kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

マズい方向へ進んでいます……(涙 ―― 工業地区が戦場に、戒厳令下のミャンマー・ヤンゴン

私的に
以前から注目していた、
このニュース。
数日前には、
ついに
クーデターを起こした軍部政権が『戒厳令』を敷いて、
強権発動。
これまでのような警察ではなく、
軍部、兵士が直接現場に出て
国民弾圧を開始する。
という、
いよいよ歯止めがかからない状況へと
悪化してしまいました。



これは
考えられるケースの中で、
『最悪の選択』と言っても良いシナリオです。
なぜ、
軍部クーデター政権が
ここへ来て、
どうして、
そんな最悪の選択を強行したのか。
その原因については、
メディアが
諸説色々な解説を流れいます。
その中でも、
特に注目されているのが、
中国の動向です。
もともと、
今回クーデターを起こしたミャンマー軍は、
中国軍部と繋がりが深く。
それを後ろ盾にして行動、決断に踏み切ったフシがあるのですが。
その中国が、
今のミャンマー軍のやり方を批難する
国連決議の採択に同意して。
ミャンマー軍を批判、批難する側に回ってしまったため。
ミャンマー軍、クーデター政権は後ろ盾を失い、
政治的にも経済的にも
ミャンマー国内外で孤立しつつあり。
追い詰められて、
国民を何がなんでも力ずくで押さえつける、
という
強行手段に踏み切った。
との
憶測が流れています。



ざっくり言ってしまうと。
先が見えなくなったので、
半ば自暴自棄になって
倒れるときは
国民もろとも道連れにして共倒れ。
上手くいけば独裁、
という
極端な選択しか、もはや途がなくなった。
って事らしいです。
なにせ、
仮に、
クーデター政権が瓦解して、
主権が国民の手に戻った場合。
クーデターを首謀、指揮した軍人は
残らず
『国家反逆罪』とか『転覆罪』とかの罪状に問われて。
銃殺刑になるのが、
ほぼ確定ですから。
身勝手な理由で、
クーデターを決行した人達が
自分が死ぬか、相手を殺すか。って選択を突き付けられたら
生き残るために
片っ端から殺しまくりますよ。



実際、
外信の最新情報によると、
軍部が
ミャンマー各地でデモ隊に参している国民を殺害し。
100人単位の被害者、死亡者が出ている。
といった情報も出ています。
ただ、
現在、
戒厳令が敷かれた後のミャンマー国内、
現地では情報封鎖が進んでいて。
インターネットを介した交信が不通となった地域が拡大。
外部との連絡が取れない、
外部からの連絡もつかない。
という状況になっており。
情報の伝達が容易ではないため、
多分に
噂が独り歩きして
どこまで事実なのか確かめる術がありません。
それでも、
入ってくる情報はすべて以前よりも
内容が悪化したものばかりで。
一部では、
国民が戒厳令を避けて首都圏から地方へ脱出、
さらには
国外へ脱出。
という情報まで出ていて。
そのために道路が大渋滞と化し、
人が密集して埋め尽くしてる映像がネット上に出回っています。
いよいよもって、
もっぴきならない事態へと進んでいるのは
間違いありません。



これ、
ヘタをすると、
国連の武力介入。という選択も有り得るかも知れません。
もちろん、
今すぐの話ではなくて。
このまま状況が悪化した何ヶ月か先の話になるでしょう。
でも、
そのときに
日本はどうするのか。
そういう未来が有り得ることを
日本国民は、
いま
何かしら覚悟を決めて腹を据えておかなければならないですね。
私は、
最近このニュースを見るたびに、
そんな事ばかり考えてしまいます。

 

 

www.bbc.com

 

ミャンマー国軍、戒厳令の対象地域拡大 1日の死者はクーデター以降最悪の50人に

ミャンマー国軍は15日、先月1日にクーデターに対する抗議行動が始まって以降で最悪の死者が出たことを受け、最大都市ヤンゴンの一部に出していた戒厳令の対象地域を拡大した。
ミャンマー国軍のクーデターに対する抗議行動では、14日に各地で兵士や警察が抗議者に発砲。約50人の死亡が報告された。その多くはヤンゴンで犠牲になった。
ミャンマーの人権団体、政治犯支援協会(AAPP)は、国軍の弾圧でこれまでに120人以上が死亡したとしている。
国軍は当初、ヤンゴンのラインタヤ地区と、隣接するシェエピタ地区の中国系の商業施設が襲撃されたのを受け、この2地区に戒厳令を出していた。
翌15日にはヤンゴンと第2の都市マンダレーの複数地域にも戒厳令を出した。対象地域の抗議者は軍事裁判所で裁かれる可能性がある。
デモ参加者らは中国がミャンマー国軍を支援していると考えているが、国軍による先週末の攻撃に誰が関与しているのかは不明。
中部ミンジャンやアウンランでは15日に治安部隊が抗議者に発砲し、複数の死傷者が出たと報告されている。

 

 

 

www.afpbb.com 

工業地区が戦場に、戒厳令下のミャンマーヤンゴン

【3月18日 AFP】バリケードが燃やされ、煙が立ち上る中、丸腰でクーデターに抗議するデモ隊に向けて治安部隊が発砲を繰り返す──軍事政権が戒厳令を敷いたミャンマー最大都市ヤンゴンの工業地区は17日、戦場と化した。
 7週間前に起きたクーデターに対する抗議デモの最前線となっているラインタヤ(Hlaing Tharyar)郡区からは、心に傷を負った住民らが逃げ出している。
 デモはミャンマー全土で続いている。軍事政権は重装備の鎮圧部隊を増強しており、現地の人権監視団体「政治囚支援協会(AAPP)」によれば、各地で200人以上のデモ参加者が殺害された。
 軍事政権は14日、ラインタヤ郡区などヤンゴンの一部地域に戒厳令を発令。AAPPによれば、この日だけで死者は70人を超え、その大半は同郡区での死者だった。
 ラインタヤ郡区の住民の多くは地方からの出稼ぎ労働者だ。事態を受け、トラックやバイクに家財道具を積み、家族と共に脱出し、故郷へ帰る人が相次いでいる。
 残った住民からは、戦争さながらの光景が報告されている。「夜通し銃声が鳴り響いて、眠れなかった」とある住民はAFPに語った。人々は、通りを歩くだけでも治安部隊に狙撃されるのではないかと恐れているという。
 医学生の住民は、区内の要所に軍や警察が多数展開し、「車やバイクを検問し、道行く人の携帯電話までチェックしている」と証言した。「政治や市民的不服従運動に関連しているとみなされれば、たちまち逮捕される」
 ヘルメットとガスマスクを着用し、盾を手にしたデモ強硬派は16日夜、区内の主要道路に通じる橋に陣取り、タイヤや木材、土のう、竹ざおなどでバリケードを築いた。一部のバリケードは燃やされ、閑散とした通りに黒煙が立ち込めた。
 治安部隊に火炎瓶を投げつけるデモ参加者もいたが、手作りの盾に身を隠す姿は無防備に見える。近隣地区の住宅地で撮影された動画をAFPは確認したが、約15秒にわたり絶え間なく銃声が鳴り響いていた。
 ラインタヤ郡区はここ数日で「市街戦場」となったと、国際人権連盟(FIDH)のデビー・ストサード(Debbie Stothard)副事務局長はAFPに話した。「この数日間で大勢が逮捕されたと聞いたが、現地で何が起きているのか、情報を得るのがとても難しくなっている」
 逮捕や暴力的な鎮圧に関する情報はソーシャルメディアを介して断片的に外部に伝えられているが、軍事政権がデータ通信に制限をかけたため、滞っている。多くのミャンマー国民は15日以降、携帯電話からインターネットに接続できない状態が続いている。