kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

激しく迷走中w ―― BTSやイ・ヒョリを攻撃した中国「憤怒青年」…誰が彼らを育てたのか

最近、
韓国メディアが発信する情報、
とくに
社説やコラム的な
メディア記者の主張、思想がストレートに
発信される記事を見ていて
面白いのは。
韓国がこれまで掲げてきた
ウリナラファンタジー
日本が否定し、
中国が否定し、
アメリカも否定して、
さらには
北朝鮮まで痛烈罵倒否定して。
これまで
外交的な繋がりが深かった
周辺諸国から
ほぼほぼ全否定されて。
唯一繋がりの薄いロシアと
かろうじて通じている。
そんな現状に対して、
『何故だー! 韓国への無いのかアイゴー!』
的な主張とならんで、
『ウリ達はどこで失敗のか!?』
的な、
現在における
周辺国から拒絶されまくりの
状況にたいする
問題検証的な記事が
チラホラ目につき始めた点です。



今回ブックマークを付けた記事も
それに類するもので。
韓国が世界的人気アーティストと誇っている、
まあ、
実際には
熱烈な韓国ファンが世界中に押しかけて
現地で
強烈な押し売りを展開している結果
さらには、
現地への買い出し遠征ツアーまで組んで
買い占めを行って。
それで
爆発的な売り上げをあげているアーティストなんですけど。
日本のAKB48オタクを
さらに悪化させた熱狂的信者に支えられている、
そんな具合です。
そういうアーティストを
中国で売り出していたら
中国人から
猛烈に叩かれてしまい。
いったい何が起きたのか、
ビビッて
問題を検証する記事を
一問一答的な体裁で
問題点の解説しています。



そこで
この記事が
面白い点は
問題が起きた原因を中国側の暴走に求めて。
韓国がこれまで喧伝してきた
ウリナラファンタジー的な
韓国文化に対する強烈な反発、批判、

周辺国で起きている
『韓国離れ』とも言える現象の根底には、
そのような
周辺国民の感情が渦巻いているのですが。
いわゆる
嘘で塗り固めた
韓国文化を
認めない、許容しない、糾弾する、
『文化闘争』的な反発です。
いま
中国が韓国を毛嫌いしているのも
そのような原因によるものですが。
韓国メディアは
これを、
『第二の文化革命』的な暴走として
それに韓国が巻き込まれている、
という
韓国には非は一切存在せず、
悪いのは
韓国の嘘を認めない相手の国々の批判者たちだ、と
言わんばかりの
解説を
掲載していて。
なかなか笑える内容になっています。
真面目に読むと
腹立たしいですけど。
韓国人の性根、本音って
まさしく
ネロナブル的国民気質なんだ、

理解していれば。
そういう解説になるよね、
と。



そして、
さらに興味深いのは、
北朝鮮には
このような韓国ネロナブル的な気質が見られない点です。
北朝鮮は、
自らと他者の違いを冷徹に分析、把握していて。
価値観、思想の差から起きる
摩擦による
利益、不利益、
そして相手との妥協点の測り方、
これが圧倒的に上手、
というか
韓国とはまったく異なる
『現実主義』に徹しています。
現実には
ほとんど存在不可能な
『独裁体制』を維持するために
その行動、発想には、
韓国的ネロナブルは
まったく見られません。
韓国は
同じ朝鮮半島の民族、血を分けた同胞……と
しきりに主張しますけど。
今回書いた
韓国ネロナブル的な特徴が
北朝鮮には見られない点からして。
文化的な背景が決定的に異なっている、
と言えます。
なので、
私的には
最近では
韓国と北朝鮮
同一民族、
と見なすのはそもそも間違いではないか、

そのように捉えています。

 

 

japanese.joins.com

 

BTSやイ・ヒョリを攻撃した中国「憤怒青年」…誰が彼らを育てたのか

昨年7月、韓国女性歌手イ・ヒョリがMBC(文化放送)のバラエティ番組『遊ぶなら何する?』で、自分の中国の芸名に「マオはどうですか」と発言したところ、中国ネットユーザーから集中攻撃を受けて結局インスタグラムを閉鎖したことがあった。1カ月後、BTS(防弾少年団)もヴァン・フリート賞を授賞して韓国戦争(朝鮮戦争)をめぐり「(韓米)両国がともに体験した苦難の歴史」と言及して同じようなことを経験する羽目になった。
当時「中国に礼儀を守れ」「歴史を正しく知れ」という中国ネットユーザーの怒りに満ちた対応は韓国社会にも少なくない衝撃だった。最近出版された『中国愛国主義紅衛兵、憤怒青年』は、このような状況を説明する糸口を提供してくれる。著者のキム・インヒ氏(東北アジア歴史財団研究委員)は20年近く中国で活動し、このような問題をぶつかった。「憤怒青年」は中国でオンラインを利用して「盲目的に愛国し、狂的に外国を排斥し、自由主義的知識人を攻撃する」青年世代を示す用語だ。

--「憤怒青年」とは何か。
「起源を遡れば文化革命当時の紅衛兵だ。紅衛兵毛沢東の権力のために利用されたように彼らは中国共産党に利用されている。紅衛兵の思想的武器が社会主義だとすると、憤怒青年は愛国主義だ。紅衛兵は資産階級を、憤怒青年は外国を攻撃する。2つに共通しているのは中華主義だ。ともに西洋を批判しながら、中国が世の中の中心にいるべきだと考える。特に憤怒青年は、世の中が中国を尊敬し、中国が要求することに応じるべきだと考える。偉大な古代文明を持っている社会主義大国なのに世の中が中国を尊敬せずに望み通り従わないことに対して怒っている。憤怒青年は時代別に名称こそ違うものの、最近の『小粉紅』勢力は90年代以降に生まれ、韓流にも親しんでいる世代だ。そのため愛国主義教育とファンダム文化が入り乱れている。ファンダムの対象は習近平、民族、国家になった」

--彼はなぜ現れたか。
紅衛兵大躍進運動が失敗して毛沢東が批判を受けると出現したように、憤怒青年の誕生は1989年天安門事件の衝撃で登場した。共産党はそれ以降、批判的な若者世代の出現を食い止めようと強力な愛国主義教育と運動を行った。共産党の業績に対する理解が不足し、党を不信に思って天安門事件が発生したと考えた。そのため近現代史教育を重視する。国恥を忘れずに奮発しようということだが、このような教育を受けた学生は外国に対して非理性的・感情的・極端志向を持つようになった。西洋帝国主義侵略を強調し、偉大な古代と屈辱的近代に対する記憶が青少年の胸中で極度の怒りを誘発し、中国を除くすべての国を悪魔化した。韓国戦争も自分たちが米国から韓半島を助けた戦争だという教育を受けている」

--韓国に対しても強い攻撃性を見せているが。
「90年代から2000年代までは韓国に熱狂したが、今は韓国が傲慢で陰湿で凶悪だと考えている。活字、医学など中国文化の洗礼を受けても認めず、端午祭などを自分の文化にして世界文化遺産に登録しようとしているということだ。中国が世の中の中心にいるべきだが、韓流が世界市場で認められることを不快に思っている。日本も歴史問題で嫌っているが、最近では韓国のほうをより嫌っているようだ。香港デモに支持を送ったことにも怒っている。表面上で表現はしなくても『韓国=属国』という情緒が強い」

--「K」ブームが吹く韓国を見てみると、憤怒青年が他人事だとは思えなかった。
「韓国の類似歴史学者が『中国の古代文明はみな東夷族が作ったもの』『孔子も蚩尤も韓国人』というふうに宣伝しているのをインターネットを通じて中国人が知るようになって感情が悪化した。私たちも口実を与えた点がある。韓国であろうと中国であろうと冷徹に理性的に見つめるべき地点がある。誤解もある。私が経験したものでは、中国で『パオツァイ』(泡菜)は韓国のキムチを示す。韓国人に対する軽蔑的な呼称でもある。端午祭は中国で楚の時代の有名な詩人である屈原にちなんだ名節だ。ところが中国の立場では韓国が屈原を奪っていくと感じた。世界文化遺産登録のニュースを中国メディアに知らせた中国人教授も『韓国のように伝統文化を大切にしなければならない』という趣旨で知らせたが、メディアが『韓国が横取りした』というふうに記事を出したと話した。もともと、高句麗問題は中国で特に関心がない」

--中国では怒り青年をどのようにみているか。
「2010年までは『病的愛国主義』として批判する本がたくさん出た。リャオ・バイピンのような有名コラムニストは『阿Qの精神勝利法』『頭がなくて一日中、反米や反日だけを考える、永遠に成長できない感情的な動物』などと強力に批判した。ウ・ジャシャン、ロサンらの著名人が『愛国を武器にチンピラの真似ごとをする浮浪者』と非難した。だが、習近平体制以降、国家的圧迫が強化されてこのような声が力を失っている。1990年代から中国に接した私をはじめとする中国研究者などは困惑している。『私たちが知っている中国ではない』という嘆きがたびたび出る」

--このような問題が改善されるためにはどうするべきか。
「容易ではないようだ。カギは中国当局の変化だ。外国に対するやり方が非常に攻撃的で排他的だ。今の中国の若者世代は幼稚園の時から愛国思想を注入された世代だ。貧富格差などの内部問題がいくら大きくなっても国家が向かうほうにそのままついて行く」