いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告では、
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
497人。
そのうちわけは
市中感染者が479人、
海外からの流入組が18人。
という具合です。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが258人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
54%でした。
この数字を
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比1.24倍(先週401人
市中感染で前週比1.26倍(先週380人
首都圏で前週比0.93倍(先週277人
という結果です。
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とまあ、
今回も
500人近い数の感染者が報告されています。
例の、
宗教団体が運営している学園施設関連の
感染者掘り起こしが進んでいるようで。
次々に
感染者が出てきているようですねぇ。
さらに今回は、
それ以外の施設でも、
釜山などの療養施設とか。
以前から
感染リスクが高いと思われていた
箇所からも
集団感染が見つかった、そうで。
つい
この前まで
ゆるゆると
感染者報告数が減っていたのに。
と思ったら。
一転して、この始末。
これが
この新型コロナの怖いところです(笑
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あと、
気になる点としては。
完全に、
感染の中心が首都圏から、
それ以外の地域、
というか。
地方……
いわゆる防疫的に弱い、と見られていた場所に
移ってしまった点ですね。
市中感染全体の
感染者報告数は
前週の記録を大きく上回っている中で。
これまで
首都圏として扱って取り上げていた地域からの
感染者報告は前週比を下回っています。
いまのところ、
宗教団体関連の施設が
地方感染の中心として
報告されていますけど。
これが果たして、
宗教団体のみなのか。
それ以外への広がりはないのか。
そもそも、
それ以外の箇所で拡がっていたから、
宗教団体でも
集団感染が発生した。
という結果になるのか。
この辺の精査が曖昧です。
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今後、
感染経路の調査が進むにつれて。
この点、
明らかになっていくと思われますけど。
地域的な広がりが無い状況で
施設内だけで感染が発生……ってことは
有り得ないですよ。
相当な数の感染者が
地方では見落とされているんじゃないのかなぁ。
韓国の新規コロナ感染者497人 前日より減少も宗教施設での拡大続く
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から497人増え、累計7万6926人になったと発表した。市中感染が479人、海外からの入国者の感染が18人だった。1日当たりの新規感染者数は27日(559人)に比べ62人減ったものの、2日連続で500人前後となった。
政府はプロテスタント系宣教団体「IM宣教会」が運営する教育施設で集団感染の拡大を抑えるため、全国の関連施設に対して一斉検査を行い、別途防疫規則を設けたが、当分の間感染者の増加は避けられない見通しだ。
政府はこのような要因を考慮し、防疫対策「社会的距離の確保」のレベル(首都圏は上から2番目の第2.5段階、首都圏以外は第2段階)の調整と5人以上の私的な集まりを禁止する措置の延長是非を29日に決定する方針だ。
新たに確認された市中感染者479人を地域別にみると、ソウル市が102人、京畿道が116人、仁川市が40人で、首都圏が258人を占めた。
首都圏以外の地域では釜山市が53人、光州市が44人、慶尚北道が43人、忠清北道が24人、慶尚南道が19人、大邱市が10人、全羅南道が8人、江原道が6人、蔚山市が5人、大田市と忠清南道がそれぞれ4人、全羅北道が1人だった。
主な感染事例をみると、IM宣教会が運営する大田市の非認可教育施設「IEM国際学校」に関連する感染者は176人に増え、光州市の同施設「TSC国際学校」と教会に関連して147人の感染が確認された。
このほか、ソウル市内では福祉施設で12人、療養施設で11人の感染者が発生し、釜山市内の療養型病院では41人が陽性判定を受けた。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは18人で、うち7人は空港や港湾での検疫で判明し、11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から8人増えて計1386人となった。韓国国内の平均致死率は1.80%。重篤・重症患者は前日から19人減り、251人となっている。
27日の検査件数は5万2942件で、前の日に比べて6458件多かった。