kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

解説が出てました…… ―― フロリダ集合住宅崩落、工事と地盤沈下指摘の声も

私的に気になっている
アメリカ・フロリダ・マイアミの
マンション崩落事故について。
事故原因を推測して
解説している
ニュース記事を見つけたので
ブックマークを付けてみました。



今回
ブックマークをつけた記事は
外信・AFPの記事です。
事故を起こした
建物を撮影した
衛星写真の解析して
年2ミリ程度の沈降を起こしていた
事実を突き止め、
それが建物にどういう影響を与えていくのか
を説明し。
事故に繋がった可能性を
推測しています。
要は、
沈降が場所ごとにムラがあった場合、
建物の場所毎で
高さがズレてきてしまうわけで。
そうなると
つなぎ目に負荷が掛かって
そこから
ヒビ割れが発生。
建物の強度がどんどん下がっていきます。
それが
年月を経て積み重なって
ついに
今回の崩落に至ったのではないか。
という具合に
記事の中では
専門家が
事故原因を推測しています。



これについて
私なりの推測も書いてみると、
建物の崩落の瞬間を撮影した動画、
それから
事故前の建物の写真、
など
建物に関する映像をいくつか見ていくと。
どうも
この建物は
南北の対角線上に
柱となるコアブロックが存在していて。
ここをつなぐ形で、
中央棟が
『層状』に建造されていた。
そういう構造に見えるんですよね。
つまり、
中央棟に見えた部分は、
中廊下として
南北棟に
板を繋げていただけで。
それで
重量を支えていたのは
南北棟の部分。
そして
この
南北棟の間で
地盤沈下の差が出ていて
高さにズレが出来てしまっていた。
仮に
今回
倒壊した南側の沈降がとくに激しかった場合、
そうなると、
中央棟は、
ただ南北に繋がっているだけですから。
この
つなぎ目が水平ではなくて、
どんどん南側に傾いてくるわけです。
そして
傾きが下がっている方に
負荷が集中します。
それで、
集中した負荷に耐えられなくなって、
ずっと圧迫され続けた部分の構造物が破裂。
繋がっている部分が
ちぎれてしまうわけです。
水平に繋がっている板が
片側に傾いていくことで、
繋がりを維持できなくなって
重みが集中した部分がちぎれて
外れてしまうわけですね。
そうなると
南北に渡していただけの板の片側が
重量を支える部分を失って
将棋倒しのように
一気に倒れていきます。
おそらく
中央部分は
このようにして壊れたのではないか、
と。
崩落の瞬間の映像を見ていると
そんな風に見えるのですよねぇ。
そして、
中央部分の層になっている構造部分が
下側に外れて抜ける瞬間、
沈降が激しかった
南側の建物も、
ちぎれた床の動きに引っ張られて
斜め下側へ引きずられますから。
この勢いに
耐えきれず。
さらには
ちぎれた部分の崩壊が
南側の建物の壁と床へも
拡大して
続けて崩落してしまった。
と。
平屋とか2階建てとかなら
まだなんとかなっても
12階建てとなると。
建物自体の重量が相当な重みになりますから。
支えを失って
一気に
崩壊してしまったんでしょうねぇ……

 

www.afpbb.com 

フロリダ集合住宅崩落、工事と地盤沈下指摘の声も

【6月26日 AFP】米フロリダ州で24日に12階建ての集合住宅の一部が崩落した事故の原因を解明する調査が進められているが、主な原因として、安全性の審査に先立って工事が行われていたことと、建物が立っている場所で地盤沈下が確認されていたことの二つが挙げられている。
 1981年に建設された集合住宅「チャンプレイン・タワーズ・サウス(Champlain Towers South)」は、マイアミデード(Miami-Dade)郡の安全規制に従って今年、検査を受けることになっており、その一環で屋上の工事が行われていた。
 郡の職員らは、この集合住宅で工事が行われていたことは認めたが、南棟が崩落し、55戸に当たる部分ががれきと化した事故との因果関係を示すものではないと強調した。
 だが、ここに来て注目されているのは、米フロリダ国際大学(Florida International University)のシモン・ウドウィンスキ(Shimon Wdowinski)教授(環境学)が主導した研究だ。人工衛星のレーダーによる解析データに基づいて行われた同氏の研究は、1993年から1999年の間にこの場所で地盤沈下の兆候があったとしている。
 ウドウィンスキ氏は、集合住宅が1990年代に動いたことが確認されたとして、「非常にわずかで年に2ミリ程度だが、それでも人工衛星には検知される」と説明。今回発生したのは、地面の陥没というよりは地盤沈下の「ゆっくりとしたプロセス」だと米CNNに述べている。
 フロリダ国際大学はウェブサイト上で、「地盤沈下だけでは、建物の倒壊には至らない可能性が高い」と注記している。
 一方、ニューヨークのコロンビア大学(Columbia University)教授でコンサルティングエンジニアでもあるマシス・レビー(Matthys Levy)氏は米紙USAトゥデー(USA Today)に対し、検出された地盤沈下がわずかでも、影響を及ぼし得ると述べている。
 レビー氏は、「1ミリは小さな数字に思えるかもしれないが、長年積み重なると大きな数字になる」と話し、建物の一部がまだ立っていることが重大な意味を持ち得ると指摘。
 建物の一部の土台はしっかりしていて、他の部分がそうではない場合、床スラブ(建築物などに用いる厚い床板)にゆがみが生じ、「突然、亀裂が入り、割れて崩壊してしまう」と説明した。
 その結果、2001年9月11日にニューヨークで発生した米同時多発攻撃のように、進行性崩壊と呼ばれる事態に陥る可能性がある。
 米メディアはこれ以外にも、2015年に区分所有者の一人が裁判を起こし、集合住宅の管理者が外壁のメンテナンスを怠ったため、水漏れやひび割れが起きたと訴えていたと報じている。