昨日、
東京五輪2020出場内定が確定した
池江璃花子選手。
この快挙に
スポーツ史においても、
きわめて稀な。
半年以上の入院治療の後から
1年からそこらで
オリンピック出場を決めた
という
歴史に残る壮挙に対して。
世界中から
祝福のコメントが贈られている
そうな。
それを報じている
ニュース記事がありましたので
この際、
ブックマークを付けてみました。
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今回
劇的な復帰劇を披露した
池江璃花子選手。
この方、
競泳界にたくさんの友人を
それこそ
国境の垣根を越えて
友達づきあいしていてる仲間を
たくさん持っていることは、
これまで
何度か報じられていて。
一昨年の
突然の
病気の告白から入院治療中に、
世界中の友人達から
たくさんの
コメントが届いていました。
今回は
それらの
友人達から
祝福のコメントが寄せられた
そうな。
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とまあ、
ここまでは
良くある美談で済む話なんですけど。
国際オリンピック委員会(IOC)会長が
公式ツイッターの場で
『彼女は、やった。
白血病と診断されてから、
わずか2年後、
2度目の五輪の権利を得た』
とコメントを出すのは……
記者に質問されて
コメントを出したのでは無くて。
国際オリンピック委員会(IOC)の立場で
自ら進んで
一選手に言及する
かなり異例です。
というか、
前代未聞ではないでしょうか。
これ、
別の見方をすれば
『贔屓』とも取られかねませんからね。
ただ、
また別の観点からは、
難病を克服して
闘病による練習不足というハンデを乗り越え
オリンピックという舞台に立った、
という。
新型コロナという病気のために
いまや
全世界的規模のスポーツイベントに
世界中から観客を集めて、
さらには
メディアにも取り上げもらって、
たくさんのスポンサーに権利を売って興行する、
という
国際オリンピック委員会が
これまで作り上げてきた
興業システム自体が
風前の灯火になりつつある、
危機的な現状。
この行き詰まった現状を打破するような。
まさしく
『病気を克服した』
象徴的な出来事ですから。
これを
華々しく取り上げて
『スポーツに不可能はない』という結果を
広く知らしめて。
新型コロナの感染拡大によって
すっかり
冷え切ってしまったどころか、
否定的な意見ばかりになってしまった
オリンピックへの関心を
ポジティブな夢を掲げて高めたかった。
という、
そんな下心もあるのかな。
と
勘ぐってみたり。
池江の代表内定に「彼女はやった」…バッハ会長が異例の言及
【ロンドン=岡田浩幸】白血病から復帰し、4日に行われた競泳の日本選手権女子100メートルバタフライで優勝して東京五輪のメドレーリレー代表に内定した池江璃花子選手(20)(ルネサンス)の快挙に、各方面から賛辞が寄せられた。
国際オリンピック委員会(IOC)は公式ツイッターで、トーマス・バッハ会長名の「彼女は、やった。白血病と診断されてから、わずか2年後、2度目の五輪の権利を得た」との談話を投稿した。バッハ会長が選手の代表内定について言及するのは、異例のことだ。
英BBC(電子版)は、「池江が白血病の診断から2年後に五輪代表へ」との見出しで報じた。10か月間の入院を経て昨年3月に練習を再開した、などの経緯とともに「(代表入りは)本当に幸せで、すごく驚いている」などの池江のコメントを紹介した。
また、女子100メートルバタフライなどの世界記録を持ち、池江選手と親交のあるサラ・シェーストレム選手(27)(スウェーデン)は同日、読売新聞の取材に応じ、「あまりのすごさに言葉がみつからない。大きな刺激をくれて、本当にありがとう」とのメッセージを寄せた。
2人は2018年に合同で合宿を行うなど親交が深い。シェーストレム選手は「璃花子が(病気と)懸命に闘い、競技に戻ってきてすごくうれしい。東京で会おうね」とエールを送った。また自身のインスタグラムにも、ハートマークとともに「Amazing(すごい)」と投稿した。