いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告では、
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
504人。
そのうちわけは
市中感染者が467人、
海外からの流入組が37人。
という具合です。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが383人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
82%でした。
この数字を
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比1.12倍(先週451人
市中感染で前週比1.09倍(先週429人
首都圏で前週比1.14倍(先週337人
という結果です。
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予想していた通り、
感染者が増えましたねぇ(笑
韓国全体、市中感染、首都圏、
すべてにおいて
前週比1倍を超えて
感染再拡大状況に入ったことを示しています(笑笑
ここまで
分かりやすい動きを見せてくれると。
数字を追いかけている側としても、
追いかけ甲斐がありますよ、本当に(爆笑
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そして、
韓国メディアも、
ここへ来てハッキリと数字が出てしまったため。
現実を受け入れざる得なくなったのか、
首都圏で
感染再拡大が進んでいる事を報じ始めました。
これまでは
リスクに言及するだけで。
再拡大については触れていなかったのですが。
今回
数字の裏付けが取れたことで。
ハッキリ踏み込んで書いてきましたねぇ。
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と言ったところで、
韓国政府防疫当局は
この現状に対して
どんな対策を打ち出してくるのか、
と見たら。
国外から入国してくる
入国者に対する防疫措置を厳格化する、そうで。
これまで
外国人にのみ課していた
PCR陰性証明の提出義務を。
韓国人の帰国者に対しても適用して、
すべての入国者に対して
PCR陰性証明提出義務を課すそうな。
これは
日本からの入国者……って、
日本在住の韓国人が帰国して、
隔離免除だったためPCR陰性証明もなく、
そのまま韓国内で自由行動を始めたら。
集団感染クラスターを発生させてしまった事例をもとに、
同様の事例を防止するために
講じた措置なのだとか。
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うーん、
確かに、
この措置、無いよりは有った方が良いとは思いますけど。
でも、
それは、
いま韓国内で進行している感染拡大状況の中の
ほんの一部分で。
対策が必要なのは
もっと別の部分だと思うのですけどねぇ。
とくに、
感染拡大傾向が顕著に現われている
首都圏とか。
ここに
個別の感染抑止対策が必要だと思いますが。
そちらについては、
何もないまま。
旧正月の連休に突入する、という。
なかなか
愉快な展開になっています(笑笑笑
韓国の新規コロナ感染者が急増 半月ぶり500人超
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は11日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から504人増え、累計8万2434人になったと発表した。市中感染が467人、海外からの入国者の感染が37人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(444人)から60人増え、先月27日(559人)以来、半月ぶりに500人台となった。
1日当たりの新規感染者は、今月5日以降、200~300人台で推移したが、前日に400人台となり、この日はさらに増加した。
特に首都圏での集団感染は収まる気配が見えない。韓国では11日から4日間の旧正月連休が始まり、多くの人が移動することから感染が全国的に拡大する恐れもある。
この日新たに確認された市中感染者は467人だった。8日と9日は200人台後半に減少していたが、2日連続で400人を上回った。地域別にみると、ソウル市が177人、京畿道が181人、仁川市が25人で、首都圏が383人と全体の82%を占めた。
首都圏以外の地域では釜山市が29人、江原道が11人、大邱市が10人、光州市が9人、全羅北道が7人、慶尚南道が5人、済州道が4人、忠清北道が3人、大田市と蔚山市がそれぞれ2人、忠清南道と慶尚北道がそれぞれ1人だった。
主な感染事例としては、京畿道富川市の宗教団体施設と学習塾に関連する感染者が2日連続で急増した。同市によると、同宗教団体の信者39人と学習塾に関係する4人の陽性が新たに判明した。両方の施設に出入りする感染者がいたことが分かっており、同宗教団体と学習塾に関連する感染者は計96人に増えた。
京畿道高陽市のダンスホールと飲食店については、新たに10人の感染が確認された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは37人で、このうち15人は空港や港湾での検疫で判明し、22人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から10人増えて計1496人となった。韓国国内の平均致死率は1.81%。重篤・重症患者は前日から14人減り、170人となっている。
10日の検査件数は3万9985件で、前日より2633件少なかった。
24日から全入国者対象にPCR陰性証明義務化 検査は3回=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は10日、新型コロナウイルス変異株の国内流入を防ぐため24日からPCR検査の陰性証明書の提出をすべての入国者を対象に義務付けると発表した。
PCR検査の陰性証明書の提出は先月8日から入国する外国人を対象に義務付けられていたが、対象が拡大された。
韓国で9日時点の変異株の感染者は韓国人が58人、外国人が22人となっている。このうち38人は入国時に、28人は隔離の過程で感染が確認され、残りの14人は市中で感染した。市中感染の14人のうち6人(3例)は自主隔離に家族間で感染した。
中央防疫対策本部は変異株の市中感染が確認されたことを受け、入国者に対する検査や自主隔離の管理を強化することを決めた。すべての入国者を対象にPCR検査の陰性証明書の提出を義務付け、入国後のPCR検査を2回実施する。すべての入国者は入国前に1回、入国直後に1回、隔離解除前に1回の計3回のPCR検査を受けることになる。
中央防疫対策本部はまた変異株への感染リスクを国・地域ごとに分け、防疫強化対象国を拡大する予定だ。現在はフィリピン、ネパール、英国、南アフリカ共和国の4カ国が対象になっている。22日からはアフリカからのすべての入国者に対しても陰性証明書の提出に加え、臨時生活施設での隔離とPCR検査が義務付けられる。
また15日からすべての隔離免除者は入国直後に臨時生活施設で検査を受けた上で、入国後5~7日以内にPCR検査の陰性証明書を提出しなければならない。隔離を免除された日本からの入国者を起点に忠清北道と全羅北道で計54人が感染したと推定される事例が発生したことを受けての措置。
中央防疫対策本部はこのほか、自主隔離が不十分な事例を管理するため市・郡・区ごとに「海外入国者管理責任官」を指定し、隔離状況の確認や1日2回以上の症状チェックをするようにした。
自主隔離者に対する管理も強化する。現在は英国・南アフリカ共和国・ブラジルから入国した感染者のみ1人部屋に隔離されるが、今後は海外から入国した感染者をすべて1人部屋に隔離する予定だ。
中央防疫対策本部は変異株の感染者を迅速に把握するため、遺伝子分析機関を現在の2カ所から来月までに8カ所に増やし、25日からは分析期間を現在の5~7日から3~4日に短縮する計画だ。