kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

任天堂太っ腹(笑 ―― 物議醸した『ファイナルソード』Nintendo Switch版が配信再開

これ、
本当にどうでもイーでもいいネタ、
なのですけど。
私的に
かなり気になったので、
アレコレ迷って
結局、
ニュース記事にブックマーク付けました(笑



一部の人の間で、
熱狂的に愛されているクソゲー
『ファイナルソード』。
これ、
当初、
任天堂Switch用のアクションRPGと発売、販売開始されたのですが。
なんと、
盗作疑惑、というか。
既存作品からの、
BGMの無断流用
しかも、
流用したネタ元が
任天堂の人気シリーズ『ゼルダの伝説』シリーズで流れる曲「ゼルダの子守唄」
ということが判明して。
発売4日目にして販売中止になった、という。
伝説のゲームです(笑



ただ、
このあまりにも分かりやすい展開と、
逃げっぷり。
そして、
作品の中身も
グダグダすぎるゲーム内容、
意味不明なシナリオ、
穴だらけの攻撃判定、
使い勝手の悪い操作性などが、
一部のユーザーに大受け(笑
販売停止となったことで
発売即買いしていたユーザーのみが
プレイできる、という。
プレミア感まで出てしまい。
ゲーム実況動画で一ジャンルを築くまでに至りました(呆
その後、
この状況を見た開発元が、
何を考えたのか……というか、
開発費を回収するために、でしょうけど。
Switch版の内容をスマホ用にコンバートして、
スマホゲームアプリとして
販売を再開。
そこで、
2ヶ月ほど販売を継続して実績を積み。
そしてついに
再び、
Switch版に戻って再販に至る、という(驚



この件
ネタゲームとして有名になった『ファイナルソード』だから
ニュース記事になった、って理由もあるのでしょうけど。
実は
結構珍しいケースなんですよねぇ。
盗作疑惑、というか。
今回の場合、
使われていたBGMがどう聞いても
『盗作』『流用』間違いナシなので。
そういう盗作ソフトを
コンシューマーゲームで、
再販するのは、
かなり珍しい事例なんです。
というのも、
コンシューマーゲームの場合、
だいたいが
『パッケージ販売』になるため、
昔なら
ROMカセット、
いまならDVDとかの円盤にゲームプログラムを記録して。
これを販売する形式なんですけど。
盗作疑惑とかで販売中止になった場合、
それを
再度修正して販売しようとしたら、
前に販売している商品は、
『不良品』ということで
『正規品との交換要請』に応じなければならなくなります。
いわゆる
リコール義務が発生します。
これが
ぶっちゃけ、
ものすごく面倒くさい(笑
手間がかかるし、
金もかかる。
しかも、
利益には全く結びつきません(当然
マイナスをゼロにするための行為ですから。
直接的には
費用がかかるだけ。
お金が出て行くだけです。
なので、
再販で得られる利益と不良品回収にかかるだろう経費を
トータルで計算したら。
赤字になる場合が多い。
ということで、
『再販しない』って済ませる場合がほどんとです。
回収しても利益が見込めるだろう、
ビッグタイトルなら話は別ですけど(妬
ただ、
今回の場合
そもそもの販売形態が
そのような問題の多い
『記録媒体』によるパッケージ販売ではなくて。
インターネットを介して
プログラムデータのみを配信販売している
ダウンロード販売形式だったので。
データの差し替えだけで済み、回収は必要ありません。
なので、
再販に踏み切ることが可能だったのでしょう。



とはいえ、
そんな風に再販しやすい環境になったとはいえ。
一度は『盗作』評価が出て引き下げた商品に、
再び販売許可を出すとか。
任天堂もなかなか度胸有るなぁ。と
思う一方、
実は、
この手の
『既製品データ紛れ込み』事件は
業界アルアルだったりします(笑
マジで(苦笑
とくに
BGMとかCGデザインとか、
外注に出して制作することが多い素材コンテンツに関して。
外注がねぇ、
こっそり既存作品から流用、盗作して製品化し
納品してくることが
ままあります。
本当によくあるマジでw
素材制作の外注を受けてくれる
大手プロダクションとか、
中の人は入れ替わりが激しくて。
たまーに
ダメな人がいたりするんですよ。
中小・個人が相手の場合、
顔が見えて仕事がしやすいのですけど。
量をこなせませんから。
ある程度のリスクは見込んだ上で、
大手に発注します。
それで、
流用、盗作が紛れ込んでも、
たいていの場合
納品チェックから製品テストプレイ、デバグ段階のどこかで
それなりに気がついて。
差し替えが間に合う、ようにしているのです。
けれども中には、
開発中、
指摘されないまま製品として世に出てしまう、
そういう事が
ごく稀にあります。
というか、
私が関わったプロジェクトで、
実際やられた事ありましたし(苦笑
製品化して販売した後で
ユーザーから指摘されても。
そもそもが、
ネタ元の存在自体を開発関係者誰一人知らなかった、
という状況で。
どうする、ということで。
まず
外注先に事実確認、
素材音楽からの流用が確定したので、
ネタ元の楽曲の版権を買い取って
使用許可を得ている、と
後付けで許可取ったけどその点は伏せてユーザーに説明。
さいわい
ネタ元の楽曲自体、相当マイナーで
存在を知る人が
連絡してきたユーザーだた一人だけだったので。
そのユーザーに説明しただけで
事なきを得た、という。
とかまあ、
この手の話。
業界ではゴロゴロしています。
なんというか、
タイトル1本の規模が大きくなって、
それぞれに必要とされる素材の数も
数百、数千、数万件レベルに爆増してますから。
単純な
ケアレス・ミスで
初期イメージコンテ段階のサンプルデータが、
間違って納品に紛れ込むこともありますし。
悪意にもとづいた『流用』『盗作』したモノもあって。
任天堂だって、
そういう開発裏事情を充分以上に承知しているので。
今回の再販を認めたのでしょう。
今回
配信再開される改訂版は、
スマホ版で先行販売されていて。
2ヶ月ほどのユーザープレイ実績がありますから。
つまり、
2ヶ月間のベータテストを実施したのと同じ状態ですw
そこで、
盗作流用指摘、噂などが出ていないので。
これなら大丈夫だろうと、
再版の許可を出したのでしょうねぇ。



改訂前の盗作疑惑版、
盗作されたネタ元が任天堂の作品だったため、
開発元と任天堂両者だけの問題で済みましたけど。
これ、
任天堂以外の作品からの流用、盗作だった場合。
開発元のみならず
任天堂と盗作された作品の版元の間の問題にもなりますから。
そうそう
おいそれと簡単に再版許可出せませんよ。

 

 

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物議醸したオープンワールドARPG『ファイナルソード』Nintendo Switch版が「DefinitiveEdition」として本日より配信再開


エイチユーピーゲームズは1月21日、アクションRPG『ファイナルソード』のNintendo Switch版の配信を再開した。タイトル名は『ファイナルソード DefinitiveEdition』となっている。昨年7月7日より配信が停止されていた本作だが、再びプレイできるようになった。現在はニンテンドーeショップにて購入することができる。価格は1799円。以前までの価格は1890円で、レーティングも以前のCEROからIARCに変わっている。旧タイトルとは別に新しく配信されているようだ。
『ファイナルソード』は、主人公の青年が母親の病を治すため、王国「キングダム」を目指して冒険へと旅立つリアル3DオープンワールドアクションRPGだ。本作は2019年にiOS/Android向けの『ファイナルソード Mobile Edition』をリリース。その後の2020年7月2日にNintendo Switch版がリリースされた。Nintendo Switch版リリース直後には、味のあるゲーム内容が話題にのぼるとともに、冒険途中に訪れる村で使用されていたBGMに注目が集まった。そしてリリースからわずか4日後の7月6日に配信を停止したかたち。
配信停止の発端となったのは、アンダス村で流れるBGMだ。当楽曲は、任天堂の人気シリーズ『ゼルダの伝説』シリーズで流れる曲「ゼルダの子守唄」に酷似しているとして盗用疑惑が浮上した。疑惑に対する弊誌の問い合わせについて、販売元であるエイチユーピーゲームズは「該当BGMについては、BGM販売に特化した企業から購入したものであり、著作権を侵害する意図はなかった」と主張。しかしながら、そのまま放っておくわけにもいかず、開発元はその後間もなく本作の配信が停止した。配信停止後、エイチユーピーゲームズは「すでに任天堂に事情は説明済みで、現在BGMの差し替えについて動いており、用意が整い次第すぐに配信を再開したい」と声明していた。
配信停止後の動きについては、公式Twitterアカウントにて7月9日、近日中に配信再開の意向を示す画像を投稿。そして7月20日にはVer1.1.0アップデートを実施。該当BGMの差し替えがおこなわれ、配信再開の準備が整ったかのように思われた。しかしながら、7月28日に投稿されたツイートでは「スイッチ用ファイナルソード再発売に関して、我々側でも慎重に待っている状況です。すぐに発売されることを望んでいる状況ですので、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです」と明かされており、配信再開への道のりが平坦ではないことがうかがえた。
その後の2020年10月末には、基本無料のiOS/Android向けアプリ『ファイナルソード』をリリース。アプリ配信前には公式Twitter上で「ファイナルソードのコンソール発売に取り組んでいますが、進行が遅れています」と明かしていた。そして年を跨いだ1月13日に「ファイナルソードの発売に関して、まもなく良いお知らせをお届けいたします」とツイート。配信再開に期待が寄せられる中、本日の再配信を迎えた。
長らくの間、配信再開が待たれたNintendo Switch版『ファイナルソード』。配信停止中もモバイル版の販売は続けられ、売上ランキング上位に顔をみせるほどの好調なセールスが見受けられた。またタレントの陣内智則さんをはじめ、多くのユーザーが本作に関する動画投稿、およびライブ配信をおこなっている。さらには配信が停止したにも関わらず、RTA走者たちによる“なんでもあり”なレギュレーション「any%」の記録更新合戦も活発におこなわれた。年末に実施された「RTA in Japan 2020」においては、ふぃす氏が走者となる本作RTA生放送が6万5000人を超える同時視聴者数を記録したことも記憶に新しい。
シュールな独特の世界観やグラフィック、脈絡のない住民との会話、不可解な判定などが浮き立つ本作。しかしながら本作が注目を集める背景には、モンスターを倒して得た経験値や資金を元にステータスを強化し、さらなる新天地へと進んでいく、アクションRPGとして堅実な造りのゲームデザインを評価する声もある。 約半年の沈黙をやぶり、ついに再配信を迎えた本作。これを機会に実際にプレイしてみてはいかがだろうか。