kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ウマ娘第二期13話見ました…… ――

深夜に
アニメ・ウマ娘最終話13話が放映されたので、
視聴しました。
率直な感想を書くと、
スタッフ頑張ったなぁ
という
印象です。



話の展開とか、
そういう要素には
特段目を惹くものはなかったのですが……
というか、
伝説の有馬記念のレースシーンが
尺全体の半分近くというか、
出走前の本馬場入場シーンから含めると
尺の半分以上を占めていて。
ただただ
伝説の有馬記念を見るだけの回
だったという。
なんかもう、
本当にそれだけでした。
というわけで
感じたことを
感じたままにダラダラ書いていきます。



真っ先に驚いたのは、
このレースシーン、
全出走ウマ娘
モブキャラまできっちり14人分
作り込まれていた点です。
モブキャラなのに、
名前まで付けられている、
という。
レガシーワールド
『ホワイトストーン』が
モブキャラとして登場していたのには感動した、
というか
本馬場入場シーンで
レガシーワールド』が
他の脇役差し置いて
大写しになっていたのには
思わずニヤリとしてしまいました(笑
ウィニングチケットより
扱いデカいのなw
ざっと書いていくと、
レガシーワールド』→『レリックアース』
『ホワイトストーン』→『バイスストーン』
『ベガ』→『ペラ』
『エルエーウィン』→『パーメントウィン』
セキテイリュウオー』→『デュオプリウェン』
エルカーサリバー』→『シュプールムーヴァー』
ウィッシュドリーム』→『アビスドリーム』
他に
アニメですでに登場しているウマ娘たち
トウカイテイオー』を筆頭に、
メジロパーマー
ビワハヤヒデ
『ウィイニングチケット』
ライスシャワー
ナイスネイチャ
マチカネタンホイザ
という。
史実の93年有馬記念出走全14頭分、
14人が揃って走っています
さらに
驚いたというか、
感動したのは、
レースシーンです。
なんかもうね、
フジテレビの競馬中継そのまんま(苦笑
アナウンサーの実況は、
あの堺アナの名実況そのまんまのセリフだし。
シーンのカット割りも、
ほぼ
フジテレビ系スーパー競馬のレース中継映像と同じ
という。
だから、
当時の中継動画を見直せば、
モブキャラが
史実のどのウマなのかもれなく全部判ります(笑
なんかもう
これを見た瞬間に
よくもまあ、
ここまで作り込んだなぁ、と感心感動してしまいました。
1期2期通して
あと外伝アニメも含めて
ウマ娘のレースシーンは全部見ましたけど。
ここまで徹底的に、
史実通りに作ったレースは、
この話くらいじゃないかな。



これを見て思ったのは、
作り手としては
この話を作るのは
かなり『怖かった』のだろうと感じました。
史実の
1993年有馬記念は、
それ自体が
ほぼほぼドラマとして完成された
それこそ
レース中継を実況していたアナウンサーが
感極まって声をうわずらせ、
『奇跡の復活!』『ミラクル!』と言い切ってしまうほどの、
そして
レースが終了した直後も
興奮さめやらずで
感動した勢いのままに語りまくってしまう、
という。
アナウンサーが解説者を差し置いて喋り倒した、
という
それほどの
レースでしたから。
当時の
あのレース中継を見ていて感じた感動と興奮を、
超えるどころか、
アニメで再現して追いつけるのかどうか。
アニメは
所詮フィクションですから。
作り物ですから。
事実が持つ『インパクト』『現実の重み』には、
容易に勝てません。
そこで、
4コーナーを抜けた後、
スト200メートルの直線勝負、
トウカイテイオービワハヤヒデの一騎打ちで
トウカイテイオーが捲っていく、
ここにすべてを懸けた。
現実を超える重みを感じてもらうために、
アニメ第二期の冒頭からここまで13話分、
まるごと
このシーンために用意してきました、
という
そういう構成になっていましたね。
なにせ、
一瞬で駆け抜けるはずの直線200メートルなのに、
延々と続いています。
テイオーがビワハヤヒデを追いかけながら、
ここまでの苦難を回想して
ありったけの思いを吐き出して
延々と駆け抜けていく、という。
なんかもう、
600メートルくらいは走っているんじゃないか。
というマッチレースになっています。



あと、
今回の第13話を見ていて
改めて感じたのは。
アニメ第二期は、
SNSゲームへの導線となるように
かなり意識して構成されているなぁ。
という点です。
これは
SNSゲームのPC版がリリースされたので。
ゲームを遊び始めてから気が付いたのですが。
ざっと
アニメ二期を振り返って見直して見ると、
だいたい
5話くらいから、
ゲームとの連携を意識した展開になっていました。
この辺りから
アニメの中に
ゲームの陰がチラホラと見え隠れしてくるんですよねぇ。
これについてのまとめは
また次回。