この件、
すでに1年以上が経過していて。
日本が輸出管理を厳格化したのにあわせて、
韓国も対日本の輸出管理を厳格化。
それで
片が付いた、と。
日本国内で
取り上げられる機会は
まったくなくなったのですが。
韓国では、
やれ
GSOMIA破棄だ、
とか
安倍政権の横暴だ、
とか
菅政権の無視だ、
とか。
たまに
日本のメディアが思い出したように
この話題を取り上げた
まとめ版ニュースを
持ち出して。
いまだに
韓国メディアを挙げての大騒ぎで。
ちょくちょく出てきますねぇ。
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どうやら、
日本を介した
戦略物資のトンネル貿易が出来なくなったのが
韓国にとっては
相当痛手のようで。
北朝鮮に横流しに出来なくなって。
中国にも横流し出来なくなって。
さらには、
イラク、イラン、シリアなどの
中東諸国との取引も。
日本産製品をチラつかせる外交カードが使えなくなって
しまったので
大変やりづらくなって。
色々と八方塞がりになってしまった様子(笑
というような状況下で、
韓国民の反日気勢を強化して、
日本に圧力を掛けようという魂胆なのか。
韓国では1~2ヶ月毎定期的に、
この手の
『燃料投下』的な
輸出管理厳格化反対、
日本政府の不当な措置に抗議しよう、的な
ニュースが
メディアで取り上げられています。
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これ、
忘れた頃に定期的に取り上げる、
ってことは。
それなりに需要がある、
ってことなのかなぁ。
ネタに穴が空いたときに、
とりあえず穴埋め的に、
輸出規制に関するニュースを取り上げておけば。
見て貰える……的な(笑
というのも、
ニュースの内容、中身は、
去年から
ほとんど更新されていない、
というか
変化がないんですよねぇ。
細かい数字は時期に合わせて
ころころと変わるのですが。
ニュースの趣旨としては
『国産化に成功した!』
『日本との貿易ほもう必要ない!』
『だから日本は輸出管理厳格化を辞めるべき!』
という内容で
共通しています。
戦略物資の国産化に成功して
日本との貿易は必要なくなったのだから、
放置しておけばいいのに(笑
日本の半導体輸出規制、日本企業だけ被害…韓国は脱日本
日本の輸出規制が日本企業の被害だけ生んだという分析が出てきた。
日本経済新聞は7日、「新型コロナウイルスへの日々の対応などで、政府内部でも対韓輸出管理問題は過去のものになりつつある。しかし韓国では日本政府の輸出管理措置をきっかけとして先端素材や装置の国産化の動きは着実に進んでいる」と報道した。
同紙は韓国貿易協会のフッ化水素輸入統計を根拠に上げた。資料によると、2020年の韓国半導体業界の日本製フッ化水素輸入量は前年より75%減った。2019年7月に日本政府が輸出規制を始める前と比較すると90%急減した。フッ化水素は韓国の主力事業である半導体とディスプレーに使われる必須素材だ。
だが輸出規制後に韓国の半導体業界の日本製フッ化水素依存度が急落した。輸入量は2019年6月の3026トンから輸出規制施行直後の8月にはゼロに減った。同年12月に輸入を再開してから輸入量は793トンまで増えたが、輸出規制前に比べると依然として差がある。昨年の月平均輸入量は400トンにとどまった。
代わりに韓国企業がフッ化水素を独自に生産した。サムスン電子が出資したソウルブレーンは日本製と同水準の超高純度フッ化水素の生産を始め、SKマテリアルズも半導体生産工程に使うフッ化水素の量産に成功した。
結局打撃は日本企業に戻ったと同紙は指摘した。特にステラケミファ森田化学工業の打撃が大きかった。韓国への輸出は両社合わせて年間60億円程度減少した。