kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

いまさら何をw ―― 【萬物相】外国語にない「ネロナムブル」

日本人の韓国ウォッチャーの間で
韓国民気質を
もっとも的確に表した言葉として
知られている
ネロナブル
この言葉が、
韓国メディアのコラムに取り上げられていたので、
ブックマークを付けて見ました。



さて、
日本の知韓派の間では
まさに
韓国を体現した単語として
常識になっている
この言葉。
私がすればロマンス、 他人がすれば不倫
 =身内に甘く、身内以外に厳しいこと
という
韓国人の身勝手極まりない独善気質を
まさに
一言でぴたりと言い表した名言で。
韓国では
しばしば誰かの不正を批判する時に
持ち出されて
使われる言葉なのですが。
ブックマークを付けたコラムでは、
この語源を探って、

1987年に出版された小説家・李文烈(イ・ムンヨル)の
小説集『九老アリラン』に似た文章が出てくる。
「そりゃお前がすればロマンスで、他人がすればスキャンダルと…」。
この言葉を言った政治家が
スキャンダルを「不倫」に変えて使ったのが
「ネロナムブル」として定着したのではないかという。

と解説を付けています。
さらに、
韓国以外の
他国の言語に似たような言葉を
探したけれど。
どこの国の言葉にも
このような『独善』を正当化した言葉は見当たらない、
とも書かれていますね。
さすがに、
記事の中には、
『独善』を正当化した言葉という、
露骨なまでも直接的な表現は用いていませんけど。
さらに
そのように
事実をごまかして歪曲的に表現する行為自体が
まさに
自分の不備を棚に上げた
『ネロナブル』的な歪曲表現なんですよねぇ。
そのことに、
この記事を書いた筆者は
全く自覚していないのが
文章の一言一句から、
あけすけに伝わってきて。
読んでいて
なかなか笑えます(苦笑



あと面白いのは、
この『ネロナブル』という言葉、
韓国では
あらゆる不正、スキャンダルを批判するときに
使われているのですが。
言葉の語源的には
不倫=『性的不義』『独善』を表現する中で
生まれた言葉です。
つまり、
韓国では
男女の乱れた関係を自虐した表現から
その言葉を
あらゆるスキャンダルに
拡大適用して
政治を批判するのにも使用している、
という。
批判の
根っこにあるのが、
男女の性風俗の乱れたイメージ、
ってことですよ。
この辺りも、
売春を一大産業として
国外に積極的に輸出している国、韓国の
お国柄に
ぴったりな言葉ですねぇ(笑

 

 

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【萬物相】外国語にない「ネロナムブル」

1980年代後半、ソウルの住宅価格が恐ろしいほど上がった。非難の声が激しくなると、盧泰愚(ノ・テウ)政権は首都圏に住宅200万戸を建設すると発表した。当時のラジオ番組で、電話がつながったリスナーが「亡国的な不動産投機は根絶しなければならない」と声を荒らげた。ところが、司会者が「まとまったお金があったら何がしたいですか?」と聞くと、リスナーから「当然、家に投資しますよ」とあきれた答えが返ってきた。
 英国の歴史学者ポール・ジョンソンは著書『インテレクチュアルズ-知の巨人の実像に迫る』で「他人に厳格な物差しを突きつけても、自分には寛容なのが人間の本性」と喝破した。その代表的な人物として、フランスの啓蒙思想ジャン=ジャック・ルソーを挙げている。ルソーは著書『エミール、または教育について』に「周囲の悪い影響から子どもたちを保護しなければならない。その責任は母親にある」と書き、親の養育責任を強調した。ところが、自身は5人の子どもを孤児院に送った冷血漢だった。人々が非難すると、ルソーは「家事や子どもが出す騒音に満ちた屋根裏部屋で、働くのに必要不可欠な心の平穏を得ることができるだろうか」と弁解した。
 「ネロナムブル(私がすればロマンス、他人がすれば不倫=身内に甘く、身内以外に厳しいこと)」という言葉の語源ははっきりしない。1987年に出版された小説家・李文烈(イ・ムンヨル)の小説集『九老アリラン』に似た文章が出てくる。「そりゃお前がすればロマンスで、他人がすればスキャンダルと…」。この言葉を言った政治家がスキャンダルを「不倫」に変えて使ったのが「ネロナムブル」として定着したのではないかという。この政治家もセクハラ問題で物議を醸した後、「孫娘や娘のようでかわいいと思ってタッチしたもの」と言った。他人がすれば「セクハラ(性的嫌がらせ)」で、自分がすれば「なでなで」だ。
大学教授団体による新聞「教授新聞」が今年の四字熟語に「我是他非」を選んだ。「私は正しく、他の人は間違っている」という意味だ。もともとは「ネロナムブル」を選んだのだが、これに合う四字熟語がなかったため、仕方なく「我是他非」にしたという。我是他非は「ネロナムブル」の本当の意味を表現できていない。そう考えると、「ネロナムブル」にぴったり当てはまる外国語の表現があるか気になった。米国在住の著述家チョ・ファユ氏は「英語では『double standard二重規範)』という言葉が似ているが、『ネロナムブル』のようなニュアンスはない」と説明した。
 現政権ほど「ネロナムブル」という言葉が多く使われた時期はなかった。チョ国(チョ・グク)前法務部長官は「ネロナムブル」の「ラスボス」として登場した。「チョロナムブル(チョ国+ネロナムブル)」という言葉まで生まれた。あきれたのは、この政権の青瓦台の各執務室には「春風秋霜」という言葉が掲げられていることだ。「他人には春風のように温かく接し、自分には秋の霜のように冷たく厳格にせよ」という意味だ。それなのに、実際の行動は「ネロナムブル」である。それでも恥じ入るどころか、かえって目をむいて腹を立てる。どれだけ独特の精神世界を持っているのか理解できない。