いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
399人でした。
そのうちわけは
市中感染者が360人、
海外からの流入組が39人。
でした。
さらに
市中感染者のうち
首都圏で確認されたのが246人。
首都圏が市中感染全体に占める割合は
68%でした。
この数字、
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比0.82倍(先週485人
市中感染で前週比0.79倍(先週454人
首都圏で前週比0.79倍(先週310人
という結果です。
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前週は大きく上ブレして
今週は大きく下ブレして。
1日の感染者報告数が
400人を割る、という結果。
かなり
グラグラと揺れ動いています。
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こういう時って、
2通りの展開が予想できて。
一つは
市中感染が急激に拡大している状況で、
小規模集団感染クラスターが散発している状態。
感染源をきちんと補足できなくて、
クラスター発生を見つけた時だけ、
数字が跳ね上がります。
もう一つは、
逆に
市中感染が急速に減退、
感染者の総数、感染源そのものが小さくなっているので、
たまに
発生する集団感染クラスターが見つかったときだけ
数字が跳ね上がる、
という状況。
で、
今回はどちらなのか、と考えると……
韓国では
ざっとここ数ヶ月ほど
大きな集団感染クラスターの報告は出てませんし。
そうなると
後者なのかな。
韓国の新規コロナ感染者399人 2カ月半ぶり400人下回る
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から399人増え、累計14万8273人になったと発表した。市中感染が360人、海外からの入国者の感染が39人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(452人)より53人少なく、3月29日(382人)以来77日ぶりに300人台に下がった。ただ週末に検査件数が減少した影響による一時的なもので、週の半ばからは再び増加する可能性が高い。
1人の感染者が何人に感染させるかを示す実効再生産数が、感染拡大が懸念される「1」を再び上回った上、そろそろ夏休みシーズンを迎えることもあり、防疫当局は警戒を強めている。
新たに確認された市中感染者360人を地域別にみると、ソウル市が120人、京畿道が113人、仁川市が13人で、首都圏が計246人と全体の68.3%を占めた。
首都圏以外の地域では、忠清北道が23人、大邱市が19人、慶尚南道が13人、釜山市と大田市、江原道がそれぞれ10人、済州道が9人、忠清南道が7人、全羅南道と慶尚北道とそれぞれ4人、光州市が3人、全羅北道が2人だった。
これまでに発生したクラスター(感染者集団)のうち、大田市のカラオケボックス、慶尚南道昌寧郡の飲食店にそれぞれ関係する感染者の確認が相次いでいる。また各地で、知人同士の集まりや職場、遊興施設を中心にした新たな感染事例が報告された。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは39人だった。このうち16人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの23人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から3人増えて計1988人となった。韓国国内の平均致死率は1.34%。重篤・重症患者は7人増え、153人となっている。
13日の検査件数は1万2590件で、前の日に比べて218件多かった。金曜日だった11日に比べると1万6881件少ない。