この方、
現実を引退して。
その後、
表舞台からも去って
かなり経ちましたけど。
まさか、
こんな形で
訃報に接するとは
思っていませんでした。
・
・
・
新型コロナの感染拡大が
毎日
過去最多記録更新、
続伸続きで
とどまるところナシの
激しい現状では、
当然
確率的に
どこかの誰かの身の上に
このような不幸が降りかかることは
毎日のニュースで
数字として
伝えられているわけですが。
こうして、
著名な方の名前入りで伝えられると、
やはり
身につまされる、と言いますか。
心に刺さりますねぇ……(涙
・
・
・
この方は、
サブカル界にとっての大恩人、でして。
役者として知られた方ですから
芸能方面の経歴ばかり
取り上げられるのですけど。
今の
特撮、戦隊もの、仮面ライダーシリーズ、
ほかにも
マンガ原作の2.5次元舞台とか。
それらを
支えている
スタント俳優、
というよりも
『アクション俳優』と言った方が通るのかな。
殺陣が出来る役者たちは
アクション俳優やスタントマンの育成に特化した
一大専門プロダクション、
として
この方が設立した、
ジャパンアクションクラブ(JAC)の存在抜きでは
成り立ちません。
この方の
この功績が無ければ。
現代日本のサブカル界において、
実写、演劇方面のコンテンツは
ごっそり
無くなっていてもおかしくない、と
言えるくらい
時代劇とかも含めて
殺陣が入る、
あらゆるコンテンツに人材を供給してます。
・
・
・
業界人としては
この点について
あまり大きく
取り上げられないのが、
とても残念です。
業界人にとっては、
この方が出演した作品とか、
役者としての活動よりも。
この方が造った
プロダクションのおかげで
その後に生まれた
多くの作品の基盤が出来て、
今の
発展に繋がっているのが
事ある毎に
実感させられて。
本当に
感謝の言葉しかありません。
・
・
・
長い間
ありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。
俳優・千葉真一さん死去、コロナ感染で入院…82歳
日本のアクション俳優の草分けとして映画やテレビドラマで活躍した俳優の千葉真一(ちば・しんいち、本名・前田禎穂=まえだ・さだほ)さんが19日、肺炎で死去した。82歳だった。
所属事務所によると、千葉さんは、新型コロナウイルスに感染して8日から千葉県内の病院に入院していたが、肺炎が悪化して酸素吸入を続けていた。
福岡市出身。日本体育大で学んだ。1959年、東映ニューフェイスに合格した。特撮作品「新 七色仮面」に出演。その後、ドラマ「キイハンター」や「服部半蔵 影の軍団」で人気を集めた。映画「仁義なき戦い 広島死闘篇」「激突!殺人拳」「柳生一族の陰謀」「戦国自衛隊」「魔界転生」などに出演し、ダイナミックで野性味あふれる演技を見せた。90年「リメインズ 美しき勇者たち」では監督も務めた。海外でも「サニー・チバ」として人気を博し、米映画「キル・ビル」に出演した。
アクション俳優やスタントマンの育成にも尽力し、ジャパンアクションクラブ(JAC)を設立。真田広之さん、志穂美悦子さんらを輩出した。
2017年に死去した女優の野際陽子さんは元妻。娘の真瀬樹里さんも女優。再婚後に生まれた息子の 新田真剣佑(あらたまけんゆう)さん、 眞栄田郷敦(まえだごうどん )さんも俳優として活躍している。