中国ロケットの残骸落下事件……
まあ、
『事件』というよりは『事故』と言うべきなのかな、
この場合。
これについて、
日韓のメディア報道姿勢の違いについて、
前のヨタ書きで
ちょこちょこと書いたのですけど。
これについて、
単に
メディアの姿勢が異なっているだけではなくて。
そもそも
国家の姿勢、対応の違いによって
メディアの対応が異なっていたのだ。
という事が判る
韓国メディアのニュース記事が
ありましたので。
私的には、
まずこれを見て、
日韓メディア対応の違いが気になって
色々と探してみた、
という流れだったので。
そもそも
今回の件に注視する発端になった
ニュース記事に
ブックマークを付けてみました。
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どんなニュースかと言いますと、
中国製ロケット「長征5号B」の残骸落下に備え、
韓国空軍が
米軍の連合宇宙運用センターとテレビ会議を開催して
対策を協議している、
そのような
今回の問題に際しての
韓国政府としての対応を報じているニュースです。
中国製ロケットの残骸を
韓国政府が追跡、監視して、
具体的にどのように対応するのか。
米国とも協議しています、という姿を
韓国民にアピールしている。
そういう
韓国政府の公式発表ですね。
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具体的に
何が出来たのか、
どんな成果があったのか。
それは別にして、
とにもかくにも
政府として
出来る事はやっています。
というアピール。
そして、
そういう政府の対応が適切なのかどうか、
それを形だけでも追求している
韓国メディアの姿勢。
翻って
日本はどうだったのか。と
ここ数日を振り返って
日本政府の対応とか
メディアの報道姿勢を検証してみますと。
何もありません……(苦笑
マジで、
何もない。
中国とか、
米国とかが発信した情報を切り取って、
公表しただけ、
という。
その他には、
視聴者投稿動画、というか……
ネットで公開されていた動画を取り上げて。
テレビで放映したくらいです。
まるで
『普段は見られない珍しい流れ星が見られました』程度の扱いですよ。
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なんというか、
なんて言えば良いのかなぁ……
日本国内主要メディアの中の人としては
この問題、
できるだけ、
取り上げたくなかったんでしょうねぇ。
問題を起こしたのが、
中国製ロケット。という点。
そして、
コレに対する政府対応を追求すると、
当然、
『自主防衛』という、
日本として空から降ってくる脅威に対して、
どのように国民を守るのか。
『軍』としての能力が問われますから。
日本国内主要メディアの中の人としては、
日本は
国家としての軍備は無い方がいい、と考えてる人達ばかりですから。
非常時に備えた
軍備の必要性、重要性を喧伝してしまうような、
そういう内容になってしまう情報は
一切取り上げたくなかった。
そういう機会を作りたくなかった。
と。
そういう姿勢の現われが、
今回の
日韓メディアで見られた対応の差なのでしょう。
中国ロケット 予想より早く落下=韓国当局
【北京、ソウル聯合ニュース】中国国営メディアによると、大型ロケット「長征5号B」の残骸が9日午前10時24分(日本時間同11時24分)に大気圏に再突入し、インド洋に落下した。韓国の科学技術情報通信部は「長征5号Bの残骸が午前11時半ごろにインド洋に落下したことを確認した」との報道資料を発表した。
同部は8日、残骸の落下時刻について午前11時40分との予想を示していたが、それより10分余り早かったことになる。その理由について同部は、韓国天文研究院の電子光学監視ネットワークで確認した結果、残骸が3~4秒で1回転しながら落下したため当初の予想より早く落下したと説明した。
残骸は中国が4月29日に打ち上げた長征5号Bの基幹部分で、全長31メートル、重さは約20トン。地表に落下する恐れも指摘されていた。海外メディアによると、大気圏に再突入する際に大部分が燃え尽き、一部がインド洋に落下した。人的被害は報告されていない。