kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

さてどこへ進む ―― 筑波大学などがeスポーツ研究

最近、
下火になってきた……というか。
日本国内でも
ある程度普及して、
メジャー化して、
一時期のプレミア感がすっかり剥がれ落ちてしまい、
いきなり
オワコン化してしまった感がある、
この話題。



というよりも、
プロゲーマーよりも、
YouTuberの方が
はるかに身近な存在になってしまって。
個人での参入も簡単で。
その上、
手軽に金が稼げて(……と見えて)、
さらには、
稼ぐ金額もプロゲーマーとは比べものにならない、
ということで、
すっかり
市場を
Youtubeに喰われてしまいましたねぇ(笑
これ、
単に私の思い込みではなくて、
実際、
Google
2019年に開始した
クラウドゲームサービスが
2021年現在、
実質サービス閉鎖に向かってサービス縮小している
その一方で。
経営資源
YouTubeに集中している
経営方針からも
eスポーツと動画配信の力関係が
透けて見えます(苦笑



そんな状況で、
日本では、
なぜか
今頃になって
学校で『eスポーツ』の研究がチラホラと始まっていて。
なかなか笑える状況になっています(失笑
まあ、
ようやく真面目な研究対象となるくらい、
日本社会にも
eスポーツが浸透した、って
結果なのでしょう。
この
eスポーツ
スポーツと銘打っていますけど。
実態は、
モーターレースなどと同じカテゴリーで。
日本国内では、
オリンピック競技種目となっている、
アスレチック・スポーツみたいなイメージを持たれている、
というか。
普及に努めている
企業とかメディア人とか業界ゴロが
そんな風に喧伝しまくっています。
けど、
カテゴリーとしては別種
と考えるべきモノです。



その上で、
研究対象にする価値があるのか、
って
話になるわけですが。
eスポーツ』が
すでに
周回遅れ気味で。
今更何を研究するんだ、
って話ですけど。
これ、
eスポーツ』の枠組みを取り払って、
人とネット社会との関わりとか、
長時間コンピューター、SNSを使用する人の
サンプルとして見た場合、
まとまった数、
定期的に長期間、継続的にデータが揃う、
とか。
人間とコンピュータ、SNSサービスとの関係、
社会的な問題点などを探るのに、
これほどの好事例は
なかなか見つかりません。
普通は、
SNSの使用履歴や使用状況は
個人情報に関わる部分が多くて。
データを集めるのに苦労します。
けど、
eスポーツ』なら、
SNSの使用履歴や使用状況のデータも、
スポーツとして
広く公開される情報の一部になっていますし。
eスポーツ』環境、技術向上のために
プレイ中の詳細情報から
私生活も含めた
日々の生活情報も含めて提供協力が得られやすい、
という
メリットがあるんですよねぇ。
これは
スポーツ全般に言えることで、
日常の生活ルーチンが、
スポーツ活動に大きな影響を与えるのが
明らかにされていますので。
スポーツトレーニングの一環として、
日常生活も含めた情報を
簡単に集めやすいのです。



ということで、
人とSNSを研究対象とする
場合には。
とても使い勝手のよいテーマなのです。
美辞麗句を並べて綺麗にまとめず、
そういう実態にまで
突っ込んで掘り下げてほしいなぁ。

 

 

 

 

www3.nhk.or.jp

 

筑波大学などがeスポーツ研究

人気が年々高まっているeスポーツについて、スポーツ科学の手法を用いて効果的な練習方法などを解明しようと、筑波大学が本格的に研究を始めることになりました。
eスポーツは対戦型のコンピューターゲームを競技として行うもので、茨城県はおととし、県内で行われた国体で初めて取り入れるなど普及に力を入れています。
スポーツ科学の研究が盛んな筑波大学はこのほど、茨城県などと連携してeスポーツの効果的な練習方法や人体に与える影響などについて本格的な研究を始めることになりました中心となるのは大学のスポーツイノベーション開発研究センターで、去年からプレーヤーの唾液を分析して、脳にかかるストレスを計ったり認知機能を測定するテストを行ったりしていて、ことし4月からはさらに研究施設を拡充していく予定だということです。
研究グループによりますと、eスポーツは認知機能や社会性の向上などが期待される一方、長時間の練習による疲労の蓄積などを懸念する声もあり、研究を通じてこうした点を解明し、課題の解決策も示すことで、eスポーツの普及につなげていきたいということです。
筑波大学の松井崇助教は「eスポーツの効果が実証できれば教育や福祉などへの活用も考えられる。研究を通じてeスポーツを新たな文化として発展させていきたい」と話しています。