今日は、
朝から
『日立製作所のCMソング』……この木なんの木気になる木、
と。
『魔法使いサリー』の主題歌、
と。
『北の宿から』
と。
テレビで
何度も聞きました。
昭和を代表するメロディーと歌謡曲と。
私みたいな
アラフィー親父には
まさに
青春ど真ん中で
耳にしたメロディーばかり。
それが
また一つ
歴史になってしましました。
・
・
・
自分の知っている世界が
一つ
また一つと消えていくのを
見るのは。
なんとも、
寂しいかぎりです……
作曲家の小林亜星さん死去、88歳…「北の宿から」
多くのCM音楽やアニメソングを手がけ、都はるみさんのヒット曲「北の宿から」などでも知られる作曲家の小林亜星(こばやし・あせい)さんが、5月30日、心不全で死去した。88歳だった。告別式は近親者で済ませた。
小林さんのマネジャーによると、前日までは元気だったが、30日早朝に自宅で転んで東京都内の病院に救急搬送され、病院で死亡が確認された。
東京都出身。子どもの頃から音楽に親しみ、慶応大在学中には米軍関連のクラブでビブラフォンを演奏した。卒業後、放送関係の仕事をしていた作曲家の服部正さんに師事。1961年のレナウンのCM音楽「ワンサカ娘」が評判となり、一躍人気作曲家に。テレビメディアの成長期に、リズミカルで親しみやすいメロディーがお茶の間で愛された。
代表作は、CM音楽が「この木 なんの木 気になる木」と歌う「日立の樹」、子供向けの歌は「ピンポンパン体操」、アニメソングの「ひみつのアッコちゃん」など。76年には都はるみさんに提供した「北の宿から」が日本レコード大賞に輝いた。
大柄でユーモラスなキャラクターを生かし俳優、タレントとしても活躍。74年にはテレビドラマ「寺内貫太郎一家」で、頑固オヤジ役を演じ話題となった。2002年のNHK連続テレビ小説「さくら」などにも出演。クイズ番組「クイズヒントでピント」では、さえた回答で周囲をうならせた。
同じ昭和一けた生まれの野坂昭如さん、永六輔さんと「世直しトリオ」を名乗って、歌や文章などで社会にもの申す活動も行った。15年に日本レコード大賞功労賞。