kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これはなぁ…… ―― 5歳児餓死事件 逮捕の知人の女 毎月25万円余を搾取か

当初、
よくある『児童虐待』『ネグレクト』『毒親』の事件、
だと思われていた、
この事件。
詳細が明らかになるにつれて、
別の面……
なにやら『宗教』的、というか。
赤の他人が
家族と同居して支配していた、
という。
一般人には、
理解に苦しむ事件背景が明かされてきました。



手口的には、
それほど目新しモノはなにもなくて。
DV夫とか悪質療養老人ホームなどが
よく使う手口にかなり似ています。
ただ、
生活保護とか児童手当とか児童扶養手当とか、
その手の
社会保障から支給される現金を狙った、
のが、
赤の他人で、
母親の知人?友人?の女性だった、
という点が
目新しい、でしょうか。



この手の犯罪の、
特徴的な点は……
被害者が
加害者に依存して
生活を構築してしまう点で。
いや、
加害者が、
被害者をうまく誘導して
依存するように用意した
『枠組み』というか『舞台』というか、
『生活スタイル』の中へ
取り込んでしまう。
と言った方が正しいのかな。
タコ部屋的な
悪徳療養老人ホームなんかが
その典型例ですね。
悪徳業者が用意した部屋に老人を囲い込んで、
生活に必要な最低限の環境、
住む場所や食事や衣服などなど、
一切を
悪徳業者が用意する代わりに。
老人の収入、
預金から年金から
全部、
悪徳業者の管理下において、
すべて巻き上げる、
という。
加害者が
保護者の立ち位置に納まって。
被害者が被保護者に成り下がって。
曲がりなりにも
安定した生活が送れてしまうので。
逃げ出せない、
というよりも、
逃げ出さない。
生活の安定が破綻するまで、
ずっと
その場所にとどまる、
という
結果になりやすい。



今回の事例も、
事件の容疑者として
名前が挙がっている女が
被害者の生活に介入して。
生活保護など、
各種、
社会保障給付金支給の手続きを仲介していたり。
また
役所の担当者が調査に来た時は
必ず立ち会って、
容疑者の女が折衝していた、
とか。
被害者の
生活環境の構築すべてにおいて
関わっていたようですから。
こうなってしまうと、
抜け出せない……というよりも。
抜け出さない、んですよねぇ。
生活が成り立っている間は、
抜け出す必要がないから。



そして、
そのような歪んだ生活環境は、
もっとも
もろい部分から壊れていきます。
それが
今回の場合、
『子供』だった、という。



この問題、
行政が
なんとか介入して解決できないのか。
って、
これまで何度も言われているのですけど。
この手の問題に、
行政が
介入する名目がないんですよねぇ。
当事者から、
『なにも問題無い』と言われてしまったら、
行政は手も足も出ない。
今回の場合だと、
子供は5歳だったので。就学前。
これが
小学校に通う年齢になっていれば。
不登校の時点で、
もしくは
登校した後の身体測定などで、
虐待の疑いを見極めて、
行政が介入する機会も生まれるのですけど。
そのチャンスも生まれませんでした……
近年では、
就学前の
幼稚園や保育園との連携も深めているのですけど。
幼稚園や保育園は
義務教育外ですから。
子供が全員参加ではないので。
どうしても
捕捉率が低くなる。
なので、
最近は
就学前の児童が虐待されて事件化するケースが
ジリジリと増えています。
就学後の児童虐待が事件化するケースも
稀にあるのですけどね。
就学後は
かなり改善されてきて。
ニュースになるような事件は、
就学前のケースが多くなっています。
ここを改善するのには
どうしたらいいのかなぁ……

 

 

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5歳児餓死事件 逮捕の知人の女 毎月25万円余を搾取か

福岡県篠栗町で、5歳の男の子に十分な食事を与えず餓死させたとして母親と知人の女が逮捕された事件で、知人の女が、母親の家庭に入る生活保護費など毎月の平均25万円余りのほぼすべてを得ていたことが分かりました。警察は、現金を搾取しながら家庭への支出を抑えるため食事を制限させていたとみて捜査しています。
福岡県篠栗町の碇利恵容疑者と(39)知人の赤堀恵美子容疑者(48)は、去年4月、5歳だった碇容疑者の三男の翔士郎くんに十分な食事を与えず餓死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されました。
赤堀容疑者は、碇容疑者の家庭の生活全般を管理し、生活保護費や児童手当、児童扶養手当など、家庭に入る、毎月の平均25万円余りのほぼすべてを得ていたことが捜査関係者への取材で分かりました。
当初は口座に振り込まれた現金をATMで引き出させて受け取り、その後、預金通帳を預かるようになったということです。
警察は、赤堀容疑者が現金を搾取しながら、碇容疑者の家庭への支出を抑えるため食事を制限させていたとみて捜査しています。