いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
1930人。
そのうちわけは
市中感染者が1860人、
さらに
海外からの流入組が70人。
という具合です。
この数字を
1週間前と比べてみますと。
韓国全体で前週比1.06倍(先週1823人
市中感染で前週比1.06倍(先週1762人
という結果です。
そして、
首都圏の感染者報告数は
先週分と今回と
集計が見つけられなかったので
今回は無しです。
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さてさて
ここ最近ずっと
タイトルに付けている
『てっぺん向かって通過中』の言葉ですが、
これは
韓国における
新型コロナの感染拡大状況が、
いまだに
ピークを迎えていなくて。
むしろ
さらに勢いが加速しそうな状況を指して
それを
的確に表現する
言葉にまとめたみた。
と、
そんな趣旨で
この言葉を使っていたのですが……
この
現状認識、
韓国の感染拡大が
いまだにピーク予想が立たない状況、
つまり、
先の見通しが立たない状況だ、
という認識。
これは
韓国政府防疫当局の中の人達も
同様だったみたいでw
ここへ来て
急遽
緊急声明らしきコメントを出してきましたw
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ただ、
コメントを出しただけで
防疫措置を強化するとか、
そういう
現状を変えるための施策は
何も出ていませんw
個人的な
お願いベースの防疫対策が
いくつか提示されただけです。
この辺の対応は、
日本のそれに近いんですけど。
日本は
いまそれで
ほぼ『手詰まり』になってしまって。
法律改正してでも、
一段と、
いや五段くらい強力な措置、
私権制限を盛り込んだ防疫措置を実施できるように
環境を整えなければ
この先の
感染拡大は止められないのでは。
という状況に追い込まれていて。
そんな
日本の防疫体制を
いまさら
真似するような対策だしてきても。
手遅れになるだけだろ、と思ったりw
チグハグな感じが強くなってきましたねw
韓国の新規コロナ感染者1930人 3日連続1900人台
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は14日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から1930人増え、累計22万2111人になったと発表した。市中感染が1860人、海外からの入国者の感染が70人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(1990人)より60人少ないが、3日連続で1900人を超えた。初めて2000人を超えた今月11日(2222人)よりは292人少ないが、1週間前(7日発表、1823人)に比べると107人多く、感染拡大の勢いは衰えていない。
韓国・ソウル駅前に設置されている新型コロナウイルスの臨時検査所。順番を待つ市民の長い列ができている=14日、ソウル(聯合ニュース)
感染が全国的な広がりを見せる中、14~16日は光復節(15日、日本による植民地支配からの解放記念日)連休で人の移動が増え、さらに感染が拡大する可能性が高まっている。
政府は新型コロナの感染防止策「社会的距離の確保」(首都圏は最も高い第4段階、首都圏以外の地域は原則第3段階)に加え、追加の対策を検討しているが、流行の「第4波」が当面続くとの見方が優勢だ。
新たに確認された市中感染者1860人を地域別にみると、京畿道が560人、ソウル市が510人、仁川市が76人で、首都圏が計1146人と全体の61.6%を占めた。4日連続で1000人を上回った。
首都圏以外の地域では、釜山市が150人、慶尚南道が101人、大邱市が79人、忠清南道が57人、済州道が55人、慶尚北道が52人、忠清北道が42人、大田市が40人、江原道が39人、全羅南道が27人、蔚山市が26人、全羅北道が20人、光州市が16人、世宗市が10人の計714人で全体の38.4%を占めた。700人を超えるのは4日連続。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは70人だった。このうち24人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの46人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から4人増えて計2148人となった。韓国国内の平均致死率は0.97%。重篤・重症患者は前日から17人増の386人で、15日連続で300人を上回った。
13日の検査件数は5万1314件で、前の日より389件多かった。臨時検査所での検査件数は11万7005件だった。
韓国、コロナ新規感染者2000人も「まだピークでない」
韓国国内で連日2000人前後の新型コロナ新規感染者が出ている中、当局が「まだピークではない」という見方を示した。また「増幅要因が出てくれば2000人から患者はさらに急速に増加することもある」と話した。
13日の疾病管理庁中央防疫対策本部のブリーフィングで鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は現在の感染拡大傾向について「数日間ずっと1900人前後の感染者が出ている状況」とし「まだピークとは見なし難いというのが専門家らの意見」と述べた。
鄭庁長は「社会的距離の強化で幾何級数的な急増は防いだ」と評価した。英国、イスラエル、米国などではデルタ株が広がり感染者が多ければ10倍以上に増加したが、韓国は第4波前の500-600人程度から1900人前後へと3倍ほど増加したという点を根拠に挙げた。鄭庁長は「社会的距離と国民の参加が大きく寄与した」と評価した。
しかし「2000人前後の新規感染者発生が続けば、重症患者の増加で医療対応体系の負担が加重する」とし「新型コロナだけでなく一般重症患者の診療にも影響を及ぼすため、これ以上の拡大を防ぐことが重要だ」と伝えた。
鄭庁長は「あまりにも長い間、500-600人、1000人、1500人程度の患者が発生した状況であり、地域社会に潜在する無症状・軽症感染者がかなりいる」とし「その人たちによる流行がある程度進行するはずで、流行が統制されるまでには相当な時間がかかるかもしれない」と説明した。
続いて「ほかの増幅要因が出てくれば流行規模が2000人からさらに急速に増加することもある」とし「急激な大規模流行を統制することが急がれる。距離維持とマスク着用、予防接種をお願いする」と強調した。
鄭庁長は危険要因に二つを挙げた。一つはデルタ株だ。鄭庁長は「最も大きな変数はデルタ株が広がっている状況」とし「ウイルス分泌量が多くて伝染力が2、3倍高く、ウイルスに露出してからウイルスを排出するのにかかる時間が3日程度で、感染周期が短くなる状況」と診断した。
また「感染再生産指数が5を超え、1人が5人ほど感染させると知られている」とし「デルタ株の高い伝染力、速い伝播が最も大きな危険要因であり、過去3回の流行より統制がはるかに難しいウイルス」と伝えた。
もう一つは夏休みを迎えて接触と移動量が増えたことだ。鄭庁長は「デルタ株は初期に症状がほとんどないため誰が感染者かが分かりにくく、発病する前から高い伝染力を持っている」とし「接触と移動量が増えるのが危険な変数」と指摘した。続いて「地域社会に確認されていない感染者がかなりいる状況」とし「いつどこでも接触は感染の危険がある。同居家族以外の接触は当分は自制してほしい」と強調した。
鄭庁長は「特に今回の光復節(8月15日)連休に集まりや移動などでデルタウイルスが伝播して増幅すれば、大規模な流行に進行する危険が非常に大きい」とし「安全に家族と家で過ごしてほしい。旅行をした後には積極的に検査を受けてほしい」と呼びかけた。