kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

まだ続いているこの話題 ―― 八街市長「財源限られ、対策届かず」現場、5年前から危険と認識

なんというか、
事故の詳細、
とくに
飲酒運転の危険性を
国民に
もっと強く意識してもらうために
あれこれ論じるのは
意味があるとおもいますけど……
今のメディアは
実現不可能な『解決策』を
無責任に振りかざして
行政を攻撃するネタにしているだけ、
という……
ある意味、
フェイクニュース』で
国民を扇動している、
と言ってもいい暴挙、
一種の
『メディアレイプ』を続けているので、
うんざりしています。



今回の事故現場について
NHKが
昨夜放映していたニュースの中で
専門家に意見をきちんと求めて
それを報道していました。
ようやく
まともなニュース報道が出てきたな、
という印象です。
そこで
専門家がハッキリ断言していましたけど、
現場写真の道幅を見て
『これはガードレールを設置するには
 道幅が狭すぎる』

事実上ガードレールの設置は無理だ、
と言及して
改善案として
バンプ』=道路の一部に意図的に設置された『コブ』

現場の市道に設置して
通行する自動車の速度を低下させる、
という方法を提示していました。
これは
暴走族対策などでよく用いられる手法で、
道路に
小さな『コブ』……山部分作って、
高速で通過すると
ギャップで車体が跳ね上がり、
それこそ舌を噛みそうな勢いで着地する状態になって
まともな運転を維持できなくなります。
そういう物を
道路の一部に設置することで、
強制的に加速を不可能にして
高速通過を不可能にする、
という手法です。
専門家は
現場の道路状況にあわせて現実的な改善策を模索すると、
そういう形になる、と答えています。



とまあ、
ようやく
NHKなりからまともな解説が出てきて
ホッとした一方で。
いまだに
感情的な改善策だけを
声高に主張しつづけているメディアの数が
圧倒的に多くて。
こういう
マスゴミ』としか言いようがない姿勢の集団には
ほんとうにウンザリします。
メディアが
事故現場の問題点を指摘するのは
良いのですが、
現場の状況を無視して
国民にでたらめな情報を提示して
扇動するのは
やめてほしいですね。



私の近所にも
似たような事例があるので
この件は
他人事とは思えなくて
しつこく書いているのですよ……
事故現場になった市道を見ると、
住宅地を抜けた先で畑の中を通っていて、
道幅が
2車線ギリギリです。
ここにガードレールと歩道帯のスペースを作ろうとしたら、
どうなるか。
1車線に減らした上でガードレールと歩道スペースを確保する、
もしくは、
ガードレールと歩道を設置する分だけ
道路を拡幅するしかありません。
これは
現実問題として
とても実現が難しいんですよ。
1車線にしてガードレール&歩道を設置した場合、
車が
確実すれ違い出来なくなります。
片側がガードレールで覆われるので
1.5車線になっただけでも車が退避不可能になりますので。
1台しか通過できなくなります。
そうなると、
この市道に面していた
住宅地からの移動は大変不便になります。
対向車がきたら通れなくなる道路になるのですから、
常に
一方通行でグルーッと大回りして
自分の家に出入りしなければなりません。
道路を拡幅して
ガードレールを設置する場合には
さらに面倒です。
市道に面している住人に
『ガードレールと歩道を設置する土地を提供してください』
という交渉から始まります。
それも
ひとりふたり、ではなく。
市道に面した住人全員が土地を売却しないと、
ガードレールと歩道が
まもとに繋がった状態で設置できません。
こうなるともう、
10年程度でどうにかなる話ではなくて、
20年かかって
30年かっても、
いまだに完成しない。
そういう壮大な事業になります。



私の近所には
そういう道路が
山ほど
廃墟のように広がっていますよ。
現地住人の
生活事情を無視して
実現困難な要望を
ゴリ押しした結果。
どうにもならなくなって
とりあえず
出来るところだけ作りました……みたいな
作りかけの出来損ない空き地(泣
そんな
空き地を
毎日見て生活していますので、
今回みたいな
メディアの無責任な言動を見ると、
本当に
腹が立ちます。

 

 

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八街市長「財源限られ、対策届かず」 現場、5年前から危険と認識―千葉児童死傷

 千葉県八街市で下校中の小学生の列に大型トラックが突っ込み、児童5人が死傷した事故を受け、北村新司市長らが30日、記者会見し、事故現場の対策について「財源が限られた中で、大変申し訳ないが十分な措置ができなかった」と釈明した。市は今後、通学路の危険箇所を見直し、速度規制を県警に要望する。ガードレールの早期設置は難しいため、車道外側に早急に線を引くなどの対策も進める。
 北村市長は「飲酒運転であれば絶対に許されない」と非難。現場について「車両が増えたと最近聞いた。(対策を)検討しないといけないと思っていた」と話した。
 同席した市教育委員会の加曽利佳信教育長は、市教委が2016年度から、事故現場を道路の狭さなどから危険と認識していたと説明。「看板の設置などはしたが、ガードレールの設置まで至らず、痛恨の極みだ」と語った。
 市によると、児童が事故に遭った市立朝陽小のPTAと、近隣の八街北中PTAの会長が08~11年度に毎年連名で、現場の市道にガードレールを設置するよう市に要望していた。市はこの日、要望が14年度ではなかったと訂正した。
 要望に対し、市は「用地買収、建物移転などから多額の費用を要し、非常に難しい」と回答していた。担当者は「ガードレールの設置は、他の事業を優先して先送りされ、検討していなかったのが事実」と話した。
 同市では16年11月にも、国道を走っていたトラックが朝陽小児童の列に突っ込み、4人が重軽傷を負う事故が発生している。北村市長は「ドライバーへの交通安全の実施や、登下校時の安全対策の注意点などを指導してきた。本当に残念だ」と悔しさをにじませた。