いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
303人でした。
そのうちわけは
市中感染者が273人、
海外からの流入組が30人。
でした。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが217人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
67%でした。
この数字、
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比0.90倍(先週336人
市中感染で前週比0.93倍(先週295人
首都圏で前週比1.09倍(先週199人
という結果です。
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うーん……
前週比で、
およそ0.9倍。
市中感染に限ると、
さらに数字が渋くなって0.93倍。
これが、
首都圏限定なら、
1週間前の数字を超えて、1.09倍。
という結果で。
どう見ても
順調に
感染抑止が継続できている、とは言いがたい結果になっています。
むしろ、
日々の感染者報告数が示しているのは、
下げ止まりからの再上昇トレンドへと転換しそうな動き。
つまり、
感染抑止対策が不足していて。
再拡大へと転じる予兆を示している、と。
先々週に起きた、
宗教団体が運営する学園での集団感染発覚以降、
そのような
感染再拡大を示す数字……
日々の感染者報告が続いています。
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でも、
この現状に対して。
韓国政府防疫当局、
狂気の文オジサンとそのお仲間達は、
感染抑止対策である飲食店の営業時間短縮を緩和する、
と発表しているんですよねぇ。
日々の感染者報告数を見ると、
そこまでの余裕があるようには見えないのですが……
いったい、
どういう方針でそういう判断になるのか。
ひょっとすると、
現在報告されている感染者報告数程度なら許容範囲、
という判断が下された、
とか。
現在、
韓国の感染状況は、
1日の感染者報告数が300人程度、
これは
日本的な感覚で喩えると。
警戒レベル3、に当たる状況です。
要警戒で、
今後の感染拡大、感染者増加に備えて
病床の確保、増床準備などが求められる段階。
さらに、
都心部の飲食店などでは、
営業自粛、営業時間の短縮が求められる状況です。
こんな
かなり切迫した状態なのに。
現状維持に方針転換する、とか。
ちょっと
考えづらいのですけど。
韓国の新規コロナ感染者 再び300人台に増加=連休控え警戒感
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は9日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から303人増え、累計8万1487人になったと発表した。市中感染が273人、海外からの入国者の感染が30人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(289人)に約2カ月半ぶりに200人台に減少したが、この日は14人増え、再び300人台となった。
1日当たりの新規感染者の増減を1週間でみると、週初めは前週末に検査件数が減少する影響で感染者数がやや減り、週半ばから再び増える傾向にある。今週もこれから感染者数が増える可能性がある。
流行の「第3波」は昨年11月下旬から本格化し、このところは緩やかに減ってきているが、人口密度の高い首都圏は横ばいか、むしろ増加傾向だ。今週後半の旧正月連休(今年は11~14日)中に人の移動が増えれば、再び感染が拡大しかねない。
この日新たに確認された市中感染者273人を地域別にみると、ソウル市が86人、京畿道が117人、仁川市が14人で、首都圏が217人を占めた。首都圏以外の地域では釜山市と大邱市がそれぞれ9人、光州市が8人、忠清南道と慶尚南道がそれぞれ5人、慶尚北道が4人、蔚山市と江原道、全羅北道がそれぞれ3人、大田市と忠清北道、済州道がそれぞれ2人、世宗市が1人だった。
主な感染事例としては、京畿道高陽市でダンスホールと飲食店に絡む新たなクラスター(感染者集団)が発生し、これまでに11人の感染が確認された。大邱市では飲食店に関係した感染者が延べ10人、別の飲食店でも9人に上った。釜山では療養型病院に関係した感染者が8人出た。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは30人で、このうち11人は空港や港湾での検疫で判明し、19人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から8人増えて計1482人となった。韓国国内の平均致死率は1.82%。重篤・重症患者は前日から1人増え、189人となっている。
週明けだった8日の検査件数は4万9209件で、前日に比べ2万7987件増加した。