き下げる必要があると判断する一方、宗教団体教育施設での集団感染の拡大も警戒しながら対応を検討している。
昨年11月中旬から本格化した流行の「第3波」は先月25日(1240人)をピークに減少傾向にある。ここ一週間(1月20~26日)の新規感染者数の平均は1日当たり394.9人で、このうち「社会的距離の確保」のレベル引き下げの指標となる市中感染者数の1日当たり平均は369人だ。
新たに確認された市中感染者338人を地域別にみると、ソウル市が101人、京畿道が79人、仁川市が16人で、首都圏が196人を占めた。
首都圏以外の地域では江原道が42人、釜山市が27人、大邱市、光州市、慶尚南道がそれぞれ12人、全羅南道が9人、慶尚北道が8人、忠清北道が7人、忠清南道が6人、大田市が4人、世宗市が2人、全羅北道が1人だった。
主な感染事例をみると、IEM国際学校を運営する宗教団体に関連し、江原道洪川郡の宗教施設を訪れた関係者39人の感染が確認されたほか、同団体が運営する京畿道竜仁市と光州市の教育施設でも感染者が発生した。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは16人で、うち6人は空港や港湾での検疫で判明し、10人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から11人増えて計1371人となった。韓国国内の平均致死率は1.81%。重篤・重症患者は前日から5人減り、270人となっている。
25日の検査件数は4万6682件で、前の日に比べて2万4945件多かった。