ＩＯＣの関係者が
『何がなんでも東京五輪２０２０は開催する』発言が
飛び交う中。
具体的に、
どのような形で実施するのか。
大会開幕まで
２ヶ月を切った今になって
ようやく
その全貌がおぼろげながら見えてきました。
……ということで、
東京五輪２０２０での
防疫体制詳細を報じている
ニュース記事が出ていたので
ブックマークを付けてみました。
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これによると、
具体的な詳細は
豪州で行われた
テニス全豪オープンと
ほぼそっくりですね。
あれが
新型コロナ感染拡大によるロックダウン下において
イベントを中止せず
最後までやりきった国際スポーツ大会なので。
それと同じ防疫措置であれば、
緊急事態宣言発出下でも開催可能、
という決断の根拠になっているのでしょう。
ただ、
この大会、
現地オーストラリア国民にとっては
不評だったようで。
開催を支持していた声がある一方で、
大会に参加する選手やマスコミ関係者に特別待遇の
特例を認める一方で
オーストラリア国民は、
厳しい行動制限を付けられて
自由を奪われるという結果。
なぜ、
大会開催のために国民が我慢しなければならないのか。
という、
不満の声が噴出していました。
おそらく
東京五輪２０２０が開催された場合、
日本でも
同様の状況になるだろう、とは
予想に難くありません。
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あと
もう一つの問題としては。
先に挙げた
今年、
豪州で開催された
テニス全豪オープン。
これは
開催地オーストラリアでの
新型コロナ感染拡大に伴い、
『無観客』で行われました。
果たして、
東京五輪２０２０で
それと同じ事が出来るのかどうか。
ＩＯＣは
今のところ
公式に無観客試合での開催は認めていないんですよねぇ。
『検討している』みたいな発言は
何度か出ているのですが……
『感染状況によっては当然有り得る』と
いまだに明言されていない点からして。
豪州で開催された
テニス全豪オープンのように
即座に
『無観客』との決定、実施が出来るとは
思えません。
そうなると……
感染対策、防疫体制は
形を真似ただけで
内実は
骨抜きのグダグダ。
現場で
実効性にないものと成り下がる
可能性が高いですね。
五輪「バブル方式」で感染防止 海外報道陣、市中取材も禁止 徹底課題に
７月２３日の東京五輪の開幕まで２カ月を切る中、開催に不安が高まっている。新型コロナウイルス対策が十分周知されていないことも一因で、大会組織委員会などは、選手だけでなく海外の報道陣も含め一般人との接触を避ける「バブル方式」で国内に感染を広げない措置を講じるが、徹底が課題となる。
４月２８日公表の大会の感染対策「プレーブック」第２版によると、選手らは出国する９６時間以内に２度の検査を義務付け、陰性証明書の提出を求める。選手村に入る際に加え、滞在中は毎日検査を実施。移動は空港到着時から公共交通機関の利用を禁じ、専用車両を使う。
事前に提出する活動計画に記したもの以外は選手村などからの外出を認めない。観光や選手村外の飲食店を訪れることはできない。各国の要人ですら、自国選手との接触を含めた活動制限を検討している。
海外から大会に合わせて訪日する報道陣にも厳しい規制をかける。入国前から宿泊先のホテルに到着するまでは、選手と同様の検査数を義務付ける。公共交通機関の利用も禁じ、宿泊先は組織委が一棟やフロアごと貸し切った施設に限り、警備会社などの協力を得ながら、出入りを管理する仕組みを検討している。
行動計画で申告し、許可されたもの以外は宿泊先からの外出を許さず、市中での取材も認めない。食事もホテルのルームサービスやデリバリーなどを使う。街中の飲食店も利用不可だ。
サッカーの１次リーグなど、東京以外で行われる競技の取材では、組織委が指定する新幹線や飛行機での移動を認める。他の乗客と間隔をあけるなど、特別の感染対策を施すという。
