この結果について、
結構不満を漏らしている人が多いですねぇ。
ただ、
私的には、
現状を鑑みれば、
こうなるだろう、とは予想していましたので。
予想した通りの裁定が下されて
納得です。
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この結果について、
森会長の政治力とか、
権力の癒着とか、
そういう
うがった見方をしている人も
いるようですが。
ただ、
現場感覚で言えば、
今罷免して退任させる方が『温情』というか、
『敵前逃亡を認めるのか、ふざけんな!』
って話になります(笑
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だって、
この先……
今年の夏に予定されている
東京オリンピック2020は、
まずもって、
まもとな開催は不可能。
縮小するか、
無観客でやるか、
いっそ中止するか、
最悪の3択になるわけですよ。
そうなれば、
オリンピック開催を当て込んで
スポンサード協賛してきた企業から、非難囂々。
クレームの嵐になるのは
目に見えています。
じゃあ、
そのクレームはどこへ向かうのか、
といえば。
東京オリンピック・パラリンピックの運営を担当していた
大会組織委員会へ
向かうわけです。
つまり、
今からすぐ2~3ヶ月後には、
東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会は
世界中から集まるクレーム処理担当になるのが確定。
その筆頭責任者として、
頭を下げまくる役職が
大会組織委員会会長、ってわけです。
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そういう状況で。
今、
森会長のクビを切った、として。
この先、
クレーム処理謝罪要員となるのが確定している、
会長職に就いてくれる人が
他に誰かいるのか、
って。
そんな奇特な人は
誰も居ませんよね。
それ何の『罰ゲーム』の誘いですか、って。
話です。
自分の失敗なら
まだ、
ヤル気が出るでしょうけど。
完全に
他人の失敗の尻拭いですから。
それで、
事業失敗は確定していて、
修復不能状態で。
ひたすら
クレームを受け付けて
頭をさげるだけのお仕事。
ただのアルバイトならともかく、
会長職に就くような
実績実力のある人なら、
大金積まれても断りますって。
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なので、
今ここで
失言くらいの過失で
森会長を叱責、罷免するよりも。
それよりは、
このまま職責を維持させて。
そのまま、
クレーム処理係として。
責任を持って
火だるまになってもらって。
全部の泥を被ってもらう、ってのが。
まあ
合理的ですよねぇ。
IOC的には
『逃がさないよ~』って対応です。
こんなの
秘密でも何でもないのだから。
関係者が
赤裸々な
コメント出せばいいのに(笑
IOC「森会長は謝罪した。この問題は終了と考える」
東京オリンピック(五輪)・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)が、3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で女性を蔑視したと受け取れる発言をしたことについて、国際オリンピック委員会(IOC)の広報担当者は4日、朝日新聞の取材に「この問題は終了と考えている」と答えた。
広報担当者は朝日新聞にメールで回答。「ジェンダーの平等はIOCの根本原則で、将来を見据えた五輪ムーブメントの長期計画、アジェンダ2020でも重要な柱に据えてきた」としたうえで、「森会長は発言について謝罪した。これでIOCはこの問題は終了と考えている」とした。
森会長は4日の記者会見で、「辞任するという考えはない。皆さんが邪魔だと言うことであれば、老害が粗大ごみになったのかもしれませんから、そうしたら掃いてもらえばいい」と述べ、自ら身を引く考えはないとした。
記者会見では自らIOCに説明するか問われ、「そんな必要ないでしょう。いまここでしたんだから」と答えていた。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は会見終了後の4日夕、IOCに一連の経緯を報告したことを報道陣に明かした。
IOCの対応について、組織委幹部は「IOCも(森会長に)辞められたら困る。代わる人がいない」との見方を示した。(ロンドン=遠田寛生)