kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

SNSゲームウマ娘のステータスとレースの考察・続続 ――

さて
前回の考察から、
ざっと1週間近く空いてしまったのですが。
SNSゲームウマ娘のステータスとレースシステムの考察の
続きです。
まず
前回までの考察のおさらい。


ウマ娘のレースの勝利判定式は
 既存の流用から始まっているはず。
 RPGの戦闘AI判定に近い組み方で
 出走ウマ娘の行動を計算して。
 『アクティブタイムバトルシステム』の流用で
 コマンド選択 → 結果 を繰り返す
 ターン制バトル。

●行動判定の基準として使われる
 『素早さ』が
 ウマ娘では、『スピード』ステータス。
 スピードが速ければ、
 他のウマが行動するより先に
 行動順番がどんどん回ってきて。
 先へ進める、という。
 そういうシステム。だろうと推測できる。

●1回の手順でどれだけ進めるのか、
 1歩の進み幅を示したのが『パワー』。
 パワーを使えば、
 その分だけウマ娘の速度が増加して。
 速度は
 最大でスピード値上限まで加速できる。
 ただし、
 パワーを使えば使った分だけ
 スタミナが消費される。
●コーナーには突入速度制限が設けられている。
 なぜなら、
 コーナー角で曲がりきれる速度が決まっているから。
 そこを超えたらコースアウトするしか無い。
 という現実がある以上、
 それを無視したら
 時速100キロでコーナーリングとか、
 絶対に有り得ない陳腐なコースタイムが出てしまう。
 なので
 コーナー進入速度を超えていた場合、
 強制的に減速が入る
 なので
 直線で加速したけどコーナー前で減速しなければならない、という
 ロスが生まれる。
 そのため、
 スピード大のウマ娘ほど
 スタミナ消費が激しくなる。

●加速と減速のスタミナロスは、
 ウマ娘の脚質によって決定する。
 脚質ごとにコマンド選択を司るAIの判定基準が
 異なっていて。
 『逃げ』なら後続ウマが迫っていれば速度をあげる。
 『先行』なら前が逃げれば一定距離を保って追いかける。
 『差し』『追い込み』は
 序盤、中盤は前との距離は無視。
 マイペースを維持して。
 中盤以降で前を追いかけて加速する……

とか。
おおよそこんな内容を書いたのですけど。
後半については
今見ると
かなり判りにくい内容になっていたな、
と反省しています。
説明の順序が
根本的に間違っていたんですよね。



ウマ娘のレースは、
アクティブタイムバトルシステム』の流用で
コマンド選択 → 結果 を繰り返す
ターン制バトル。
と説明した次に、
それでは
勝利条件がどうなっているのか。
そこを
説明するべきだったのに。
そこをすっ飛ばして、
スピードとかコーナーの話に行ってしまったため。
前回は
判りにくい説明になってしまいました。
というわけで、
以下、
レースでの
勝利条件の説明を始めます。
というよりも、
勝利を目指すためのウマ娘AIの説明です。
レースの勝利条件は、
ゴール地点を先頭で駆け抜けること。
これは
明白です。
では、
それをどのような行動選択によって実現するのか。
これが
レース時のウマ娘のAIの役割ですね。
がむしゃらに一番を目指して駆けていくのか、
と言えば。
そんなことはありません。
単独で走っているのならともかく、
他のウマ娘と競争しているのですから。
自分の理想通りには走れません。
そこで
自分の理想に近づけるレース運び、
を如何に実現するのか。
それが
目標になります。
この辺は、
現実の競馬とか競走と同じですね。
具体的に書くと、
まず、
『逃げ』『先行』『差し』『追い込み』
それぞれの脚質ごとに
理想の位置があります。
『逃げ』なら常に先頭、
『先行』なら先頭から1馬身から2馬身ほど離れた
追い越ししやすい位置。
『差し』なら中団の後方、
先行馬から1馬身から2馬身ほど離れて
前の様子が見やすい位置。
『追い込み』は最後方。
前のウマの後ろにぴったり付かないのは、
ぴったりついてしまうと
追い抜かせないからです。
相手を追い抜かすためには、
相手よりも速度を上げて前に出なければなりません。
前を行く
相手よりも速度をあげるためには
加速する距離が必要です。
そのために
2馬身くらいあると理想的です。
それで
斜め後ろで併走するが理想的。
ただし、
コーナーでは
その分、余分に距離を走ることになりスタミナを消費します。
また
スペースを空けていれば、
後ろのウマが
前に出ようと追い抜きをかけて来ます。



おそらく、
ウマ娘のレースAIは
このような
競馬の常識をもとにして、
『逃げ』『先行』『差し』『追い込み』
それぞれ理想の位置に付くために
行動選択をしているはずです。
ただし、
単に理想の位置を目指すだけでは無くて、
同時に、
序盤通過の時点、
中盤通過の時点で
それぞれ、
自己ベストタイムとの比較をして。
レーズ全体のペースを判断し、
自己ベストより早いようなら、
最後まで走りきることが最優先。
遅いのなら、
余裕があるので、
どんどん前に出る、
というような。
AIになっていると思われます。
というか、
実物の競馬や競走は、
そのようにして
前に出るか、
レースのペースを維持して足を貯めるか、
そして
ラストスパートの一発勝負に掛けるか
判断していますから。
それと
同じ思考様式が実現されているはず。



ということで
長くなってきたので
続きは次回。